なぜ、あなたが株のデイトレードで負けるのか?勝つために確認すべき3つのポイントとは?|ロジャー堀の投資勉強会

出典:編集者
「株のデイトレードで稼ごうと思っても負けてしまう」
そんな悩みを解決するための記事です。
短期でお金を増やすためにデイトレードを始めたのに、負けて損をしては元も子もありません。
大切な資産が目減りしていくのは、とても辛く苦しいですよね。
でも、きちんと原因を突き詰めて、解決していけば大丈夫!
デイトレードで負けてしまう時は「なぜ負けるのか?」原因を特定しましょう。
そして「勝つためのポイント」を押さえることで、勝ち組デイトレーダーになることが目指せます。
もくじ
デイトレードで負ける理由と、勝つために確認すべき3つのポイント
株のデイトレードで負ける理由はずばり何か?
また勝つためにはどうすれば良いのか?
1つずつご紹介していきます。
あなたがデイトレードで勝つために役立てていただければ幸いです。
株のデイトレードで負ける理由とは
株のデイトレードで負ける理由は様々ですが、以下の4つが主な理由です。
当てはまっている項目がないか1つずつ確認してみましょう。
感情に流されてしまっている
「投資で勝つにはメンタルが重要」というのは、あなたもどこかで耳にしたことがあるはずです。
言い換えるならば、感情に流されずトレードすれば勝率を大きく高めることが期待できます。
デイトレードは短期間での利益を狙うため、株価の変動に対して過剰に反応してしまうことがあります。
株価が急落した際、慌てて損切りをしてしまったり、含み益が少し出たところで利益確定してしまったり。
また、これまでの損失を取り返そうと、リスクの高い取引を行ってしまい、結果的に大きく損をすることもあります。
感情的にならず、メンタルを制御しながら投資をしていきましょう。
リスク管理が出来ていない
どんな予期せぬ事態が起きても対応できるリスク管理をしましょう。
コロナショックやリーマンショックのような出来事や、未曾有の大災害がいつ起こるかは誰にも分かりません。
そんな予期せぬ事態が起こった時でも、大切な資産を守るためのリスク管理が必要です。
適切な損切りラインを設定せず、損失が拡大するまでポジションを持ち続けることや、レバレッジを過度に利用することは、デイトレードで大きなリスクを伴います。
ちなみに、ロジャー堀の手法は、必ずロスカットを入れます。
せっかく勝ち続けていても、一度の大負けで損をしては意味がないですからね。
ポジポジ病になっている
ポジポジ病とは、常に売買したいという衝動に駆られる状態を指す俗語です。
つまり「トレードしたくて、ついつい取引してしまう」ということです。
株式投資で勝つためには、無駄な取引を避け、利益を狙える場面だけ取引することが大切です。
トレードの目的は利益を出してお金を増やすことです。
しかし、ポジポジ病になると十分な分析や根拠がないままトレードしてしまいます。
その結果として、利益を狙う場面以外でもトレードしてしまい、負ける回数が増えてしまいます。
しっかりと勝てる場面を狙って、ポジポジ病にならないようにしましょう。
直感でトレードしてしまう
デイトレードで負ける理由の中で最も多いのが、この「感覚でトレードをしてしまう」ということです。
「何となくこの銘柄が上昇しそう」
「下落しているけど、きっといつか戻るだろう」
など、自分の都合の良い解釈をし、誤った判断をしてしまいがちです。
市場の動向や取引対象の銘柄についての理解が不十分なまま売買をしていては、損失を避けることが難しくなります。
「どんな場面が来たら取引する」という自分のルールを作りましょう。
株のデイトレードで勝つために確認すべき3つのポイントとは
デイトレードで負ける理由を理解したところで、次は勝つために確認すべきポイントについて解説します。
デイトレードで勝つためのトレード方法については、株のデイトレードで安定収入を目指す6つのポイントとは?でご紹介しているので、この記事では、勝つために確認すべき3つのポイントに絞りました。
株のデイトレードで確認すべきポイント1 数値が合っているか再度確認する
デイトレードで勝つための正しい判断が出来ていても、指標の数値や売買の数量を間違っていたら結果が大きく変わってしまいます。
「いやいや、そんなミスはしないよ」
と思われるかもしれませんが、デイトレードは1日で売買を完結させるから、焦って数値や数量を見誤ることがあります。
・前日のNYダウやドル円の為替のプラスとマイナスを逆に見ていないか
・売買する銘柄コードは合っているか
・注文する数量や数値に間違いはないか
今一度確認しましょう。
せっかく利益を出せる場面でも、ちょっとした確認不足で損をしてしまっては意味がないですからね。
株のデイトレードで確認すべきポイント2 取引しないという判断をする
デイトレードは決して毎日売買を行う必要はありません。
負けそうな時や、先行きが不透明な時は、次の好機が来るまで見送るという判断も必要です。
「休むも相場」という格言がありますからね。
どんなに実績がある投資家でも、どんなに素晴らしい手法でも、デイトレードで失敗することはあります。
そのような日は、東京市場がデイトレードに向いていなかったということです。
これは素直に諦めるしかないと思います。
そういう日はデイトレードをやりたい気持ちを抑えて、1日休むということも非常に大事だと思います。
株のデイトレードで確認すべきポイント3 気晴らしをして次の日に備える
もし株のデイトレードで負けても落ち込む必要はありません。
メンタルを立て直して、また翌日に再度チャレンジしましょう。
いつまでもマイナスな気持ちを引きずるのではなく、翌日にはリフレッシュした状態でトレードできることが大切です。
リフレッシュするための方法は何でも構いません。
散歩をしたり、好きな音楽を聴いたり、甘いものを食べたり、何でも構いません。
あなたが最もリフレッシュできる方法を見つけておきましょう。
気持ちをリフレッシュして、翌日のデイトレードに備えましょう。
まとめ
株のデイトレードで負けてしまう原因。
そして勝つために確認すべきポイントについてご紹介しました。
どれも当たり前のように感じたかもしれません。
けれど、当たり前のことほど、頭で理解できても実践するのが難しいものです。
「どうして株のデイトレードで負けてしまうんだ……」
と落ち込んだ時は、この記事に書いてあることを振り返ってみてください。
本記事の内容が、デイトレードで勝つためのキッカケとなれば幸いです。
【無料】デイトレードで勝つための手法を無料で公開中!詳しくはこちら
出典:筆者にて撮影(ロジャー堀プロフィール画像)
元タカラ社(現タカラトミー社)役員
(その他、複数の上場企業の役員歴あり)
株式アナリスト 投資コンサルタント
ロジャー堀
野村證券、上場企業2社(タカラトミー、インデックス)の役員を歴任し、2007年に日本マネジコを創業。「短期間で倒産寸前の状態から設立以来の絶頂期へと蘇らせるスペシャリスト」として上場企業の経営者から絶大な信頼を寄せられる。
タカラとトミーの合併など日本の経済界に名を残す大企業の再建を成功させるなど、堀氏がプロデュースした企業は数知れず。
これまでに請け負った会社再建で創り上げた時価総額は総額1兆円を超える。著書に『
Yahoo!ファイナンス公式ガイド』など。
※本記事は、有価証券への投資を勧誘することを目的としておらず、また売買を推奨するものや利益を保証するものでは御座いません。
投資リスクをしっかりご理解の上、最終的な投資判断はご自身で行うようお願いします。