「カルダモン」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(30)
カルダモンは高級スパイスの一つで、爽やかな風味が持ち味のスパイスです。そんな「カルダモン」は、小さい種がさやの中に入っており、種だけ使ったりさやごと使う場合もあります。
カレーや肉料理、紅茶やコーヒーまで幅広いスパイスとして活用されています。爽やかな香りと風味付けが出来るスパイスとして重宝されています。胃の消化を助けてくれる効能もあります。
もくじ
カルダモンの特徴
カルダモンはスパイスの女王とも呼ばれており、古くは2世紀頃から使われていたと言われています。当初インドでは、薬用として使われていましたが、ヨーロッパに伝わるとスパイスとして活用されるようになっていきました。カレー粉やケーキ、パンなどにも使われています。
テルピニルアセテートと呼ばれる主成分は、消化を促してくれる効果があります。お腹の張りなどを解消してくれる効果もあります。
カルダモンの効果・効能
カルダモンの効果・効能①<消化の促進に>
カルダモンには、テルピニルアセテートが含まれているため、消化を助けてくれます。お腹が張っていたり、胃がもたれてしまうという場合に、消化を促進して改善してくれます。
カルダモンの効果・効能②<抗炎症作用に>
1,8-シネオールと呼ばれる成分がカルダモンには豊富に含まれています。体内の殺菌作用や免疫の向上といった効果があります。
カルダモンを使った参考レシピ
出典:photoAC(爽やかな風味とスパイスが魅力のバターチキンカレー)
カルダモンを使ったレシピ①<バターチキンカレー>
カルダモンは、バターチキンカレーを作るうえで欠かすことの出来ないスパイスです。爽やかな風味が特徴的です。爽やかさと甘みがあり、バターチキンカレーに旨みを与えてくれます。カルダモンのホールを使うと、爽やかなスパイスとなります。
カルダモンを使ったレシピ②<カルダモンの肉味噌料理>
挽肉、白味噌、カルダモンパウダーなどを混ぜ合わせて、フライパンの中火にて炒めていきます。カルダモンパウダーの爽やかな風味の肉味噌料理を作る事が出来ます。
カルダモンを使ったレシピ③<カルダモンのツナサラダ>
ツナや人参、玉ねぎにレモン汁やカルダモンパウダーを振りかけて。さっぱりとした美味しいツナサラダが出来上がります。さっぱりとした食感が魅力です。