お買物探偵団

吉野家と幸楽苑でロカボ比較「ライザップ辛牛サラダ」(吉野家)、「ロカボ麺」(幸楽苑)。低糖質メニューの食べ比べ

出典:photoAC

 

昨今における健康志向の波に乗って、続々と登場している低糖質食品。

 

麺類やパン、菓子類といった糖質が高いと言われている食材を中心に、食品メーカー各社が通常品の代替品となるような低糖質商品の開発に着手、その結果、ここ数年で多くの小売店でも取り扱われるようになりました。

 

そんな低糖質食品ですが、最近ではメニューの中に取り入れている大手外食チェーンも増え、外食の際にも気軽に食べることができるようになってきています。そのため、糖質摂取を控えている人たちからも、これなら安心して外でも食べられると歓声が上がっているそうです。

 

そこで今回は、低糖質メニューのある外食チェーンの第4弾として、全国的にも知名度の高い2つのチェーンの低糖質メニューを紹介。

 

糖質を気にしていて、自分で糖質量をコントロールしにくい外食をしばらく控えているという人は、ぜひ行ってみて食べてみてはいかがでしょうか。

 

吉野家のロカボメニュー「ライザップ辛牛サラダ」

1899年(明治32年)、東京の日本橋で創業された牛丼屋チェーンの吉野家。美味しいだけでなく、回転の速さ、コストパフォーマンスの良さで人気を博しており、老若男女問わず多くの常連客を抱えている人気外食チェーンです。また海外でも牛丼はビーフボウルの名称で知られており、ワールドワイドな食べ物としても知られています。

 

出典:吉野家 公式ホームページ

 

そんな吉野家から、2019年にヘルシー・ロカボメニューが登場、それが「ライザップ牛サラダ」です。こちらは、「結果にコミットする」でお馴染みのプライベートジム RAIZAPの名前を冠したサラダで、お米を使用しない牛丼サラダという今までになかった健康的なロカボメニューとなっています。

 

中身を見てみると、牛肉、玉ねぎの他、キャベツ、鶏肉、ブロッコリー、半熟玉子、豆などが入った「高タンパク質、低糖質なメニュー」で、健康志向の人たちから大きな支持を得ており、現在に至るまでレギュラーメニューとして大人気となっています。

 

出典:吉野家 公式ホームページ

 

今回はこちらのライザップ牛サラダからの新ロカボメニュー「ライザップ辛牛サラダ」を食べてみたので、そちらについてご紹介。

 

こちらは牛丼のご飯を除いた食材に加え、鶏肉、ブロッコリー、キムチ、のり、食べるラー油が加わった新メニューで、ほかに個別包装で機能性表示食品の「だしサプリ・ペプチド」と「和風ドレッシング」が付いています。

 

一見すると、牛肉に食べるラー油は合わないのではと思いきや、甘い牛肉とちょい辛の食べるラー油が思いのほかマッチする今までに食べたことのない味でした。キムチと和風ドレッシングをかけたサラダも相性抜群。意外な組み合わせですが、かなり美味しく食べられます。またそれぞれを組み合わせて食べても、どれもがフィットするため、飽きもせずに美味しく食べることができたのは新しい発見でした。

 

カロリーは468kcal、タンパク質 31.3g、炭水化物 20.2g(※)とかなりヘルシーとなっていますので、健康を気にしている人はぜひチャレンジしてみてください。

 

※糖質量単体での表記はありませんでした(炭水化物=糖質+食物繊維)

 

出典:筆者にて撮影(飽きがこない美味しさがあるライザップ辛牛サラダ)

 

幸楽苑のロカボメニュー「ロカボ麺」

福島県郡山市に本部を置く「幸楽苑」。北は青森県から西は兵庫県まで、436店舗(2022218日現在)を展開している大型ラーメンチェーンで、半ちゃんラーメンという言葉を商標登録していることでも知られています。人気の秘密は豊富なメニューとコスパの良さ。スーパーの中に構えている店舗もあり、特に家族連れに人気があります。

 

出典:筆者にて撮影(黄色に赤文字でお馴染みの幸楽苑)

 

そんな幸楽苑でも健康志向に合わせた低糖質のロカボメニューである「ロカボ麺」を開発、202010月よりメニューに加わりました。こちらのロカボ麺の1食当たりの糖質量は30.8gで、幸楽苑で通常使われている普通麺の糖質量77.1gと比べて、60%オフを実現。全ての麺メニューで変更が可能で、ラーメンではプラス100円(税込)、つけ麺ではプラス150円(税込)で選ぶことができます。糖質を気にしている人には嬉しい限りですね。

 

出典:筆者にて撮影(ロカボ麺に変更する人は多いようで人気とのこと)

 

今回はベーシックな中華そばを注文、こちらに100円(税込)を加えてロカボ麺にチェンジをして食べてみることに。まずパッと見はこちらが低糖質なモノかほぼわからず。コシはやや弱いといったところですが、食感は低糖質麺にありがちなザラザラした感じは皆無でツルツルしてかなり美味しいと感じました。また思ったよりスープに絡みますし、通常麺と大きく変わる感じがしないため、追加のお金はかかりますが、今後も幸楽苑で食べるときはロカボ麺を選ぼうと思った次第です。

 

なお麺の材料に関しての記述がなかったため、配合などの情報は調べられませんでした。

 

出典:筆者にて撮影(言われなければ気づかないレベル)

 

吉野家と幸楽苑のロカボメニューのまとめ

いかがでしたか?

 

糖質を抑えたメニューを出している外食チェーンは増えているとはいえ、まだまだ半分にも満たないですが、世の中の健康志向を考えるとまだまだ増えてゆくものと思われます。

 

今後ももっと増えていくことに期待したいですね。

 

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