まめ得のタネ

「ワサビ」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(36)

出典:photoAC(ゴツゴツしたカタチのワサビ)

 

お刺身にはかならずワサビが添えられています。回転寿司では、小さなお子様も手が出ることを踏まえて、ワサビは別添えになっています。サビ抜き、サビありなどと表示するお寿司屋さん、スーパーの鮮魚コーナーもありますよね。

 

ワサビは日本独自のハーブですが、西洋わさびもあるように海外でも和食ブーム以来、ワサビが提供されはじめています。

 

 

ワサビの特徴

 

ワサビは、山地の渓流や湿地で生育し、春に白い小花を咲かせます。根茎や葉は食用として食されるのですが、強い刺激性のある香りと味を持つのが最大の特徴です。そのため、薬味や調味料として使われるハーブです。

 

チューブで販売されている練りわさびは、西洋わさびです。生ワサビというと沢ワサビになり、沢ワサビのほうにツンとくる香りが含まれているので、香りを求めるなら生ワサビをおすすめします。

 

 

ワサビの効果・効能

 

ワサビの効果・効能①<殺菌作用>

 

ワサビの辛味成分になるアリル芥子油には、殺菌・抗菌作用があります。寄生虫の動きや、食中毒の原因になる細菌の増殖を抑制します。そのことからも、刺身や寿司などの生の魚を食べるときにはワサビが添えられています。

 

ワサビの効果・効能②<抗酸化作用>

 

ワサビに含まれる6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートという成分は、抗酸化物質です。老化やがん細胞を活性化させる活性酸素の生成を抑えてくれる抗酸化作用があると言われています。

 

 

ワサビを使った参考レシピ

 

 

出典:photoAC(ジューシーなお稲荷さん)

 

ワサビを使ったレシピ①<わさび稲荷>

 

稲荷は市販されたものを使うと早いですが、イチからつくるなら、油揚げを使います。油抜きをしてからしょうゆ、みりん、砂糖、水で味が染みるまで煮ておきましょう。煮たら、予熱が取れるまで放置した後、ザルにあけて煮汁を切っておきます。

 

次に、稲荷に詰める酢飯を準備します。温かいご飯に、お酢、砂糖、塩を加えて切るように木べらで混ぜておきます。うちわであおぎながら混ぜると米粒に艶がでます。

 

具材には、わさび漬けを使いましょう。市販されたものがおすすめです。わさび漬けがない場合には、チューブのワサビでも十分香りがつきます。稲荷にわさび漬けを混ぜた酢飯をつめて、上からもわさびをトッピングしましょう。辛味をマイルドにする昆布などを一緒にトッピングするのも良いでしょう。

 

 

 

 

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