使い方いろいろ【冷凍きのこパック】を作ってみよう
出典:photoAC
時短調理の強い味方、常備菜。ついつい多めに作ってしまい、家族から「また、これか…」と不評だったり、食べ切ることを義務に感じてしまったり、なんてことはありませんか?そんなあなたには、「冷凍きのこパック」がおすすめ。今日は、簡単でアレンジも自由自在な「冷凍きのこパック」のまめ得をお伝えします。
きのこを冷凍するメリット 3つ
出典:筆者にて撮影(きのこ)
きのこを冷凍で保存することにはメリットが3つあります。
【メリット1】うまみや栄養が増える
冷凍すると水分が膨張し、細胞壁が壊れます。この壊れた細胞壁からうまみや栄養素が染み出すので、ふつうに食べるよりも、美味しさも栄養もUPします。
【メリット2】日持ちする
そのままだと、3~4日もすれば、萎びてくるきのこ。これはきのこに水分が多く含まれるため。冷凍すれば、1ヶ月はおいしく食べることができます。
【メリット3】節約になる
安売りのときにたっぷり買って、冷凍しておけば節約になります。
冷凍きのこパックの作り方
冷凍きのこパックの作り方はとてもシンプル。きのこの種類ごとに分けるのもいいですが、筆者はいろいろな種類を一緒に入れ、自家製のきのこミックスを作ることが多いです。
①洗わず、使いやすい大きさに切る
出典:筆者にて撮影(使いやすい大きさに切ったきのこ)
きのこの風味を残すため、洗わずに調理してください。ゴミなどが気になる場合は手で取りましょう。石づきなどもこのときに切り落としてください。
②チャック付き保存袋に入れて冷凍
出典:筆者にて撮影(チャック付き保存袋にきのこを入れる)
③完成
出典:筆者にて撮影(完成した冷凍きのこパック)
あまり長く保存すると、霜やニオイがついたりし、風味が損なわれます。1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
冷凍きのこの使い方
出典:筆者にて撮影(冷凍きのこパックを使った炊き込みご飯)
冷凍きのこは解凍すると、水分と一緒にせっかくのうまみ成分も流れ出してしまいます。解凍せずそのまま調理しましょう。そのままフライパンや鍋に入れて大丈夫なので、手軽に使うことができますよ。筆者はよく、お味噌汁や中華風スープの具材、マリネや炊き込ご飯などに使っています。
使いやすい大きさに切ってあるので、鍋にそのままダイレクトに入れることができ、調理時間の時短にもなります。積極的に活用すると便利ですよ。
まとめ
「常備菜」と聞くとなんだかハードルがとても高いように感じませんか?でも、きのこを切って冷凍するだけなら気軽に始められます。冷凍庫にお味噌汁の具材がひとつあるだけでも、料理するときの気持ちがちょっと楽になりますよ。「冷凍きのこパック」にはメリットがたくさん!ぜひ一度お試しください。