GI値を意識して注目の食材のオートミールを使ったお好み焼きレシピ

出典:筆者にて撮影(薄力粉を使わなくても、おいしく焼き上がります)
ここ数年、健康志向の人を中心にブームが沸き起こっているオートミール。こちらは燕麦を脱穀した加工食品で、1食30g中にタンパク質 4.4g、食物繊維 3.3g、鉄 1.4mgbなどが含まれており、栄養価の高い食材として注目を集めています。
さらに、低GI値※食品ということで、血糖値を急激に上げたくない人たちにとって安心して食べられる食材としても実は大人気。
※GI値=グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のこと。GI値が70以上の食品を高GI値食品、56~69の間の食品を中値GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義している。ちなみに、オートミールのGI値は55。
しかし、食べるには少し難しい食材ということもあり、意外にも敬遠されがち。そこで気軽に、おいしくオートミールを摂取できるレシピをご紹介します。
オートミールを使用したお好み焼きを作ってみた
よく知られているオートミールのレシピとして、ミルク、甘味料と混ぜたものやお米代わりに使うといったものがありますが、今回ご紹介するのは栄養満点のお好み焼き。薄力粉や小麦粉の代わりにオートミールを使うだけ。糖質が気になる方にもおすすめです。
<材料>
オートミール:1食 30g
水:100cc
だしの素:適量
卵:1個(お好みで)
キャベツ:100g(市販のサラダ用キャベツがおすすめ)
小ネギ:適量(長ネギも可)
チーズ:お好みの量
豚バラ肉:お好みの量
えび:お好みの量(イカも可)
揚げ玉:適量
干しエビ:適量
紅生姜:適量
鰹節:適量
青のり:適量
出典:筆者にて撮影(揚げ玉や紅生姜はセットで売っているものを使用すると余りません)
①ボウルにオートミール、水、だしの素を入れ、よく混ぜる。
出典:筆者にて撮影(大きめのボウルを使うと材料を混ぜやすくなる)
②豚バラ肉以外の食材を入れて、よくかき混ぜる。
出典:筆者にて撮影(底にオートミールが溜まらないようよくかき混ぜてください)
③フライパンを温め、油を大さじ1入れた後、ボウルの中身を全て投入。ある程度固まってきたら、豚バラ肉を表面にのせる。
出典:筆者にて撮影(生地と肉をくっつきやすくするため、間に追いチーズを置くのが隠れたポイント)
④表面に火が通った後、ひっくり返し、裏面が十分焼けたら出来上がり。最後に、青のり、鰹節、ソース、マヨネーズをかけて完成です。
出典:筆者にて撮影(オートミールの効果か、表面はカリッ、中はふわふわのお好み焼きができます)
オートミールを使ったレシピのまとめ
キャベツには疲労回復効果のあるビタミンC、豚バラ肉には糖質をエネルギーに変えるビタミンB1やタンパク質、えびには高い抗酸化力を持つアスタキサンチンなどが豊富に含まれています。そのため、お好み焼きにするとこれらを同時に摂取することができるため、栄養の面からも安心です。
残暑が厳しいこの季節。ぜひオートミールのお好み焼きで乗り切ってくださいね。