50代。念願の管理職になったものの若手との関係にモヤモヤしています|悩みを解決!(5)
出典:編集部にて作成
ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。
でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。
この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、ショータ先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!
【今回のご相談】中間管理職の部下との関わり方についてのお悩みです
■年代:50代 ■性別:男性 ■相談カテゴリ:仕事
─── 今回ご紹介をするのは、中間管理職の誰もが抱えるお悩みです。
「定年前の中間管理職の愚痴を聞いてください。仕事一筋で定年まで勤め上げることを目指して走ってきました。仕事が終わらなければ、残業は当たり前のこと。接待や先輩・上司の誘いは断らない。役職につき、やっとその立場になったと思ったら、今は部下に気を遣う毎日でモヤモヤしています」
「女子社員にボディタッチしない等、暗黙のルールで「セクハラ」対策。先輩は残業しているのに帰ってしまう。勤務時間外の行事には参加しない。朝早く来ることもしない。おいおいと思いながらも注意したら『パワハラ』になるかも?とスルーしてしまいます」
「忙しかったけれど皆でワイワイと仕事をしていた頃を懐かしく思う反面、仕事とプライベートを上手く切り替えられる若手社員が羨ましくも感じます」
「上司と部下の板挟みで、このモヤモヤした気持ちのまま仕事を続けることに迷いと不安を感じています。仕事で培ったスキルやノウハウを活かして起業してみたいという思いもあります。業績も良い状況なので、そんなことを妻に話したら激怒されそうですが……」
【お答え】モヤモヤが大きくなる前に吐き出してしまいましょう!
「皆さん、同じようなお悩みをお持ちです。お気持ちお察しいたします」
「責任の重みや上司と部下の板挟みから、うつ病をはじめ、メンタルの不調を訴えられるケースも多いとも言われています。また『悩みを相談する相手がいない』と一人で悩みを抱える中間管理職の方も多いようです」
───ここでは、お話できませんが、とにかくモヤモヤしていることを思いっきり吐き出してもらいました。
「『言いたい事を、全部話すことでスッキリしました!』と言ってくださったことが、カウンセラーとしてとても嬉しく思いました。」
「その後、『趣味のバイクやサッカーの話でコミュニケーションがとれ、部下との距離が縮まったと思います。仕事についても本音で話せるようになってきたと思います』と仰っていました」
「負の感情は、モヤモヤとしてだんだん大きくなっていくものです。早めにスッキリされることが大事ですね!いつでも気軽に相談してくださいね」
カウンセラー:ショータ先生
恋愛・結婚の成功はお相手を知るところから!仕事の成功は関係する人たちの気持ちを明らかにするところから!客観的な人間心理学の学びを活かし、結婚相談業にて286人の成婚に成功しました。その後のキャリアサポートも手厚く対応いたします。
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