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お彼岸とは?2026年秋の日程・お墓参りの作法・お供えを解説

出典:イラストAC


「暑さ寒さも彼岸まで」――季節の変わり目を告げるこの言葉のように、お彼岸は春と秋の年2回、日本の暮らしに深く根付いた先祖供養の行事です。
お墓参りをして手を合わせ、ご先祖様への感謝を伝えるこの7日間には、どのような意味があるのでしょうか。
本記事では、2026年秋のお彼岸の日程・由来・お墓参りの作法・お供えのマナーまで詳しく解説します。

 

お彼岸とは?――意味と由来

 

「彼岸」とは、煩悩や迷いを超えた悟りの境地を表す仏教用語です。私たちが生きる迷いの世界を「此岸(しがん)」と呼ぶのに対し、その向こう岸にある悟りの世界を「彼岸」と呼びます。

 

仏教では西方に極楽浄土があるとされることから、太陽が真東から昇り真西に沈む春分・秋分の頃は、西方浄土に思いを寄せ、先祖を供養する時期として大切にされてきました。

 

日本のお彼岸の歴史は古く、平安時代初期の806年には、朝廷が諸国の国分寺で春秋の彼岸の期間に経典を読誦させた記録が残っています。
江戸時代には庶民の間に広まり、現在のようなお墓参りの習慣として定着しました。

 

2026年秋のお彼岸 日程

 

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2026年(令和8年)秋のお彼岸は920日(日)〜926日(土)の7日間です(国立天文台「令和8年暦要項」より)。

 

920日(日) 彼岸入り お仏壇を清め、お供えを始める

921日(月) 敬老の日(祝日)

922日(火) 休日(祝日法による休日)

923日(水) 中日(秋分の日・祝日)

924日(木) お参りを続ける

925日(金) 中秋の名月(十五夜)

926日(土) 彼岸明け お供えを下げ片付ける

 

土日休みの場合、919日(土)から5連休となるため、お墓参りの計画が立てやすい年です。
なお925日は中秋の名月と重なるため、お彼岸のお墓参りとお月見を合わせて楽しめる特別な年でもあります。

 

お彼岸とお盆の違い

 

お彼岸とお盆は、いずれも先祖供養の行事ですが、性質が異なります。
お盆はご先祖様をお迎えする行事、お彼岸はお墓参りなどを通してご先祖様を供養する行事、と考えると違いが分かりやすいでしょう。

 

お墓参りの作法と持ち物

 

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持ち物チェックリスト

・供花(菊・カーネーション・リンドウなどが定番)

・線香・ライター

・お供え物(おはぎ・果物・故人の好きだったものなど)

・数珠

・手桶・柄杓(墓地に設置されている場合は不要)

・雑巾・タオル(お墓の掃除用)

 

お墓参りの手順

  1. お墓に到着したら、まず墓石の掃除をする
  2. 必要に応じて手桶に水を汲み、汚れを洗い流す
  3. 花立てに供花を飾る
  4. お供え物を供える
  5. 線香に火をつけ、香炉や線香立てに供える
  6. 数珠を持って合掌し、感謝の気持ちを伝える
  7. お供え物は帰りに持ち帰る(カラスや動物の被害を防ぐため)

 

お墓参りの時間帯に宗教上の決まりはありません。地域や家庭によっては午前中にお参りする慣習もありますが、安全にお参りできる時間を選びましょう。

 

お供えについて

 

定番のお供え物

・おはぎ(秋のお彼岸の定番)

・果物(りんご・ぶどう・梨など季節の果物)

・故人が好きだった食べ物・飲み物

・お菓子(日持ちのするもの)

 

一般に避けられることがあるお供え物

・肉・魚(殺生をイメージさせるとして避ける考え方がある)

・トゲのある花(バラなど)

・傷みやすいもの

・香りの強すぎる花

 

地域・宗派・寺院によってお供え物の慣習が異なる場合があります。
不明な点は菩提寺にご確認ください。

 

おはぎとぼたもちの違い

 

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お彼岸の定番供物である「おはぎ」と「ぼたもち」は、実は同じ食べ物で、呼び名が季節によって変わります。

 

ぼたもち(牡丹餅):春のお彼岸。春に咲く牡丹の花に見立てた呼び名。

おはぎ(お萩):秋のお彼岸。秋の花・萩に見立てた呼び名。

 

もち米とあんこを使う点は同じです。
秋は収穫したばかりの小豆を使った粒あん、春はこしあんを使ったとする説もありますが、地域や家庭によって様々です。

 

監修者より――九星気学から見たお彼岸

 

九星気学の基礎となる陰陽五行では、自然界は陰と陽、そして五行の巡りによって変化していくと考えます。
秋分の頃は、夏の「陽」の勢いが落ち着き、次第に「陰」が深まっていく時期です。

 

ご先祖様へ手を合わせるお彼岸だからこそ、外へ向いていた意識を少し自分の内側へ向け、これまでを振り返る時間を持ってみてください。
季節の移ろいを感じながら心を整えることで、次の季節を穏やかに迎える準備にもなるでしょう。

 

よくある質問(FAQ)

 

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Q1. お墓参りはいつ行けばよいですか?

 

A.中日にお墓参りをする方も多いですが、彼岸の7日間のうち、ご都合のよい日にお参りして問題ありません。気持ちを込めて手を合わせることが大切です。

 

Q2. お彼岸に神社へ参拝してもよいですか?

 

A.もちろんです。お彼岸は仏教に由来する行事ですが、神社への参拝を制限するものではありません。

 

Q3. 遠方でお墓参りに行けない場合はどうすればよいですか?

 

A.自宅のお仏壇を清め、手を合わせて感謝を伝えるだけでも十分な供養とされています。気持ちが何より大切です。

 

まとめ

 

2026年秋のお彼岸は920日(日)〜26日(土)の7日間、中日は秋分の日の923日(水)です。
土日休みの場合は919日から5連休となり、さらに925日の中秋の名月も加わる特別なお彼岸になります。
お墓参りで先祖への感謝を伝え、季節の変わり目を穏やかに迎えてください。

 

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