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長崎くんち2026とは?日程・龍踊・奉納踊の見どころを徹底解説

出典:長崎伝統芸能振興会


「モッテコーイ!モッテコイ!」――観客の熱気と一体となったアンコールの掛け声が、長崎の秋の空に響き渡ります。
長崎くんちは、長崎市の氏神・諏訪神社の秋季大祭として毎年10月7〜9日の3日間開催される、390年以上の歴史を持つ奉納行事です。
龍踊・コッコデショなど、長崎ならではの多彩な演し物が見どころで、国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。
本記事では、2026年の日程・踊町・演し物の特徴・観覧席情報まで詳しく解説します。

 

長崎くんちとは?――390年続く奉納行事の歴史

 

出典:長崎伝統芸能振興会

 

長崎くんちの始まりは、1634年(寛永11年)のことです。
二人の遊女が諏訪神社の神前に謡曲「小舞(こめえ)」を奉納したことが起源といわれています。
その後、海外との交流で育まれた異国文化を取り入れながら、長崎独自の演し物が発展していきました。

 

「くんち」という名称は、旧暦9月9日(重陽の節句)の「九日(くにち)」が訛ったものとされています。現在は毎年10月7〜9日の固定3日間に開催されています。

 

奉納踊は国指定重要無形民俗文化財に指定されており、現在58の踊町(おどりちょう)が7組に分かれ、7年に一度の当番制で参加します。

 

2026年の日程と各日の流れ

 

開催期間:2026年10月7日(水)〜9日(金)の3日間

会場:諏訪神社・お旅所(八坂町)・八坂神社・中央公園くんち観覧場

 

10月7日(水) 前日(まえび)

7:00    諏訪神社で奉納踊が始まる

午後    神輿が諏訪神社から大波止のお旅所へ向かう「お下り(おくだり)」

      長坂を一気に駆け下りる神輿渡御は迫力満点

 

10月8日(木) 中日(なかび)

八坂神社と中央公園くんち観覧場で奉納踊が披露される

 

10月9日(金) 後日(あとび)

7:00    お旅所で奉納踊が始まる

8:20頃   諏訪神社で奉納踊

午後    神輿がお旅所から諏訪神社へ戻る「お上り(おのぼり)」

 

奉納場所・時間は日程や踊町によって異なります。2026年の詳しい披露時刻は長崎伝統芸能振興会の公式スケジュールをご確認ください。

公式サイト:https://nagasaki-kunchi.com/

 

なお、雨天・荒天によって前日・中日の奉納踊が実施できなかった場合、日程や開始時間が変更されることがあります。

 

2026年の出演踊町と演し物

 

出典:長崎伝統芸能振興会

 

2026年(令和8年)の長崎くんちに出演する踊町と演し物は以下の通りです(公式発表)。

 

今籠町(いまかごまち) : 傘鉾・本踊

油屋町(あぶらやまち): 傘鉾・川船

元船町(もとふなまち) : 傘鉾・唐船祭

上町(うわまち)   : 傘鉾・上町コッコデショ

鍛冶屋町(かじやまち): 傘鉾・七福神寳船

筑後町(ちくごまち) : 傘鉾・龍踊

 

2026年は筑後町による龍踊が披露されます。記事タイトルにもある龍踊を実際に体感できる年です。各踊町の詳細は長崎くんち公式サイトでご確認ください。

 

代表的な演し物の見どころ

 

以下は長崎くんちを代表する演し物の一例です。演し物は踊町によって異なるため、すべてが2026年に披露されるわけではありません。

 

龍踊(じゃおどり)

 

中国文化の影響を受けて長崎に伝わり、独自に発展した演し物です。大きな龍を多くの担ぎ手が操り、中国の長喇叭・銅鑼・太鼓・爆竹の音とともに龍が宙を舞う姿は圧倒的な迫力です。観衆の「モッテコーイ!」の掛け声に応えてアンコールが行われるのも龍踊の醍醐味です。2026年は筑後町が龍踊を披露します。

 

コッコデショ

 

巨大な太鼓山(たいこやま)を多くの担ぎ手が担ぎ上げ、高く放り上げながら進む豪快な演し物です。「コッコデショ」という独特の掛け声と一体感のある動きが見どころです。2026年は上町が上町コッコデショを披露します。

 

鯨の潮吹き

 

捕鯨の盛んだった長崎の歴史を映した演し物。鯨を模した山車から大量の水が潮吹きのように噴き出す演出が特徴です。長崎くんちならではの個性ある演し物のひとつですが、2026年の出演踊町には含まれません。

 

唐船祭・川船

 

2026年の出演踊町には、元船町の「唐船祭」と油屋町の「川船」が登場します。いずれも船を模した山車が踊場を進む優雅な演し物で、海洋貿易で栄えた長崎の歴史を感じさせます。

 

4つの踊場と観覧の選び方

 

出典:長崎伝統芸能振興会

 

長崎くんちの奉納踊は、市内4か所の踊場で披露されます。

 

諏訪神社(本場所)

長崎くんちの中心となる奉納場所で、神前の厳かな雰囲気の中で奉納踊が披露されます。境内の「長坂(ながさか)」と呼ばれる石段を囲むように観覧席が設けられます。「モッテコーイ!」の熱量を間近で感じられる場所で、長崎くんちを初めて見る方にも特におすすめです。

 

お旅所(元船町)

神輿が滞在する場所で、初日のお下り・最終日のお上りが行われる重要な神事の舞台です。神輿渡御の緊迫感や奉納踊を楽しめます。

 

八坂神社

中日に奉納踊が披露されます。諏訪神社ほど混雑しないため、比較的ゆっくりと観覧できます。

 

中央公園くんち観覧場

市街地中心部に位置し、アクセスしやすい会場です。中日に奉納踊が行われます。

 

観覧席の種類や料金、販売方法は踊場によって異なります。2026年の販売状況は各踊場または長崎伝統芸能振興会の公式情報をご確認ください。

 

庭見世・庭先回りの楽しみ方

 

出典:長崎伝統芸能振興会

 

有料の踊場以外にも、長崎くんちを楽しむ方法があります。

 

庭見世(にわみせ):10月3日に、各踊町が傘鉾をはじめ、演し物の曳物や衣装・小道具・楽器・出演者への祝い品などを披露する行事です。無料で見学できるため、本番前に演し物を間近でチェックできます。

 

人数揃い(にいぞろい):10月4日に、演し物の稽古が仕上がり準備が整ったことを、本番と同様の衣装で披露する行事です。本番前のお披露目・リハーサルにあたります。

 

庭先回り(にわさきまわり):10月7〜9日の3日間、所定の奉納を終えた各踊町が市内中心部の事業所や官公庁・民家などを回り、短い踊りやお囃子を披露します。2026年の庭先回りMAP・スケジュールは公式サイトで事前に確認することができます。

公式サイト:https://nagasaki-kunchi.com/

 

アクセスと混雑対策

 

諏訪神社へのアクセス

長崎市電「諏訪神社駅」下車すぐ

JR長崎駅から市電で約10分

 

混雑対策

・長崎くんち期間中は市内全体が大変混雑します。公共交通機関の利用を強くおすすめします。

・有料観覧席は早期に完売することがあります。事前予約を検討している方は早めに確認を。

・祭り期間中は宿泊施設も混み合うため、早めの予約がおすすめです。

・庭見世(10/3)・人数揃い(10/4)・庭先回りを活用すれば、有料席なしでも充実した観覧が可能です。

 

監修者より――九星気学から見た長崎くんち

 

九星気学では、九つの星が一定の周期で巡り、年や月、日の気の変化を読み解いていきます。長崎くんちでも、踊町が7年に一度の当番を務めながら、それぞれの演し物を代々受け継いできました。

周期は異なりますが、「巡りの中で受け継いでいく」という点には通じるものがあります。
一度きりではなく、繰り返し巡ってくる時間を大切にする。
華やかな演し物を楽しみながら、その背景にある長い時間の積み重ねにも目を向けてみてください。

 

よくある質問(FAQ)

 

出典:イラストAC

 

Q1. 長崎くんちは毎年同じ日程ですか?

 

A.はい。長崎くんちは毎年10月7日・8日・9日の固定3日間です。曜日に関わらず同じ日程で開催されます。

 

Q2. 観覧は無料ですか?

 

A.沿道や境内の一部からは無料での観覧が可能です。踊場には有料観覧席が設けられますが、席種・料金・販売方法は会場によって異なります。詳細は長崎伝統芸能振興会にお問い合わせください。

 

Q3. 2026年の演し物はどうすれば確認できますか?

 

A.2026年は今籠町(本踊)・油屋町(川船)・元船町(唐船祭)・上町(コッコデショ)・鍛冶屋町(七福神寳船)・筑後町(龍踊)の6町が出演します。最新情報は長崎くんち公式サイトでご確認ください。

 

Q4. 子ども連れでも楽しめますか?

 

A.龍踊やコッコデショなど視覚的に楽しい演し物が多く、子どもにも人気があります。ただし混雑が激しいため、小さなお子様連れの場合は人混みに注意してください。

 

まとめ

 

長崎くんち2026は10月7日(水)〜9日(金)の3日間、諏訪神社・お旅所・八坂神社・中央公園の4か所を舞台に開催されます。
2026
年は筑後町の龍踊・上町のコッコデショをはじめ、今籠町・油屋町・元船町・鍛冶屋町の6踊町が出演します。
「モッテコーイ!」の掛け声とともに、390年以上続く長崎だけの祭りをぜひ体感してみてください。

 

※掲載情報は変更になる場合があります。参拝・観覧前に必ず公式情報をご確認ください。

長崎くんち公式サイト:https://nagasaki-kunchi.com/

長崎伝統芸能振興会(長崎商工会議所内):095-822-0111

 

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