ねずみ被害増加?ねずみ被害対策アイテムや駆除サービス紹介
出典:photoAC
ねずみの被害は過去のもので、現代においてねずみが発生する箇所はごく僅かだと考えている方は多いでしょう。
しかし昨今はねずみによる被害が増えており、自宅にねずみが出たと悩む方もいます。ねずみは人口の増加に伴い、数を増やしていくとされています。
とくに人口の多い都心部であれば、ねずみの被害は非常に身近なものといえるでしょう。
そこで本記事ではねずみの被害の状況とねずみの生態、駆除方法を紹介します。
ねずみを放置した場合のリスク、プロに駆除を依頼するメリットについてもあわせて解説するので、ねずみの被害にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
【2023年】ねずみの被害が拡大
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現代においてねずみの被害は大きく減少していると思われがちですが、2023年はねずみによる被害が増加しています。
ここでは現代におけるねずみの被害について、次のポイントから状況と原因を解説します。
- ねずみの被害ランキングでは東京都が1位
- ねずみの被害が増えている原因
ねずみの被害を防ぐために、ぜひチェックしてみてください。
ねずみの被害ランキングでは東京都が1位
害虫駆除事業をおこなうホームレスキュー株式会社の調査によると、ねずみの被害ランキングにおいて東京都はトップです。
同調査では、実際に都内には少なくとも25万匹のねずみが生息しているとされています。
また同調査では2位が大阪府、3位が神奈川県と続いており、人口の多いエリアではねずみの被害が多いとわかりました。
ねずみははるか昔より人間の暮らす場所に生息するとされ、人口が増えるほどねずみも増えるといわれています。
そのためとくに人口が密集しているエリアでは、ねずみの被害が起こる可能性は高いでしょう。
また食べ物が豊富にあることから、飲食街でのねずみの被害は顕著です。
コロナ禍で飲食店の営業時間が短縮されたことによりねずみの被害も減りましたが、制限解除で再びねずみが増えると見込まれています。
ねずみの被害が増えている原因
現代においてねずみの被害が増えている原因には、次のものがあります。
- 飲食店が豊富にあるから
- 季節を問わず屋内には過ごしやすい環境があるから
- 隠れられる隙間が多数あるから
飽食の時代とも呼ばれる現在、多くの街には飲食店があり、都心には飲食店街も複数あります。
ねずみは飢えに弱く、毎日食べ物を必要とするため、食べ物が豊富にある飲食店エリアにはねずみが住みつきやすいとされています。
また家のなかにも食品が多数あることから、ねずみが侵入しやすい環境が整っているといえるでしょう。
さらに豊かな現代では多くの家や施設には空調設備があり、季節を問わず一定の室温が保たれています。
ねずみは暖かい環境を好むことから、冬場は暖房の効いた人間の家に住み着く傾向があります。
【種類別】ねずみの生態
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ねずみの生態や行動、起こりやすい被害はねずみの種類により異なります。
ここでは、次のねずみの種類とそれぞれの特徴を解説します。
- クマネズミ
- ドブネズミ
- ハツカネズミ
出没しやすい場所や時間もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
クマネズミ
クマネズミは中型のねずみで、耳は大きく尻尾は長めです。
上下運動が得意であり屋根裏に住みつくことが多く、夜間に天井を駆け回るのは主にクマネズミとされています。
クマネズミは警戒心が強く臆病で、人前にはあまり出てきません。
人の通る場所を可能な限り避けて暮らしていることから、駆除も非常に難しい種類といえるでしょう。
人間の住居の温度は一定に保たれているため、主な繁殖時期は夏ですが冬でも繁殖します。
一回の出産で生まれる小ネズミの数は平均5~6匹ほど、生まれてから3~4か月で繁殖できる状態となります。
ドブネズミ
ドブネズミは体長20cm超の大きなネズミです。
名前のとおり湿った場所を好んで暮らし、家のなかでは床下や台所に住んでいます。
上下移動は得意ではなく、都心部では地下を好みます。夜の地下街でねずみを見かけたときは、ドブネズミの可能性が高いでしょう。
ドブネズミの性格は攻撃的で、人を噛むことも少なくありません。
人を恐れないため比較的見かけることは多いものの、警戒が必要なねずみです。
ドブネズミが一回の出産で生む小ネズミの数は平均8~9匹と多めで、安全な場所では一年中繁殖します。
性成熟するまでの期間も2~3か月と早く、家に侵入したあと急速に増える可能性は高いでしょう。
ハツカネズミ
ハツカネズミは、ペットとして飼われることも多い小型のねずみです。
穀物を好むため古くから害獣として知られており、食料が保管されている倉庫や物置、台所に出没します。
乾燥しているところを好み、都心部よりも田園地帯で多くみられます。
近くに田んぼや畑、穀物が保管されている倉庫がある場合には、注意が必要です。
性格は比較的穏やかとされており、人前でも恐れずに姿を見せます。
ハツカネズミは生後1か月程度で繁殖可能な状態に成長し、一回の出産では6~7匹もの小ねずみを生みます。
1年間の出産回数は最大10回程度と非常に多く、急速に増える危険は高いでしょう。
ねずみを自力で駆除する方法
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ねずみが自宅に発生した場合、駆除する主な手順は次のとおりです。
- 家の中でラットサインを探す
- アイテムを仕掛ける
それぞれの手順と注意点について、詳しく確認してみてください。
1:家の中でラットサインを探す
まずは家のなかに、ラットサインがないかどうか確認してみてください。ラットサインは、家にねずみが侵入していたことを示す痕跡です。
主なラットサインには、次のものがあります。
- 壁伝いに黒いシミがある
- 小さい糞が落ちている
- 床に小さく黒い足跡がある
- 壁や柱、コードや家具などに齧られた跡がある
- カサカサ、ガリガリなどの異音がする
ねずみの視力はよくないため、壁沿いに道を歩きます。
侵入してすぐは見えないものの、繰り返し同じルートをねずみが通れば黒いシミもはっきりしてくるでしょう。
壁についた黒いシミの近くに1cm程度の糞が落ちている場合、高確率ですでにねずみが暮らしています。
またねずみの足跡も、重要な痕跡の一つです。
足跡がわかりにくい場合、小麦粉をかけると黒いシミが見えてきます。どこから侵入したかがわかれば、侵入の防止にも効果的でしょう。
そしてねずみはあらゆるものを齧ることから、壁や柱に齧られた跡が残ります。
夜中に何かが走り回るような異音がする部屋にも、ねずみがいる可能性が高いでしょう。
2:アイテムを仕掛ける
ラットサインが確認できたら、ねずみ駆除のために用意したアイテムを仕掛けます。
アイテムはねずみの行動経路に仕掛けると効果的です。ねずみの警戒心は強く、行動経路の外に罠を置いても近づかない可能性があります。
足跡や壁のシミからねずみの通るルート、侵入してきた場所を確定させてアイテムを仕掛けましょう。
アイテムは、できる限り壁伝いに置きましょう。
ねずみは壁伝いに移動するため、毒餌とアイテムを壁の近くに置いておけば罠にかかる可能性が高まります。
ねずみ駆除に効果的なアイテム5種類
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自力でねずみ駆除をおこなう際、とくに効果的なアイテムは次のとおりです。
- 粘着シート
- 捕獲カゴ
- 忌避剤
- 殺鼠剤
- 超音波駆除器
準備が難しいものもありますが、スムーズにねずみ駆除をするためにぜひ用意してみてください。
粘着シート
粘着シートは、強力な粘着力でシートの上に乗ったねずみを捕まえるアイテムです。
ねずみが粘着シートに張り付いた場合、シートごと捨てれば衛生面も安心でしょう。
また粘着シートでは毒や薬剤を使用しないため、子どもやペットのいる家庭でも安心です。
粘着シートは、ねずみが通るルートに複数設置しておきましょう。
ただし多数のねずみがいる場合、粘着シートのみですべてのねずみを捕獲するのは難しいです。
粘着シートでねずみをある程度駆除したにもかかわらず被害が続く場合、ほかのアイテムも使用してみてください。
また猫や犬などのペットが粘着シートを踏んでしまう可能性もあることから、設置場所には十分注意しましょう。
捕獲カゴ
捕獲カゴは、ねずみを餌でおびき寄せて捕まえる設置型のアイテムです。
ねずみが餌を食べようと捕獲カゴのなかに入ると扉が閉まる仕組みで、ねずみを直接触らなくても駆除ができます。
よくねずみが通るルートにまずは数日間、捕獲カゴを設置してみてください。
餌の好みはねずみにより異なるため、ねずみがなかなか捕まらない場合は餌を見直しましょう。
クマネズミやハツカネズミであれば米や小麦などの穀物、ドブネズミであればチーズをはじめとするタンパク質を豊富に含むものがおすすめです。
ただし捕獲カゴを使用する際は、ねずみを直接見る必要があります。
ねずみを直接見て駆除する心理的な負担が大きい場合は、業者への依頼を検討してみてください。
忌避剤
ネズミが自宅に寄りつくのを防ぐ目的であれば、忌避剤の設置がおすすめです。
忌避剤はねずみが好まない匂いを発してねずみの侵入を防ぐアイテムであり、次の3つの形があります。
- スプレー型
- 設置型
- 燻煙剤型
ただし忌避剤の匂いを苦手とする人間やペットは少なくありません。
また強力な燻煙剤型の忌避剤を使用すると、数日間は人間やペットの出入りができなくなります。
強力な忌避剤ほど即効性もありますが、人間が毎日過ごすリビングや台所などのエリアに設置するのは不向きでしょう。
殺鼠剤
家に発生したねずみを直接駆除するなら、殺鼠剤を用意しましょう。
ただしねずみのなかには、一般的な殺鼠剤が効かないスーパーラットと呼ばれる個体が存在します。
スーパーラットには殺鼠剤や毒餌が効かないため、一般的な方法では駆除ができません。
駆除を試みているにもかかわらずねずみが減らない場合、スーパーラットに対応した殺鼠剤を試してみてください。
超音波駆除器
ねずみを直接見ることなく本格的にねずみ駆除をしたい方には、超音波駆除器がピッタリです。
超音波駆除器は、ねずみが嫌う音波を発信してねずみの侵入を防ぐアイテムです。
薬剤を使用しないため、ペットや小さな子どものいる家庭でも安心して使用できます。台所やリビングなど、普段人間が過ごす場所への設置も可能です。
ただし効果が出るまでには1か月以上がかかるとされており、即効性は低めです。
すぐにねずみを減らしたい場合は、超音波駆除器とあわせてほかのアイテムを使用してみてください。
ねずみ駆除が終わったあとに必要な対策
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ねずみ駆除が終わったら、新たなねずみが侵入しないよう対策しておく必要があります。
侵入を予防するための主な対策方法は、次のとおりです。
- ねずみの侵入経路をふさぐ
- エサ対策をする
- 巣材になりそうなものを捨てる
ねずみ対策をおこない、被害を未然に防ぎましょう。
ねずみの侵入経路をふさぐ
まずは家の隙間を確認し、ねずみの侵入経路をふさいでみてください。
侵入経路をふさぎ、現在家にいるねずみを駆除できれば今後のねずみの被害を大きく減らせるでしょう。
しかしねずみの体は非常に小さく、ほんの僅かな隙間でも家に入り込んでしまいます。
まずは足跡やシミ、糞などの痕跡からねずみの行動経路を調べ、侵入ルートを特定してみてください。
侵入箇所となる穴や隙間を見つけたら、金属タワシや小さい金網などで覆いましょう。
ねずみ対策用のパテや板も販売されているため、活用してみてください。家に侵入しにくい環境があれば、ねずみの増加を防げます。
エサ対策をする
多くのねずみは人間の住居にある食べ物を目的として、家に侵入します。
外で暮らすねずみから見て食べやすい位置に餌となる食品があると、ねずみの侵入のきっかけとなるでしょう。
ねずみの侵入を防ぐためには、餌となる食べ物を隠すことが大切です。食品は必ず金属製の容器に入れ、簡単に食べられない状況を作りましょう。
ペットフードや生花も、ねずみは食べてしまいます。
ねずみが出たときは花を飾るのを辞め、ペットフードも容器に入れて保管してみてください。
巣材になりそうなものを捨てる
ねずみの巣材になりそうなものをできる限り捨てましょう。
人間の住処において、ねずみは主に次のものを巣材として使用します。
- 衣類
- ダンボール
- ティッシュペーパー
- 新聞紙
- タオル
- 雑巾
- ビニール袋
布団やタオルケットを放置していると、巣材として使用される可能性があります。
長く使用しない布類、紙類は金属製の容器に入れて、ねずみのいない部屋に隠しましょう。
ねずみ駆除できなかった場合のリスク
出典:photoAC
ねずみを早期に駆除できなかった場合、起こり得るトラブルは次のとおりです。
- ねずみが家に病原菌を持ち込む
- 食品や家具をかじられる
- 火事の原因となる
- イタチやへびが寄りつく
本格的な事故や被害につながるまえに、ねずみ駆除をしておきましょう。
ねずみが家に病原菌を持ち込む
ねずみのもっとも深刻な被害として古くから知られるのは、感染症です。
病原菌を持つねずみがさまざまなところを移動すると、病原菌が広がり人間やペットに被害をもたらします。
ねずみが媒介するとされる病気の例は、次のとおりです。
- サルモネラ症
- ハンタウイルス肺症候群
- ラッサ熱
- レプトスピラ症
- 鼠咬症
ねずみの糞尿にはさまざまな病原菌が含まれており、水や食品を介して感染が起こります。
乳幼児やペットが感染する可能性もあるため、早めの対策が必要です。
家に住み着くねずみが増えるほど、菌を保有するねずみの数も増えて感染が起こるリスクが高まります。
症状が重症化するケースもあるため、ねずみの存在は軽視できません。
食品や家具をかじられる
ねずみは自宅のなかにある食品を狙って侵入してきます。
食材を厳重に隠していても、わずかな隙間から収納場所に入り食べ物を齧るねずみは少なくありません。
感染症のリスクから考えて、少しでもねずみに齧られた食品はそのまま捨てなければいけません。
大量の食品がねずみの被害を受ければ、食費の負担も大きく増加します。
またねずみは、巣を作るために木材をかじる生き物です。人の見ていない隙に木製の家具が齧られ、ダメージを受けることも少なくありません。
家具や布団にねずみの噛み跡や排泄物がある場合、衛生的な問題から廃棄を検討する必要があります。
火事の原因となる
ねずみは家具のみならず電源コードや配線も見境なく齧るため、ねずみをきっかけとして火事が起こるケースもあります。
たとえば屋根裏に発生したねずみがケーブルを噛むと、ケーブルを保護していた絶縁体が剥がれて導線から漏電が起こります。
漏電が起こった場合、近くにねずみの死骸や布類、紙類があると引火して大規模な火事になることも少なくありません。
なお、多くの火災保険においてねずみを原因とする火事は補償の対象外です。
もし火事が起こると家や家財の多くを失う可能性は高いでしょう。
ねずみが発生したときはケーブルの配置を確認し、ケーブル周りの対策を優先させてみてください。
イタチやへびが寄りつく
ねずみが増えると、ねずみを捕食する目的でイタチやへびが寄りつくこともあります。
イタチは雑食性の哺乳動物で、ねずみのほか穀物やパン、野菜や果物などを餌としています。暖かい場所を好むイタチから見て、ねずみのいる人間の住処は理想的な場所です。
イタチは人を襲うこともあるため、もし見かけた場合は早めの対策が必要でしょう。
へびは動物を餌とする肉食の爬虫類です。
ねずみのほか、鳥や爬虫類、魚類なども幅広く餌とします。
日本のへびの多くは毒を持たないことから、家で見かけた場合でも近寄らず放置するのが基本です。
人間が危害をくわえない限り、へびが人間を襲うことは基本的にありません。
ただしハブやマムシなど、毒を持つへびが侵入している場合は専門の業者にすぐ相談しましょう。
ねずみ駆除をプロに任せるメリット3つ
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ねずみは自力でも駆除できますが、プロに任せるほうが安心です。
プロにねずみ駆除を任せるメリットは、主に次の3つです。
- 確実にねずみを駆除する
- プロが駆除後に家を消毒する
- ねずみの被害の再発を防げる
それぞれのメリットを確認し、プロへの依頼を検討してみてください。
確実にねずみを駆除する
ねずみ駆除の経験を豊富に持つプロに依頼すれば、自力で対処するよりもより確実にねずみを駆除できます。
自力でもねずみ駆除はできますが、ねずみがどこに潜んでいるのかを確実に特定するのは困難です。
しかしプロならわずかな痕跡からねずみの侵入経路を突き止め、速やかに対策します。
経験豊富なプロに依頼すれば、短時間で効率的にねずみ駆除ができるでしょう。
プロが駆除後に家を消毒する
多くの業者では、ねずみ駆除と合わせて家の消毒サービスを提供しています。
ねずみは複数の病原菌を保有しており、ねずみ自体がいなくなったとしても雑菌やウイルスが家に残る可能性は十分にあります。
そのためねずみを駆除したあと、部屋を消毒して安心して暮らせる環境を作らなければいけません。
部屋の消毒であれば自力でも挑戦できますが、あくまでも簡易的なものです。
プロは専門の強力な薬剤を使用して本格的に消毒をおこなうため、効果は非常に高いといえるでしょう。
ねずみの被害の再発を防げる
自力でねずみ駆除をおこなう際、駆除できたと思っていてもまだねずみがいる可能性は十分にあります。
すべてのねずみを駆除できていない状態では、またねずみが増え被害が再発するケースもあるでしょう。
一方、プロは今後の被害再発を防ぐ目線で徹底的にねずみ駆除をおこないます。
侵入経路を塞ぐのみならず、今後の被害を防ぐために日頃から気をつけておくべきことも教えてもらえるでしょう。
また駆除後、一定期間の間に再びねずみが出た場合の保証を用意している業者もあります。
ねずみの被害の再発が不安であれば、なるべく長い保証期間を用意している業者を選びましょう。
ねずみ駆除をプロに任せるデメリット2つ
出典:photoAC
ねずみ駆除をプロに任せる際には、次のようなデメリットも発生します。
- 費用がかかる
- まれに悪徳業者がいる
デメリットを回避する方法もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
費用がかかる
ねずみ駆除をプロに依頼するときには、費用が発生します。
プロに依頼する場合はサービス料や人件費などが必要となり、自力で駆除するよりも費用は高くなるでしょう。
自宅のねずみ駆除を業者に依頼した場合の費用相場は、3万円程度から数十万円です。
ねずみが発生している範囲により、金額が大きく変わる点に注意しましょう。
一戸建て住宅丸ごと駆除したい場合、駆除費用は安くても10万円を超えてしまいます。
どのくらいの費用が必要か詳しく知りたい場合は、業者の無料見積もりサービスを使用してみてください。
少しでも費用を抑えたいときは、複数の業者に見積もりを出してもらうとよいでしょう。
まれに悪徳業者がいる
ねずみ駆除をおこなう業者のなかには、少ないながらも悪徳業者がいます。
悪徳業者に依頼をすると、料金を過剰に請求される、ねずみが十分に駆除されず被害が再発するなどのトラブルにつながるでしょう。
安心して依頼できる業者の特徴は、次のとおりです。
- 口コミでの評判が高い
- 追加料金なしの表記がある
- ねずみの被害が再発したときの保証がある
- 再発保証の期間が長い
複数の業者を比較して、料金やサービスの説明に納得できるところを選びましょう。
ねずみ駆除に関するよくある質問
出典:photoAC
ねずみ駆除に関連するよくある質問は、次のとおりです。
- ねずみの天敵は何ですか?
- ねずみが苦手な匂いは何ですか?
- ねずみが昼間に潜んでいる場所とは?
ねずみ駆除のまえに、それぞれの質問と回答を確認しておきましょう。
ねずみの天敵は何ですか?
ねずみの天敵とされている動物は、ネコやキツネ、フクロウやフェレットです。
ペットとして親しまれている動物もいるため、ねずみの被害を予防する目的で飼育に挑戦してみるのもよいでしょう。
しかしペットとして人間の家で長く暮らしている場合、狩りのスキルを磨く機会は基本的にありません。
実際に目の前にねずみが出てきても、うまく捕まえられない可能性は高いでしょう。
そのため天敵のいない安全な場所として、人間の住処にねずみが住み着くケースは非常に多いです。
天敵のいない状況ではねずみの数が急激に増える恐れがあり、早めの対策が必要です。
ねずみが苦手な匂いは何ですか?
ねずみは刺激臭を苦手としており、人間の身近にある匂いのなかでは次のものを嫌います。
- 唐辛子
- ワサビ
- ミント
- ハッカ
- ユーカリ
ゴキブリやムカデもミントやハッカなどのハーブを嫌うため、家の周辺にハーブの香りをつけておくと害虫対策にもなるでしょう。
ねずみが昼間に潜んでいる場所とは?
ねずみは人間と異なる夜行性の動物であり、夜間に食べ物や住処を探して活動します。
そのため昼間、ねずみは基本的に隠れて行動しています。
昼間にねずみが隠れていると考えられる場所は、次のとおりです。
- 台所
- 屋根裏
- 天井裏
- 押入れの奥
- 壁の隙間
ただし警戒心の薄いねずみは昼間でも人前で姿を見せます。
人間の行動にあわせて生活するねずみもおり、昼間でもねずみの被害が発生する可能性はあるでしょう。
まとめ
出典:photoAC
今回は昨今のねずみの被害の実態と家でねずみを駆除する方法、ねずみ駆除をプロに任せるメリットやデメリットなどについて解説しました。
ねずみは人のいるところ、食べ物のあるところに集まり数を増やすとされています。
食べ物が豊富にあり冬でも暖かい人間の住まいは、ねずみから見て理想的な場所です。自宅にねずみが出没した場合は、ねずみが増える前に駆除する必要があるでしょう。
自力でもねずみの駆除は可能ですが、確実にねずみを減らすにはプロへの依頼がおすすめです。
ねずみの被害の再発を防ぐためにも、現在の被害についてはプロに相談してみてください。
※本記事の情報は2024年5月公開時点のものです。
※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。
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