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カルピスの名前の由来。どうして〝カルピス〟になったの?|お買い物トリビア(143)

出典:photoAC(老若男女問わず愛される100年以上のロングセラー)


子どもの頃、夏休みになると必ず飲んでいた思い出がある方も多いのではないでしょうか。カルピスの甘酸っぱい味がたまりませんでした。大人になった今でも、無性に飲みたくなってスーパーで買ってしまったりします。

 

カルピスは、191977日、七夕の日に発売されました。日本初の乳酸菌飲料で、100年以上も愛されている超ロングセラー商品です。ちなみに、77日は「カルピスの日」として制定されています。

 

カルピスの誕生には、創業者である三島海雲(みしま かいうん)さんのある経験が深く関わっています。彼がモンゴルを訪れた際、旅の疲れから体調を崩してしまいました。しかし、現地で飲んだ乳酸菌飲料のおかげで、すっかり元気を取り戻したそうです。

 

「この素晴らしい飲み物を日本にも広めたい」と強く思ったことが、カルピス開発のきっかけになったと言われています。

 

そこから試行錯誤を繰り返し、日本人の口に合うように作られたのが、あの白い液体のカルピスなんです。ところで、「カルピス」という名前は、どのような経緯でカルピスに決まったのでしょうか。ご存じですか?

 

 

お買い物トリビア「カルピスの名前の由来。どうして〝カルピス〟になったの?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(健康にも良い、日本初の乳酸菌飲料カルピス)

 

正解は、「 カルシウムの「カル」とサンスクリット語の仏教用語「サルピス」を合わせた造語 」でした。

 

カルピスの名前は、語感や響きの良さから適当につけられたわけではありません。創業者である三島海雲さんは、当時、たくさんの商品名の候補を考えていました。あるとき、知人のフランス人音楽家が、「カルシウムの『カル』と、サンスクリット語の『サルピス』という言葉を合わせたらどうだろう?」と提案したそうです。

 

「カルシウム」は、身体に必要な栄養素として知られています。一方の「サルピス」は、仏教の経典に登場する言葉で、「最高の味」という意味があるそうです。これは、仏教における五味(乳・酪・生酥・熟酥・醍醐)のうち、熟酥(じゅくそ)のこと。つまり、「健康に良く、最高の味がする飲み物」という意味が込められているということなんですね。

 

実際に、カルピスは乳酸菌の働きで腸内環境を整えたり、カルシウムなどの栄養素を補給したりできる、健康に良い飲み物です。名前に込められた意味の通り、まさに健康と美味しさを兼ね備えた飲み物ですね。ちなみに、カルピスのロゴに描かれている水玉模様も、実は七夕の日の天の川をイメージしているそうです。商品名もパッケージデザインも、ひとつひとつにきちんとした意味があるなんて、なんだか感動します。

 

カルピスは、水で薄めて飲むタイプだけでなく、最近ではペットボトルやゼリー、グミなど、たくさんの商品が発売されています。これからも、いろいろな形で私たちを楽しませてくれそうです。

 

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