「霙」は何と読む？難読漢字クイズ｜美しい日本語 (76)
出典：筆者作成
お天気に関する漢字には、雨冠（あめかんむり）がつくものが多くあります。暑い夏のあいだは、突然の豪雨とともにやってくる「雷」や「雹」（ひょう）に驚く日もあったのではないでしょうか。
そんな夏が終わり、秋も深まってくると、寒い日には「霜」（しも）が降りたり、お天気が「霙」になることもあるかもしれませんね。さて、この「霙」、雨冠に「英」と書いて、いったい何と読むでしょうか？
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難読漢字クイズ「霙」の答えはこちら。読めましたか？
正解は、霙（みぞれ）でした。
高い空の上では雪だったものが、降ってくる途中でとけかけて、それでも雨にはなりきらずに地表近くにたどりついた場合に、霙（みぞれ）とよびます。「英」には「はなぶさ」という読み方もあるとおり、美しい花という意味があります。
冷たい雨や霙に降られると、身も心も冷え込み、湿っぽくなってしまいがちですが、漢字の由来を思い起こして眺めてみると、少しでも華やかで明るい気持ちになれるかもしれませんね。
