リンガーハットとフレッシュネスバーガーでダイエットできる?!
出典:photoAC
ここ数年、健康志向の高まりとともに、糖質を大幅にカットした低糖質製品をスーパーやコンビニでも見かけるようになりました。
糖質が高いとされるご飯、パン、麺類から、お菓子、甘いデザートなど多くの食品で低糖質のものが出てきているため、健康に気を遣っている人や糖尿病、糖尿病予備軍にとっては食べるものの選択肢が増えたと言えるのではないでしょうか。
また同時期から外食産業もこの低糖質ブームに着目し、ニーズに応えたメニューを開発し始めており、今や多くの外食チェーンでも低糖質メニューが出始めました。
これには多く健康志向の人や低糖質生活をしている人から喝采の声が上がっています。
今回は外食チェーンの中でも、低糖質メニューを取り入れているお店をピックアップしましたので、早速ご紹介いたします。
長崎ちゃんぽん リンガーハット
全国に約600店舗を展開する大人気チェーン店「長崎ちゃんぽん リンガーハット」。
デパートや大手スーパーなどのフードコートにも多くの店舗を持っていることもあって、一度は行ったことがある人も多いのではないでしょうか。
たっぷりの野菜を使った定番の長崎ちゃんぽんのほか、サイドメニューも充実しており、その美味しさとコスパの良さで全国に多くのファンがいます。
そんなリンガーハットでは、ほとんどの麺類で通常の麺から低糖質麺に変更できるサービスを採用。料金はプラス100円かかりますが、それでも低糖質麺を選ぶことができるのはありがたいですよね。
ちなみに、
◇通常の麺の場合(1食当たり)…
炭水化物 64.2g 糖質 61.4g
食物繊維 2.9g
◇低糖質麺の場合(1食当たり)…
炭水化物 64.5g:糖質 40.7g
食物繊維 23.8g
となっており、低糖質麺は通常の麺と比べ、約30%も糖質をカット。食物繊維を多くすることによって糖質を抑えています。糖質を気にしている人にはありがたいサービスですよね。
出典:筆者にて撮影(野菜も一緒に取れるのがちゃんぽんのいいところ)
実はこちらの低糖質麺、低糖質製品にもかかわらず、かなり美味しいと評判になっています。
一般的な低糖質モノは味を犠牲にする傾向があり、あまり美味しくないというものが多いと言われていますが、リンガーハットの低糖質麺はつるつるでよくある低糖質麺とは明らかに違うのでびっくり。
小麦の香りもほんのりしますし、歯応えも良いため、何も言わずに食べたら、まず低糖質麺とは気づかないレベルではないでしょうか。
低糖質にしたからといって、通常のちゃんぽんと変わらず、美味しさを維持する企業努力には頭が下がるばかりですよね。
出典:筆者にて撮影(ハイレベルなリンガーハットの低糖質麺)
またリンガーハットでは、お客様の声から生まれた麺なしちゃんぽんの「野菜たっぷり食べるスープ」も大人気。
こちらは国産野菜が480g入っているものの、麺がなく、あとはスープだけという今までになかったアイデア商品となっています。
生姜ドレッシングと柚子こしょうドレッシングも付いてくるので、味変しながら楽しめるのもこのメニューの魅力。
こちらも低糖質生活をしている人にオススメです。
フレッシュネスバーガー
「大人がくつろげるバーガーカフェ」がコンセプトのオシャレなハンバーガーショップ「フレッシュネスバーガー」。
1992年に東京大学駒場キャンパス側に1号店が誕生。新鮮な素材を使った美味しいハンバーガーは瞬く間に評判となり、今や全国区の人気バーガーチェーンとなっています。
そんなフレッシュネスバーガーでも、糖質を気にする人向けのメニューを用意。それはバーガーのバンズを低糖質バンズに変更できるというサービス。
フレッシュネスバーガーで一般的に使われているバンズは…
パンプキンバンズ 糖質 22.6g
ゴマバンズ 糖質 28.2g
これに対して、低糖質バンズは糖質が14.8gと大幅に糖質量を減らしています。
この秘密は、通常の小麦粉より栄養価が高く、食物繊維やビタミンB1、 鉄分などが豊富な「全粒粉」の使用と、小麦の一部を食物繊維に置き換えているから。
全粒粉を焼いたときの香ばしさは格別なので、低糖質バンズだからといって味が劣るということがないのも嬉しいポイントです。
なお全てのバーガーで低糖質バンズにプラス60円で変更することができますので、糖質を気にしている方はぜひチェンジをしてみてください。
出典:筆者にて撮影(香ばしい香りのバンズとハンバーグの相性は抜群)
リンガーハットとフレッシュネスバーガー「低糖質メニュー」のまとめ
世の中が低糖質ブームになったことに伴って、多くの外食チェーンも変わろうとしています。
今回はその中でもいち早く低糖質メニューに着手した2つの外食チェーンを紹介いたしました。
このブームは変わらず続いていきそうなので、今後さらに低糖質メニューを取り扱うお店が増えそうですね。