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高知の桂浜に銅像として立つ歴史上の人物とは?|旅する雑学(69)

出典:photoAC(桂浜にそびえ太平洋を見つめる歴史上の英雄は誰?)


高知県を代表する景勝地の一つである桂浜。古くから月の名所として知られ、高知の唄「よさこい節」にもその情景が歌詞として残っています。弓状にひろがる海岸で松の緑と紺碧の海が調和する見事な景勝地です。その桂浜にある英雄の銅像があり、太平洋の荒波に向かって、まなざしを向けている姿はとても有名です。さて、その歴史的な英雄とは誰でしょうか?

 

 

旅する雑学「高知の桂浜に銅像として立つ歴史上の人物とは?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(桂浜の銅像は坂本龍馬でした)

 

正解は、「坂本龍馬」でした。

 

坂本龍馬は何をした人?と聞かれたら、「龍馬は江戸幕府を倒すきっかけを作った人」と言えるでしょう。当時の幕府は外国の要求を拒絶する力が無く、諸藩をまとめる力も弱くなっていました。しだいに、このような幕府では日本を守れないと考え、幕府を倒して天皇の下に統一された国家が必要だと考える人が現れました。龍馬もその一人でした。

 

龍馬は幕府を倒すために、まず幕府と対抗できる大きな力を持った薩摩藩と長州藩の同盟を成功させます。薩摩藩と長州藩は後々、武力によって幕府を倒そうと考えますが、龍馬は武力行使は最終手段だと考えていましたので、まずは大政奉還を土佐藩に提案します。この案は土佐藩から徳川慶喜に進言され、慶喜もこれを受け入れて、形式上は幕府が消滅しました。そして、龍馬は新政府が進むべき道を新政府綱領八策によって示しました。

 

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