「匕首」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (263)

出典:筆者作成
「匕首」とは、暗殺や護身用に用いられる「小型の刀剣(短刀)」のことを指します。語源は中国の歴史に由来しており、中国では刀身の形が食事で使われる「さじ(スプーン)」に似ていたことから、さじを意味する「匕」の字が使われるようになりました。
サスペンスドラマや時代劇、ミステリー小説などでも「懐から◯◯◯◯を取り出す」といった場面でしばしば登場しますから、ピンとひらめいた人がいるかもしれません。
ヒントは、ひらがなで「◯◯◯◯」の4文字。一見すると簡単な漢字の組み合わせですが、素直に読むと正解にはたどり着けません。正しく読めるでしょうか?
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難読漢字クイズ「匕首」の答えはこちら。読めましたか?

正解は、匕首(あいくち)でした。
「匕首(あいくち)」は、刀の柄(つか)と鞘(さや)が接する部分(合口)に「鍔(つば)」がない短刀のことです。本来は「合口」と書きますが、中国で短刀を意味する「匕首(ひしゅ)」の漢字が当てられ熟字訓として定着しました。
ちなみに音読みの「ひしゅ」でも正解ですが、一般的に「匕首を忍ばせる」といった文脈では「あいくち」と読まれることが多いです。中国の歴史書『史記』に登場する始皇帝暗殺未遂の場面でも知られる、歴史の深い言葉です。



