カップヌードル誕生のヒントは、ある国の食習慣!|お買い物トリビア(129)

世界で愛されるインスタント食品の代表格、カップヌードル。お湯を注ぐだけでどこでも簡単に食べられるその便利さは、現代の食生活に完全に溶け込んでいます。
しかし、この画期的な商品が誕生したきっかけは、創業者・安藤百福氏が海外で目にしたある光景でした。
安藤氏はチキンラーメンを世界に広めようと欧米を視察しましたが、現地の人々には、どんぶりや箸という文化がありません。彼らはチキンラーメンをどうやって食べたのでしょうか? その驚きの方法が、のちの「カップヌードル」の根本的なコンセプトを生み出す大きなヒントとなったのです。
さて、そのきっかけとなった欧米の人々の行動とは、いったい何だったのでしょうか?日本では当時珍しい食べ方でした!
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お買い物トリビア「カップヌードル誕生のヒントは、ある国の食習慣!」の答えはこちら。わかりましたか?

出典:photoAC(紙コップとフォークを使う食習慣が発明のヒントに)
正解は、「 紙コップに割ったチキンラーメンを入れ、お湯を注ぎ、フォークで食べるアメリカ人の食習慣 」でした。
カップヌードル誕生の直接のきっかけは、1966年に安藤百福氏がアメリカで目にした光景でした。現地のスーパーで、販売促進のために「チキンラーメン」を配っていた時のことです。
アメリカ人のスーパーの社員たちは、どんぶりや箸がない環境で、もらったチキンラーメンをどのように調理したでしょうか? その答えは、袋の中の麺を手で割り、紙コップに入れ、お湯を注いでフォークで食べるというものでした。
このあまりにも斬新な食べ方に安藤氏は衝撃を受け、大きな気づきを得ました。インスタントラーメンを世界に普及させるためには、日本の伝統的な食べ方に固執するのではなく、現地の食文化や生活習慣に合わせた形で提供する必要がある、と悟ったのです。
この体験が、「容器付き」で「フォークで食べられる」というカップヌードルの2大特徴を生み出す核心的なインスピレーションとなりました。
その後、容器の開発や麺の固定方法など、数多くの技術的困難を乗り越え、1971年に世界初のカップ麺「カップヌードル」が誕生しました。アメリカでの何気ない光景が、その後の世界的な食品文化を変えるイノベーションの起点となったのです。

