まめ得のタネ

「ゴマ」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(35)

出典:photoAC(キレイな粒揃いな白ゴマ)


ひとひねりするだけで香りが漂うゴマは、私達の食事に香ばしい香りをプラスしてくれます。もちろん、香りだけでなく、プチプチした食感もあって楽しめます。また、黒ゴマや金ゴマ、白ゴマという色にも違いがあるので、見た目にも楽しめるハーブですね。

 

日本料理のみならず、ゴマからは油が出るため中華料理ではゴマ油が使われています。多彩なレシピに活用してみてはいかがでしょうか。

 

ゴマの特徴

 

ゴマは成長が早く、種まきからわずか約100日で収穫できる驚きの植物なんです。ゴマはひと粒ひと粒が小さいながら、不飽和脂肪酸をはじめ、良質なたんぱく質、食物繊維、鉄分・カルシウムなどが豊富に含まれています。

 

小さなひと粒でも集合体になれば1日に必要とされる栄養分を補ってくれます。いわゆる縁の下の力持ちとなる植物です。

 

原産地は熱帯アフリカです。暑くて荒れ地、干ばつという地帯で収穫されるほどに頼もしさがあります。その生命力に注目が集まってもいます。

 

ゴマの効果・効能

 

ゴマの効果・効能①<コレステロール対策>

 

ゴマ粒の約50%が脂質です。脂質というとコレステロールが心配になりますが、ゴマの脂質にはなんとコレステロールが含まれていません。その代わりに身体に良い不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸が含まれています。このリノール酸は食品からしか摂取できません。オレイン酸とともに血中コレステロールの上昇を抑えてくれる働きがあります。

 

ゴマを使った参考レシピ

 

出典:photoAC(さやいんげんの胡麻和え)

 

ゴマを使ったレシピ①<さやいんげんの胡麻和え>

 

まずは、合わせ調味料を作りましょう。醤油、みりん、砂糖、お水を合わせておきます。合わせ調味料ではなく、手軽さでいえばめんつゆもおすすめです。お水で好みの味に調整しましょう。ゴマは好みですり鉢ですりましょう。すり鉢がない場合には包丁で刻むだけでも香りが立ちます。

 

さやいんげんは冷凍のものでも大丈夫ですが、生のさやいんげんを使うなら筋を取り、好みの固さに茹でておきます。茹でる際は塩をひとつまみいれましょう。

 

茹でたさやいんげんに合わせ調味料を入れ、ゴマもいれて味をなじませておきます。旨味が足りない場合には鰹節を加えると良いでしょう。また、さやいんげんだけでなく、ほうれん草でも美味しく作れます。

 

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