まめ得のタネ

50代。父からの仕事への口出しにウンザリしています……|悩みを解決!(34)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】もうすぐ90歳になるお父様から、いつまでも仕事のやり方を指図されて……というお悩みです

 

■年代:50性別:男性 相談カテゴリ:家族の悩み

 

─── 今回ご紹介するのは、家族でお寿司屋さんを経営されている相談者さん。長年働いているのに、いまだにお父様に仕事のやり方を指図されて…というお悩みです。

 

「私は現在55才になります。実家が寿司屋を経営しておりましたので、高校卒業後は飲食の道に入り、他店で修業を積んできました。30才からは実家に戻り、家族全員で一緒に働いています」

 

「仕事自体は楽しく、やりがいもあるのですが、高齢の父との折り合いに悩んでおりまして……。もうすぐ90歳になろうかという父が、まだ板場に立ち、アレコレと私に仕事の指示をしてくるのです。」

 

「私のやることには、いちいち反対するというのでしょうか。なんでもすぐに手だし、口だし。いい加減任せてくれと……」

 

「先日も仕込み中に、ワインと寿司を組み合わせる新しいコースを考えている事を、ポロっと言ってしまったところ、『そんなものが喜ばれると思うのか!』と散々な言われようでした」

 

「普段のやり取りのストレスもあり、つい父に言い返したところ、非常に険悪な雰囲気になり、その日の営業は大変でした。妻には『あなたの気持ちはわかるが、いたたまれないのでなんとか堪えて欲しい』と言われてしまいました」

 

「若造ならまだしも、私も長くこの道で仕事をしていて、それなりの自信もあります。父の小言も、こう毎日ではさすがにウンザリしてしまい……。もともと気難しい父でしたが、年をとって更に頑固になっています。どう折り合いをつけたらいいのでしょうか?」

 

【お答え】お父さんの健康はご家族のおかげ。お小言は大変ですが、聞いてあげることが親孝行と思ってはいかがでしょうか?

 

 

「生活の場も、お仕事も一緒なんですね。ご家族で仕事をするというのは本当に大変だと思います。他人より文句も言いやすい分、遠慮なしではないでしょうか」

 

「いつも自分のやることに指図される……。ストレスがたまると思いますが、親にとって子どもは、本当にいつまでも子どもなのかもしれません」

 

「少し不謹慎なものの言い方ですが、お父さんはどんなに長生きしても30年後も現役バリバリとはいきません。お父さんの口出し手出しと共に働けるのは、きっとお父さんが元気なうちだけです」

 

「すでにわかっていることを聞いてあげること。相談者さんのためではなく、お父さんのための口だし手だし。90歳近くなっても息子さんに仕事の指示が出せることが、お父さんの生きがいとなっているのでしょうね。」

 

「完全に親孝行ですが、介護が加わるよりは幸せだと考えてもよいのかもしれません。ご家族の助けも借りて、過ごせるといいですね。大変親孝行な息子さんだと思いますよ。うまく息抜きしながら頑張ってくださいね」

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

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