秋の味覚を満喫! 秋野菜の選び方と保存方法
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おいしい野菜の収穫が多い実りの秋。たくさんの野菜が旬を迎え、食卓を賑わしてくれます。そこで、秋野菜の中でも人気の高い、かぼちゃ・里芋・チンゲンサイを購入するときに知っておきたい選び方をご紹介しましょう。さらに、使いきれなかったぶんの保存方法についてもお届けします。
旬の食材にはその季節に合った栄養素が豊富
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旬の野菜には、その季節に体が必要としている栄養素が豊富に含まれています。例えば、秋は夏の暑さに疲れた体にぴったりな、胃腸にやさしいイモ類が多く収穫されます。秋野菜をよりおいしくいただくために、さっそく秋野菜の選び方と保存方法をご紹介します。
おいしいかぼちゃの選び方のポイントと保存方法
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実はかぼちゃは鮮度が良い物がおいしいというわけではありません。収穫後に冷暗所で保管され、その間に熟成が進み、でんぷんが分解されて糖分に変わり、ホクホクとした食感と甘みを感じられるようになるのです。
〈選び方のポイント〉
丸のものを購入する場合は、皮の表面に艶があるものを選びましょう。ときどき黄色い部分がありますが、地面と接していた部分になります。これはあっても構いませんが、生産者がまめに天地返しをしていればできないものなので、ないに越したことはありません。綺麗に左右対称に丸くなっていて、ずっしりと重みあるものを選んでください。
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次に軸を見ましょう。軸が太く、切り口がしっかり乾燥しているもの、そして軸の周りが凹んでいるものはよく熟成されていておいしいはずです。
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カットしてある物でしたら果肉の色が濃いオレンジ色のものを選んでください。種がしっかり膨らんでいれば、そのかぼちゃは十分熟していて甘味やホクホク感が感じられるという証です。
〈保存方法〉
丸のものを置いておく場合は、涼しく風通しの良いところに置いておくだけで2カ月くらいは大丈夫です。カットした物は、中のワタ部分から傷み始めるのでワタと種を取り、ラップでピッタリと包み冷蔵庫で保存しましょう。カットしてワタと種を取り除いたものは冷凍保存もできます。調理する際は解凍してしまうと水分が流れ出てしまうため、凍ったまま使うのがポイントです。
おいしい里芋の選び方のポイントと保存方法
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サトイモはイモ類の中で一番カロリーが低い野菜です。カリウムを豊富に含み、余分な塩分を体外に排出する働きがあるため高血圧の予防が期待できます。
〈選び方のポイント〉
上から見たときに芯が真ん中にあり、ふっくらと丸みを帯びた形のものが良いです。さらに、中身が詰まっていて重みを感じるものにしましょう。軽い物や柔らかくなっているものは避けてください。
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横に縞模様が入っていますが、これが均等で平行にくっきりとしているものがおいしいサトイモです。スーパーでは袋に入った状態で売られていますが、袋に水滴がついていないものを選びましょう。
〈保存方法〉
冷気に弱いので、冷蔵庫に入れずキッチンペーパーや新聞紙に包んで風通しの良い冷暗場所に保存を。泥がついている場合は落とさずに、そのまま新聞紙に包みます。冷凍保存する際は、まず皮を剥いて塩揉みをして茹でます。それを冷ましてから冷凍保存用のビニール袋に入れて冷凍庫へ。
おいしいチンゲンサイの選び方のポイントと保存方法
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チンゲンサイは中国から伝わった野菜で、意外と知られていませんが白菜と同じ仲間で不結球タイプの野菜になります。シャキシャキした食感が特長で中華料理には欠かせません。抗発ガン作用や免疫賦活作用が期待できるβカロテンを豊富に含みます。
〈選び方のポイント〉
葉の色が濃い緑色で軸が短めのものを選びましょう。葉に厚みがあり、株の根元あたりがふっくらとしているものの方が甘味があります。
〈保存方法〉
乾燥しないように濡らしたキッチンペーパーや新聞紙などで包み、ビニールの袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てた状態で入れておきましょう。冷凍保存する際は、塩を入れたお湯でサッと茹でて冷水で冷やした後、水気を絞りラップで包んで冷凍庫へ入れます。