まめ得のタネ

安いマグロを、一晩で中トロにする裏ワザ !?

出典:photoAC


刺身といったら、マグロ!


赤身もいいですが、中でも脂の乗っているトロが好きという人はかなり多いのではないでしょうか。しかし、本マグロの中トロや大トロは、わずかな量の割に結構なお値段。ひとつ買うのにも勇気がいりますよね。ついつい本マグロ以外のマグロを買ってしまうという方も多いはず。


そんな方に朗報です!今回は値段の安い赤身のマグロを中トロに変えてしまう、カンタン「裏ワザ」を伝授します。ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

スーパーで買えるマグロの種類あれこれ

 

主にスーパーで売られているマグロには、本マグロを筆頭に、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロなどの種類があります。

キングオブマグロの本マグロは脂ノリがよくトロの部分が多い、赤身も旨味が濃いといった特徴があり、お値段も高め。メバチマグロは程よい脂ノリがあり、さっぱりした味。キハダマグロは脂が少なく、上品な赤身が好まれており、ビンナガマグロは身が柔らかく、あっさり目の脂と舌触りといった特徴があります。



裏ワザに用いる材料と下ごしらえ

 

・メバチマグロやキハダマグロの赤身(1パック)

・太白胡麻油(適量)

 

出典:筆者にて撮影(胡麻油は白いタイプを使用する)


材料はたったこれだけ。マグロはメバチマグロかキハダマグロの赤みがオススメ。胡麻油は白い透明のタイプを使用。よく見かける茶色の胡麻油は、白胡麻を焙煎してから脂肪分を絞ったものとなりますが、こちらは焙煎せず、生のまま胡麻を絞ったもの。リノール酸やオレイン酸といったが豊富に含まれており、酸化しにくく、ノンコレスレロール。香りはほとんどなく、胡麻のコクとすっきりとした後味が特徴です。また多くの高級天ぷら屋さんで使われています。


①メバチマグロかキハダマグロの赤身を用意する

 

出典:筆者にて撮影(今回はメバチマグロの赤身を使用)


②マグロを皿に移し、胡麻油をかける

 

出典:筆者にて撮影(全体に軽く行き渡るくらいひたすのがおすすめ)


③冷蔵庫で半日ほど寝かせる

 

出典:筆者にて撮影(半日漬けたマグロはやや赤身を増して、ツヤが出て来ます)


④油を軽く切れば完成

 

出典:筆者にて撮影(胡麻油がマグロに染み込み、中トロの食感に)

 


まとめ

 

たったこれだけで完成!油を切ったマグロを口に含めば、あらびっくり!メバチマグロの赤身がまるで中トロのような味わいに大変身します。


白い胡麻油はそれほど安価ではないため、初期投資に少しコストが掛かってしまいますが、それでも安いマグロが大変身してくれるならかえって経済的と言えるかも。


手間もほとんどかかりませんので、ぜひ一度こちらの裏ワザを試してみてくださいね。



 

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