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40代母。登校直前に忘れ物に気付く子どもをどうにかしたい! |悩みを解決!(66)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、サナエール先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

【今回のご相談】登校直前に忘れ物に気付く子どもにイライラしてしまいます。どうしたらよいでしょうか?

 

■年代:40性別:女性 相談カテゴリ:子育て

 

───今回ご紹介するのは、登校直前に忘れ物に気付く子どもにイライラしてしまい、どうしたらよいのかというお悩みです。

 

「小学校高学年の娘の行動に悩んでいます。あと5分で登校というギリギリの時間になって、先生に出すプリントにサインしてなかったとか、今日学校で使うんだけど雑巾ある? とか言いだすのです」

 

「朝は、低学年の息子の準備や世話でバタバタしているので、なぜ昨日のうちに言わないのかと、本当にイライラしてしまいます」

 

「前日に、明日の支度は大丈夫? と確認していますが、いつも大丈夫と返事が返ってきます。ですが、翌朝にはまたアレコレ探すことになります。娘の言い分としては、『だって朝気付くんだもん』です」

 

「塾からの帰宅が夜になる日もあるなかで頑張っている娘に、強く言いたくないと思っていてもイラっとしてしまうことに自己嫌悪に陥ることもあります」

 

「もう少し、朝早く起きてくれればと試みてはいますが、なかなか起きてくれません。起きてもボーっとしている時間が多くなるだけという感じです。自分も小学生の頃はそうだったな~と半分諦めています。せめて、朝に思い出すということは、何とかならないかと悩んでいます」

 

【お答え】習慣になるまで一緒に準備して、事前準備の大切さを教えましょう!

 

 

「小学校高学年になってくると、何でも親に頼っていた小さい頃と違って、人間関係を理解し、自発的に活動するようになりますから、親からすると自分のことは自分で出来るようになって欲しいという期待も高まると思います。ですが、いっぺんに出来るようになることはありません。少しずつの変化を良しとするくらいの気持ちでいてください。1年生より2年生、2年生より3年生、少しずつでも確実に成長していますよね」

 

「いずれ自分で出来るようになりますが、事前準備の大切さを教えることは必要だと思います。面倒ですがもう少しの間、前日の準備を一緒にしてあげると良いかと思います。やるときは怒らずに笑顔で!」

 

「前日に準備ができていれば、忘れ物をすることもなく、怒られることもなく、お母さんも喜んで、気持ちよく登校できるということが習慣になるまで、もう少し頑張ってみてください」

 

「そして、自分が子供の頃どうだったかを思い出すこともいいですね。子供の気持ちがわかって、かける言葉も変わってくると思います。同時に、自分も同じだったな~と思うことで、イライラしていた自分自身のストレス対策にもなります」

 

「実は私の娘も、朝思い出すタイプで困っていました。そんな時に『朝、頭が回転するタイプですね。朝、頭が回転する人は仕事ができる人になりますよ』と言われたことがありました。そうなのかと思ったら急に気持ちが楽になりました。私にとっての魔法の言葉ですとお伝えしたら、ニッコリされていたので、少し魔法がかかったかなと思いました」

 

カウンセラー:サナエール先

 

 

交流会をメインに様々なお悩みに耳を傾けながら多くの出会いをサポートしてきました。 ウェブテストとインタビューで診断するコミュニケーション診断やFP資格を活かしたオンライン相談カウンセラーとして幅広い問題解決アシストをしております。

■LINEトークCare 公式カウンセラー

 

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