まめ得のタネ

「シナモン」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(13)

出典:photoAC(シナモンスティックとコーヒー豆)


シナモンは独特の甘い香りがして、スパイスの王様とも呼ぶ地域もあるくらい、複雑な味わいと深みを持っています。シナモンはアップルパイに代表されるように、甘いものとの相性がとても良い印象です。りんごの酸味に甘みをつけるといった相乗効果もあり、美味しさが倍増。

 

シナモンには「スティック」と「パウダー」タイプがあったり、「ニッキ」や「ケイヒ」といった異名もあり、それこそ奥が深いスパイスです。使い方も無限大、香りだけではない魅力を発見してみましょう。

 

 

シナモンの特徴

 

シナモンは、熱帯地方の常緑樹の皮をはいだもので、数時間発酵させたのがシナモンスティックになります。シナモンスティックを粉にしたものが、シナモンパウダーです。粉にすると約1年の賞味期限になるので、保存食にも適しています。

 

インドネシア産は世界で一番生産量が多く格安で手に入るのですが、ベトナム産のものは「サイゴンシナモン」と呼ばれ、輸入シナモンの中では一番値段が高くなります。その理由は20年物の木から採取するからなのだそうです。

 

 

シナモンの効果・効能

 

シナモンの効果・効能①<美容効果>

シナモンには、毛細血管の減少や損傷から起こるシミ、シワ、たるみの予防効果が期待できると言われています。

 

シナモンの効果・効能②<体を温める>

シナモンには体を温める作用があり、漢方薬でも用いられています。なので、冷え性の場合には冷えを緩和させてくれる効果が。また、発汗も期待できるので、日頃、汗をあまりかかない人にとっても摂取したいスパイスです。

 

 

シナモンを用いた参考レシピ

 

出典:photoAC(おいしそうなアップルパイ)

 

シナモンのレシピ①<シナモンドリンク>

シナモンパウダーをコーヒーやラテ、温めたミルクなどにひとふりするだけで、香りがつき、血行も促進されます。ミルクが一般的ですが、シナモンシュガーとして常備しておくと良いでしょう。シュガーにシナモンスティックを入れておくだけで香りがつきます。

 

シナモンのレシピ②<焼き菓子>

アップルパイをはじめ、パウンドケーキやクッキーなどの洋菓子(焼き菓子)作りに使います。こちらもシナモンをひとふりするだけです。アップルパイの場合には、りんごを煮詰めるときにふりかけることが知られています。

 

シナモンのレシピ③<八ツ橋>

シナモンにハッカ系の辛さを加えることにより、爽やかな味わいの八つ橋にスパイシーさと、独特の香りをまとわせることができます。

 

 

 

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