まめ得のタネ

50代・家族がいないと遺産は国のものになってしまうの??|悩みを解決!(6)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、サナエール先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】ご自身の相続をどのようにしたら良いかのお悩みです

 

■年代:50性別:女性 相談カテゴリ:相続

 

─── 今回ご紹介をするのは、同世代の交流会に参加して相続に不安を持つようになった女性のお悩みです。

 

「私は結婚にあまり興味はなく、自由に旅行をしたり、習い事をしたり、資格を取ってスキルアップし、職場では役職にもついています。お局様的ポジションではありますが、若手社員からも慕われているほうではないかと思っています」

 

「充実した生活を送ってきましたが、50代半ばを過ぎ、一人っ子の私は両親が他界してからは、孤独を感じることも多くなりました。そんな時に友人の誘いで、同世代が集まる交流会に参加してみました」

 

「話題は『シニア世代あるある』の健康や相続のことが中心で、色々と情報交換ができて楽しかったです! そんな中で『相続人がいないと遺産は国のものになってしまう』と話している方がいました」

 

「私の身内といえば、仲良しの叔母(未婚)が一人だけです。私の場合、遺産はどうなってしまうのでしょうか?」

 

 

【お答え】法定相続人がいない場合、誰も遺産を受け取る人がいなければ、国のものになってしまいます。遺言書の作成をお勧めします。

 

 

「同世代の交流会は、共通の話題も多く、情報交換もできて楽しそうですね」

 

「相続についてですが、法定相続人は『配偶者・子・親・兄弟姉妹(亡くなっている場合には甥姪)』です。叔母様は法定相続人とはなりませんので、誰も遺産を受け取る人がいなければ国のものになってしまいます」

 

「財産を無駄にしないためにも遺言書を作成し、生前お世話になった人や、母校・関心のある団体への寄付等も良いかと思います。また、叔母様が亡くなられた場合には、お母様(叔母様の姉)の代襲相続人として、相談者様が相続人となります」

 

「人生を楽しみながら、終活の準備を始めることも大切ですね」

 

 

カウンセラー:サナエール先生

 

 

交流会をメインに様々なお悩みに耳を傾けながら多くの出会いをサポートしてきました。 ウェブテストとインタビューで診断するコミュニケーション診断やFP資格を活かしたオンライン相談カウンセラーとして幅広い問題解決アシストをしております。

LINEトークCare 公式カウンセラー

 

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