「ルッコラ」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(41)
ゴマのような香りと爽やかな辛みで、サラダにも取り入れることの多い「ルッコラ」。生で食べるだけでなく炒めてもおいしく食べられるので、使いやすいハーブとして知られています。
その歴史は古く、エジプトでも食されていたといわれています。栄養も豊富なので料理に添えるなど、気軽に料理に取り入れたいハーブです。
もくじ
ルッコラの特徴
ルッコラは地中海沿岸が原産のハーブです。年中栽培されているためお店でよく目にしますが、地中海沿岸の気候に近い春と秋に多く栽培されています。火を通しても食べられますが一般的に生で食べられることが多く、イタリア料理ではパスタやピザによく使われています。
また、栄養価も高くビタミンC、ビタミンE、カルシウムを豊富に含んでおり体にも良いと言われているため、料理に少し添えるだけで手軽に栄養価のアップができます。
ルッコラの効果・効能
ルッコラの効果・効能①<抗酸化作用>
ルッコラに含まれる辛味成分アリルイソチオシアネートとビタミンA、ビタミンEは、体内に蓄積された活性酸素を取り除く働きがあると言われています。
ルッコラの効果・効能②<骨の形成に>
ルッコラには、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが多く含まれているので骨の形成をサポートし、さらに身体機能の調整もしてくれる働きがあるそうです。
ルッコラの効果・効能③<風邪の予防に>
ルッコラにはビタミンCが豊富に含まれているので、風邪が気になる季節や疲れたときなどに積極的に取りたいですね。
ルッコラを使った参考レシピ
出典:photoAC(緑が美しいカプレーゼ)
ルッコラを使ったレシピ①<カプレーゼに添えて>
モッツァレラチーズやミニトマトと一緒にルッコラも盛り付けましょう。仕上げに醤油ベースのドレッシングをかけるとルッコラのごまの風味とよく合います。
ルッコラを使ったレシピ②<じゃことルッコラの冷や奴>
和食である冷や奴にもルッコラはよく合います。ごま油でかりかりに炒めたじゃこと共に冷や奴にのせて、みりんとお醤油を合わせたものをかけるといつもの冷や奴がグレードアップします。
ルッコラを使ったレシピ③<ルッコラのペペロンチーノ>
ルッコラの軸は最後にパスタと炒め合わせ、葉はペペロンチーノの仕上げにのせてみてください。ルッコラの緑色が加わって見た目にも鮮やか、さらに爽やかな辛みがプラスされた、いつもとひと味違うペペロンチーノが出来上がります。