「三味線草」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (77)
出典:筆者作成
春の七草の一つにも数えられるナズナは弥生時代に中国から日本にやってきたと言われています。春から夏にかけて小さな白い花と三角形の実をつけるのが特徴で、その三角形の実を引いて鳴らす遊びから「ぺんぺん草」という名前でも知られています。
食用はもちろん薬用としても使われており、解熱・下痢・便秘などにも効くとされています。そんなナズナの別名「三味線草」はなんと読むでしょうか。
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難読漢字クイズ「三味線草」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、三味線草(しゃみせんぐさ)でした。
「しゃみせん」の読みの通り、その由来は日本の楽器である三味線から来ています。三角形の実が三味線のバチに似ていることから付けられたとされており、その実で音を「ペンペン」と鳴らす遊びはまさに三味線のようですよね。
ちなみにナズナの由来には諸説あり、撫でたくなるほど可愛いという意味の「撫で菜」や、夏に枯れることから「夏無」とされたなどと言われています。