不思議な形の岡山城。それはどんな形?|旅する雑学(70)
岡山城は、その美しい漆黒が非常に印象深いお城で、日本の百名城にも選ばれています。岡山城は3代にわたって城主が変わってきました。
実はこのお城、見る方向によって、お城の見え方が変わるのです。その秘密は真上から見下ろしたときの城の形にあります。さて、真上から見たときの岡山城はどんな城郭の形をしているのでしょうか。わかりますか?
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旅する雑学「不思議な形の岡山城。それはどんな形?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:岡山城公式サイト(城郭の形は不等辺五角形でした)
正解は、「不等辺五角形」でした。
岡山城は真上から見ると、不等辺五角形になっています。岡山城は3代にわたって城主が変わり、城主が変わるごとに増築を重ねていることと、岡山特有の地形に合わせたとされていますが、詳しい理由は分かっていません。
ちなみに最初の城主は宇喜多直家。その頃の石垣は自然石をそのまま積んで石垣を築いています。次が小早川秀秋。その頃は少し技術が上がり、表面を平らにした状態で石が積まれています。そして3代目以降は池田家が城主となりますが、その頃は技術がかなり進み、石を切り出して形を整えた状態で石垣が積まれました。このように、違う時代で積まれた石垣が同じ場所で見られるのは非常に珍しいそうです。