魚だけにあらず。魚焼きグリル活用のすすめ
出典:photoAC
ガスコンロの魚焼きグリル、使っていますか?もし、焼き魚でしか使っていないのなら、それはとってももったいない!魚焼きグリル、実は、「時短でおいしい」を実現する調理器具です。魚焼きグリルの「まめ得」活用法で、焼き魚以外も楽しみましょう。
もくじ
魚焼きグリルの2つの特徴
魚焼きグリルには大きな特徴が2つあります。
【特徴①】温度の上昇がはやい
魚焼きグリルは火がついてからの温度上昇が非常に早く、約1分でグリル内の温度は300℃超え。オーブンやトースターよりもずっと早いです。
【特徴②】高温での調理が可能
魚焼きグリルの温度は、両面焼きなら400~450℃、片面焼きでも300~350℃に達します。トースターは200~250℃、オーブンは最高温度が約200℃なので、魚焼きグリルの温度の高さが際立ちます。
魚焼きグリルは実は「もっとも短時間で高温になる家庭用の調理器具」。グリル庫内が狭く、直火だから短時間で高温にすることができるのです。
魚焼きグリル 簡単おすすめの使い方
気軽に魚焼きグリルを使うなら、次の2つがおすすめです。
【おすすめ①】食パン
出典:筆者にて撮影(魚焼きグリルで焼いた食パン)
食パンをおいしく焼くコツは高温、短時間で焼くこと。焼き上げるのに時間がかかると、パンの中の水分がどんどん蒸発してしまいます。魚焼きグリルなら短時間で焼き上げるので、パンの中の水分を逃すことなく、表面はカリッと中はふわふわの状態に仕上がります。
【おすすめ②】ピザ
出典:筆者にて撮影(魚焼きグリルで焼いたピザ)
ピザを焼くのに最適なのはピザ窯。500℃近い温度でパリっと焼き上げるのがおいしいピザの条件です。このピザ窯に一番近いのが実は魚焼きグリルなんです。庫内に対流熱が発生し、温度が均一になるところはピザ窯の原理と同じです。魚焼きグリルならムラなく、ほどよい焼き目のついたピザが焼き上がります。
魚のニオイはつきません!
グリルで魚以外の調理をすると気になるのがそのニオイ。実は加熱している間には、ニオイはつきません。これは、食材の表面から水蒸気が放出されているから。ただし、火を止めた後、そのままにしておくとニオイが移ってしまうので、焼き上がったらすぐに取り出すようにしてください。
グリルパンでレパートリーが広がる
商品名:ランチーニ NEWグリル活用角型パン17×22cm
グリルパンとは鋳鉄でできたフライパンのこと。これを魚焼きグリルで使えばもっとレパートリーが広がります。たとえば、骨つきのスペアリブやローストキチン、ハンバーグなどを手軽に作ることができます。
筆者のおすすめはスパニッシュオムレツ。
出典:筆者にて撮影(グリルパンを使用し、魚焼きグリルで作ったスパニッシュオムレツ)
材料を混ぜて魚焼きグリルに入れてしまえば、あとは待つだけ。中までしっかり火が通り、ふんわりと焼き上がります。
まとめ
魚焼きグリルはいわば、ミニオーブン。魚だけに使うのはもったいないです。使いこなせばおいしく時短が可能な調理器具なので、ぜひ積極的に活用しましょう!
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