お買物探偵団

まるで専門店の味。ステーキ肉をお店のように美味しく焼く方法

出典:photoAC

 

子どもや孫が遊びに来てくれたときは、豪勢な食事といきたいもの。そんなときに最も喜ばれるメニューのひとつは、美味しいお肉ではないでしょうか。

 

中でもステーキは大人も子供も大喜び。みんな大好きで、とても喜ばれますよね。

 

でも家でステーキを焼いたとき、どうも美味しく焼くことができない、お店のような味とは程遠いといった悩みを抱えたりしていませんか。

 

実際、外で食べる肉より高級な肉を使って焼いているにもかかわらず、美味しくないと落ち込むことも。

 

しかし、そこには理由があるんです。それは肉を美味しく焼くルーティンをしていないということ。これをすれば、安い肉はそれ以上に、高い肉は高級店並みに美味しく焼くことができます。

 

そこで今回は、ステーキを美味しく焼くための約束事についてお伝えいたします。

 

 

美味しくステーキを焼く方法

 

①肉を室温の状態に戻す

 

ステーキを焼く前に、欠かせないポイントがあります。まず焼く30分前を目処に、冷蔵庫から肉を取り出します。肉を室温の状態に戻しておくことで、肉の外側と内側の温度差を無くすことができます。これにより、火が肉に均一に行き渡るので、必ず行ってください。

 

なお、冷凍肉の場合、調理する半日前を目処に冷蔵庫に移し替えて、それから同じく焼く30分前に室温に戻してください。

 

出典:筆者にて撮影(30分常温に置くだけで、良い状態で肉を焼くことができます)

 

②焼く直前に塩胡椒

 

30分ほど肉を常温の状態に置いた後、焼く直前に塩胡椒を振ります。これにより、肉の旨味成分が表面に出てきて美味しくなります。また、塩の量は、100gにつき1gを目処に振ると良いと言われていますが、旨味の強い高級肉は振りかけすぎると水分と一緒に旨味成分も逃げるためやや少なめに。一方、水分量の多い肉の場合は、やや多めに塩をかけたほうがいいとも言われています。この辺りは何度か繰り返しながら、好みの分量を見つけてみてください。

 

出典:筆者にて撮影(旨味の強い肉には相性の良い岩塩がオススメ)

 

③フライパンは熱々に

 

肉を美味しく焼くためには、熱々のフライパンが必要です。そのため、まずはよくフライパンを熱しておいてください。煙が出てくるくらい熱したら、油を投入します。使う油はサラダ油でも問題ありませんが、できれば肉を購入するときに付いてくる牛脂を使うことをオススメします。これにより、より一層肉の旨みを引き出してくれますよ。

 

出典:筆者にて撮影(今回は肉を美味しく焼けると評判のタークのフライパンを使用)

 

④肉を焼く時間が大事

 

鉄板が熱くなったら、いよいよ肉を投入。盛り付ける際に表になる面から焼き始めます。焼き時間の目安として、例えば厚さ1cmの肉を焼く場合、まずは強火で30秒間焼き、その後裏返して、30秒間焼くとレア、1分間でミディアム、90秒でウェルダンとなります。好みによって焼き時間を調整してみてください。

 

出典:筆者にて撮影(肉と一緒に香り付け用のローズマリーも投入)

 

⑤アルミホイルに包む

 

肉が焼き上がったら、肉をフライパンから取り出してアルミホイルの中にふんわりと包んで入れます。3~5分ほど寝かせることによって、余熱で肉汁が閉じ込められて、より一層ジューシーに仕上がります。

 

出典:筆者にて撮影(このひと手間を加えるだけで、肉は段違いの美味しさに)

 

⑥肉を盛り付けて出来上がり

 

いつものお皿ではなく、木のお皿を使うとより美味しく見えるのでぜひ使ってみてください。また、盛り付けのポイントとしては、緑や赤色のものがあると映えると言われています。

 

出典:筆者にて撮影(アスパラガス、ニンニク、プチトマトを添えてみました)

 

隠し味にオススメのスパイス

 

出典:筆者にて撮影(パッケージのイラストでアウトドア用というのがわかります)

 

ステーキを食べるときにかけるものとしては、醤油ベースのタレや岩塩、わさび醤油などが定番かと思いますが、最近ブームとなっているのがスパイス。

 

昨今のアウトドアブームにより、キャンパーが一気に増えましたが、彼らが調理する定番料理といったらもちろん豪快に肉を焼くステーキ料理。

 

そんなステーキに相性が良いタレはないかと各社が鎬を削った結果、生まれたのがアウトドア用の肉専用スパイスです。

 

中でもオススメなのが、胡椒などのスパイスでお馴染みのギャバンから出ている「アウトサイドハーブスパイス」。中身をみると、ガーリック、胡椒、食塩といった定番から、オニオン、パセリ、コリアンダー、パプリカ、ローズマリー、みかんの皮ほかたくさんのスパイスが詰まっており、口では言い表せないほどの味わいを醸し出しています。

 

出典:筆者にて撮影(スパイシーな匂いを嗅ぐだけで食欲をそそります)

 

これを肉にかけると、何種類ものスパイスが複雑に絡み合うにもかかわらず、不思議と肉との一体感を感じることができるはず。一口噛むと肉とスパイスの旨味で今までにない肉の美味しさを味わうことができるでしょう。ぜひ一度お試しいただきたい逸品となっています。

 

出典:筆者にて撮影(アウトサイドハーブスパイスをたっぷりと掛けたステーキ肉)

 

 

まとめ

 

肉の焼き方のルーティンを行えば、どんなステーキ肉でも美味しく焼くことができるはず。ぜひチャレンジしてみてください。

 

また、いつものタレに飽きている人は、最近作られた肉専用のアウトドアスパイスをオススメ。もちろんアウトドア用とはいえ、自宅で食べても全く問題ありません。

 

 

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