コリアンダーの効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(4)
出典:photoAC
カレーなどの香辛料としてもお馴染みのコリアンダー。
匂いを嗅いでみると、ほんのり甘さと柑橘系が入り混じっており、爽やかな香りがするスパイスとしても知られています。
口に入れてみると、軽い苦味とちょっぴりカレーの味がするものの、パンチが弱いため、料理の味を大幅に変えるほどのものではなく、隠し味として使われることが多いようです。
今回はそんなコリアンダーに合う料理や、体調を整える効果、意外な事実などについてご紹介。
きっとキッチンに置いておきたくなりますよ。
もくじ
コリアンダーとパクチーの違い
コリアンダーはセリ科の多年草。今や世界中で栽培されていますが、南欧、地中海沿岸や中東が原産地と言われています。
使用部位は種子と葉。この種子の部分がコリアンダーとなり、葉の部分がタイ料理などによく入っているパクチーとなります。あのカメムシに似た強烈な臭いのする葉と爽やかな香りの種子が同じ植物とは意外過ぎますよね。
ちなみに、コリアンダーという名前は英語名で、パクチーはタイ語名とのこと。多国籍な料理が流行り始めた頃、エスニック料理由来で入ってきたものに対してパクチーと呼び、欧米料理とともに入ってきたのはコリアンダーと呼んだことから、日本では別々の呼び名となっているようです。
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コリアンダーの料理での使い方
コリアンダーを使ったレシピ①カレーに入れる
もっとも有名なのは、カレーの中に入れるスパイスとして。香りづけはもちろんですが、コリアンダーにはとろみ付けの効果もあるため、小麦粉を使わないカレー作りの時などは多めに入れることをオススメします。
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シチューやピクルス、肉料理などにかけると風味が付いてより一層美味しくなります。特に、肉料理の場合、臭み消しとしても活躍してくれるので、ぜひ使ってみてください。
コリアンダーを使ったレシピ②クッキー・パン
種子を粉末にしたコリアンダーは、クッキーやパンなどとの相性が抜群。
他に、焼いたリンゴや洋梨にササっとかけると、爽やかさと甘さがより一層素材の美味しさを引き立ててくれるので、ぜひ試してみてください。
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コリアンダーの効果・効能
そのままの形で食べるのはキツいので、ハーブティーの要領で飲むことをオススメします。
コリアンダーは、胃腸を整える効能があることでも有名です。胃もたれや胃の痛みなどの胃腸のトラブルのときにぜひ1杯飲んでみてください。
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他に、デトックス効果があるとされ、体内に溜まった毒素を取り除いてくれると言われています。
また、口臭や体臭を減らしてくれるとも言われているため、気になる方はぜひチャレンジしてみてください。
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コリアンダーの効果・効能と使い方のまとめ
カレーのスパイスというイメージしか湧かないコリアンダー。
実はパクチーの種だったことに驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
幅広い料理に使うことができ、体調を整える効果もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。