CoCo壱番屋(ココイチ)の低糖質カレーを試してみた!
今や国民食と言われるほど浸透しているカレーライス。嫌いという声を聞いたことがないほどの人気の食べ物ですよね。
しかし、昨今の健康志向ブームにより過剰な糖質摂取を控える人が増えてきたこともあって、実は以前ほどカレーライスを食べなくなったという人も増えてきました。実際、ご飯(精白米)は糖質が高いため、摂りすぎてしまうと食後高血糖や肥満のリスクを高めることになると言われています。今はこうした情報もすぐにネット上で調べることができるため、より一層健康に気を付けるようになってきた人が多いのかもしれません。
そんな中、ご飯の代わりにあるものを使って、低糖質なカレーライスを提供し始めたお店が出てきました。こちらは健康意識の高い人たちから大人気メニューとなっているカレーライス。いったいどういうカレーなのでしょうか。
もくじ
カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)とは
出典:筆者にて撮影(全国展開している日本一大きなカレーチェーン)
そんな低糖質のことを考えたカレーを提供しているのは、日本国内に留まらず海外でも展開している人気のカレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋(以下ココイチ)」。外国人の間でジャパニーズカレーライスのおいしさを広めたカレーチェーンとしても有名です。
1号店のオープンは1978年。以来、43年。いまでは、国内1,285店、海外187店、合計1,472店を構えるビッグチェーンに。ココイチがここまで大きく成長したのは、カレーのおいしさはもちろんのこと、社是に「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」を掲げる笑顔と努力の継続があったのでしょうね。
ココイチでは、ご飯の量やルーの辛さ、トッピングを自由に選べるシステムを採用しており、自分で味の好みをカスタマイズができるシステムは、その後のカレー店に大きな影響を与えたと言われています。
また、季節や地域、店舗によって異なる限定メニューも取り揃えているため、飽きることなくいつでも新しい味を楽しむことができます。これも人気の秘訣です。
CoCo壱番屋(ココイチ)で低糖質カレーを発見
出典:筆者にて撮影(厚いメニュー表の中でも後ろ側にひっそりと出ています)
ココイチには数多くのメニューやトッピングが存在しますが、健康意識の高い人、糖尿病やその予備軍の人に人気なのがこちらの「低糖質カレー」。白米の代わりに、糖質の少ないカリフラワーライス、カレールーはポークソースを使用したカレーとなっています。
通常のカレーでは白米を300gほど盛っていますが、こちらのカリフラワーライスは約180gとちょっと少なめの分量で提供されます。
糖質量は白米の量が200gのポークカレーの場合は85.8gと結構お高め。しかし、低糖質カレーの糖質量は16.5gと圧倒的に少ないのが特徴です。
低糖質カレーのカリフラワーライスのお味は?
出典:筆者にて撮影(独特な食感はあるものの、意外に癖がないカリフラワーライス)
遠目から見ると一瞬バターライスと思うかもしれませんが、近くで見るとお米とは明らかに違う四角い形。これがお米代わりのカリフラワーライスです。
まずはカレールーを掛けずにカリフラワーライスだけを一口食べてみると、意外にもカリフラワーの臭いが感じられないのに驚きました。そのため、匂いがしっかりするカレールーと喧嘩をすることなく、とても相性が良いように思いました。カリフラワー自体がもともと癖のある味ではない食べ物なので、お米代わりにもなり得るのでしょうね。
カリフラワーライスとカレールーを一緒に頬張ってみると、シャキシャキとした歯触りがとてもいい感じ。お米の粘り気のある食感とは異なるものの、これはこれで新鮮な感じがしました。
腹持ちはというと、ご飯とは異なりお腹に溜まるような感じはないため、普通盛り1杯では成人のお腹はいっぱいにはならないかもしれません。しかし、大盛りは約225g、小盛りは約135gへの変更も用意されているので、お腹の具合やダイエットの状況により分量を決めてみてください。
CoCo壱番屋(ココイチ)の低糖質カレー(カリフラワーライス)を食べた感想まとめ
健康ブームに合わせて、いち早くカレーの低糖質化を試みたココイチ。カレーのお供と言ったら、ご飯の他にインドカレーでお馴染みのナンが浮かびますが、野菜をご飯代わりに使うという発想は斬新でした。ご飯を控えているけど、カレーはしっかり食べたいというときにはぜひ一度、ココイチの低糖質カレーにチャレンジしてみてくださいね。