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「ミント」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(28)

出典:photoAC(清涼感あふれる香りが魅力のハーブ「ミント」)


すっきりと清涼感あふれる香りが魅力の「ミント」。ミントの用途は幅広く、料理やドリンク、デザート、カクテルなどの香りづけとしてだけでなく、アロマセラピー・精油の材料として、食品や薬用香料として、漢方薬の生薬としてなど、さまざまな形で利用されています。

 

料理や飲み物、お菓子には、生の葉・乾燥葉とどちらも用いられますが、ほかに粉末状にしたパウダーも市販されており、用途や好みに応じて使い分けることができます。

 

ミントの特徴

 

ミントはシソ科の植物の総称で、原産地はユーラシア大陸。世界各地に数多くの種類が存在します。もっとも一般的なのは、メントールを成分に含み、清涼感の強いペパーミントと、ほのかな甘味が特徴のスペアミント。

 

ペパーミントの栄養素はビタミンAC、ポリフェノール、フラボノイド、ミネラルなどで、抗酸化作用、健胃・駆風効果などを備えています。飲み物としてはミントティーのほか、モヒートなどのカクテルに、料理としてはラム・マトン肉に添えるソースの材料として活躍。パウダー状のミントは、チョコレートやアイスクリームの材料としても使われます。

 

ミントの効果・効能

 

ミントの効果・効能①<胃腸の働きを高める効果>

 

ペパーミントの主成分メントールには胃腸のはたらきを助け、消化を促す効果があるとされています。

 

ミントの効果・効能②<花粉症予防・緩和に>

 

ミントのポリフェノール成分には、抗アレルギー作用があるといわれており、花粉症の予防や緩和が期待できます。

 

ミントの効果・効能③<ストレス緩和・リラックス効果>

 

アロマセラピーに使われているように、ミントには鎮静作用があり、イライラを静め、心を落ち着かせてくれる効果があります。

 

ミントの効果・効能④<痛みやかゆみの緩和に>

 

ミントには痛みやかゆみを抑える作用があるとされています。

 

ミントの効果・効能⑤<殺菌・消毒効果>

 

ペパーミントに含まれるメントールには抗菌作用があり、皮膚炎などの症状の緩和にも役立つと言われています。

 

ミントを使った参考レシピ

 

出典:photoAC(真夏におすすめミント入りレモネード)

 

ミントを使ったレシピ①<ミントソースの材料として>

 

ミントの葉、ワインビネガー、ハチミツ、オリーブオイル、塩・胡椒適量をブレンダーにかけ、ソースを作ります。ミントソースはラムやマトン肉にぴったりと言われていますが、サラダのドレッシングや鶏肉・白身魚に添えると、一味違った風味が楽しめます。

 

ミントを使ったレシピ②<レモネードに添えて>

 

夏の定番レモネードもミントを加えると、より一層爽快な味に。砂糖、ハチミツ、レモン果汁に炭酸を加えたものに、スプーンなどで軽くつぶしたミントの葉を加えいただきます。

 

ミントを使ったレシピ③<ミントチョコクッキー>

 

いつものクッキーに、みじん切りにしたミントの葉、チョコチップを入れてみませんか。ミントの爽やかさとチョコレートの濃厚な味がダブルで味わえます。

 

ミントを使ったレシピ④<ミントティー>

 

カロリーを気にする方にもおすすめのミントティー。ポットにミントの葉を入れ、熱湯を注ぎ、蓋をしてそのまま数分間おくと、ミントの香りがかぐわしいハーブティーの出来上がりです。

 

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