恐山に眠るとある鉱脈。それは何の鉱脈でしょう?|旅する雑学(148)

本州最北端にある青森県は、世界遺産白神山地や八甲田山、十和田湖など数多くの自然に恵まれています。県の西側と東側の地域では互いに異なる歴史や気候、文化、風土を持つのが特徴です。
県北部の下北半島はコメバツガザクラなどの天然記念物が育つ豊かな環境ですが、一方で日本三大霊場の一つであり活火山でもある恐山がそびえたっており、今も死者への供養が行われ続けています。そんな恐山には世界最高品質のある鉱脈が存在していることが分かっています。それは何でしょうか?
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旅する雑学「恐山に眠るとある鉱脈。それは何の鉱脈でしょう?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(恐山には今も金が眠っています)
正解は、「 金鉱脈 」でした。
温泉の沈殿物を主成分として、長い時間をかけて金が堆積していることがわかっています。2007年には地質学的にみた日本の貴重な自然資源を選定する「日本の地質百選」にも選ばれました。
地質調査によると、その金の含有量は鉱石1トン当たり400グラムを上回る箇所もあり、この値は世界最高記録!ただし周辺は下北半島国定公園に認定されており、開発は難しいようですね。
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