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【失敗しない】退職金の運用におすすめな方法!豊かな老後生活を送るコツを伝授

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老後の生活資金として、退職金の資産運用を検討している方も多いでしょう。

 

しかし、退職金のような大きな資金を資産運用する場合、

 

「もし失敗したらどうしよう……」

 

など、不安に思う方も多くいらっしゃると思います。

 

ですが、限られた老後生活の中でお金を稼いでいく手段は必要です。

 

既に豊かな老後生活を送れるだけの資金がある方であればそこまで気にしなくて大丈夫ですが、そうでない方は真剣に老後について向き合わなければいけません。

 

その時にやはり、退職金の資産運用は豊かな老後生活に備える上でおすすめです。

 

ただし、間違った運用をしてしまうと逆に資産を減らしてしまう可能性もあります。

 

そこで本記事では、退職金運用で押さえておきたいポイントやおすすめの方法を、投資コンサルタントのロジャー堀が解説します。

 

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退職金の資産運用がおすすめな理由

 

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退職金について、「投資で損失を出すくらいなら安全に預貯金においておきたい」と考える方もいるかもしれません。

 

ですが、昨今では以下のような背景から、退職金を運用する必要性が高まっています。

 

  • 退職金が減少傾向にある
  • 平均寿命が延びている
  • 年金受給額だけだと足りない可能性がある
  • 老後の収入確保は難しい
  • インフレなどのリスクがある

 

以下では、退職金の資産運用がおすすめな理由を解説します。

 

退職金が減少傾向にある

 

近年、企業の退職金制度が見直される中、退職金額が減少している傾向にあります。

 

中小企業の場合、一定額の退職金を貰うには相当な勤続年数が必要です。

 

以下は、中小企業の退職金額平均です。

 

退職金の相場【中小企業・大学卒の場合】

勤続年数

会社都合

自己都合

5年

約60万円

約42万円

10年

約148万円

約113万円

15年

約266万円

約214万円

20年

約425万円

約353万円

30年

約785万円

約705万円

※出典:東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情(令和2年版)

 

上記の表の通り中小企業の場合は、仮に30年近く勤めたとしても貰える退職金の相場は700〜800万円程度となります。

 

このことから、老後の生活資金として退職金を効率よく運用し、資産を増やす必要性が高まっています。

 

平均寿命が延びている

 

※出典:厚生労働省「平均寿命の推移

 

医療技術の進歩や生活環境の改善により、日本人の平均寿命は年々延びています。

 

実際に厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」によると、2023年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.14歳です。

 

1990年の日本人の平均寿命は、男性が75.92歳、女性が81.9歳だったので、いかに日本人の寿命が延びているのかが分かります。

 

この昨今の長寿化に伴い、老後の生活費も増加するため、退職金を運用して将来の生活資金を確保する必要があると分かるでしょう。

 

年金受給額だけだと足りない可能性がある

 

厚労省「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、年金受給額の平均は国民年金は約5万円厚生年金は約14万円となっています。

 

    自営業や専業主婦など(国民年金のみ)    …約5万6,000円/月

    会社員や公務員など(国民年金+厚生年金)…約14万4,000円/月

     

    今後年金受給額がどうなるのかはまだ分かりませんが、少子高齢化の進行により減少する懸念があります。

     

    その為、老後生活は年金だけに頼るのではなく将来に備えるための対策が必要です。

     

    老後の収入確保は難しい

     

    老後は仕事で収入を得ていくことが難しくなります。

     

    定年後に再雇用や再就職で働く人もいますが、現役世代と同じ収入を得られる人は少ないでしょう。

     

    近年、再雇用制度を導入している企業は増えていますが、その多くは定年前と比べて収入は落ちてしまいます。

     

    そして再雇用せずに定年退職となった後、再び仕事を探すのは大変です。年齢制限などで選べる仕事の幅が少なくなってしまいます。

     

    インフレなどのリスクがある

     

    退職金を運用することは、インフレなどのリスクを避けるうえでもおすすめといえます。

     

    「インフレ」とは、物価上昇の影響によりお金の価値が低くなることです。

     

    退職金でまとまった金額を手に入れても、数年後には物価が上昇して退職金自体の価値が減ってしまう可能性があります。

     

    預金通帳に記された1,000万円という金額が変わっていなくとも、その1,000万円でできることが減ってしまうのです。

     

    退職金のおすすめな運用方法

     

    出典:Motion Array(モーションアレイ)

     

    それでは、退職金の主な運用方法とそれぞれの特徴を紹介します。

     

    メリット・デメリットを把握したうえで、ご自身にあった退職金の運用方法を選びましょう。

     

    投資信託

     

    投資信託とは、投資家から集めた資金を運用会社が運用し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。

     

    比較的少額から購入できることから、株式などと比べて簡単に始められる金融商品でもあります。

     

    また投資に関する知識がなくてもすぐに始めることができます。

     

    株式投資

     

    退職金はまとまった資金ですので、株式投資で運用することもおすすめです。

     

    ただし、株価は随時変動し、元本保証もないため、損失を被る可能性があることは、株式投資の注意点といえます。

     

    株式投資で退職金を運用する際は、許容できるリスクの範囲内で行うことが大切です。

     

    不動産投資信託

     

    退職金の資金が大きいのであれば、不動産投資をするのもおすすめです。

     

    基本的に不動産投資はある程度の資金が必要となってきますが、退職金と不動産投資のためのローンを利用できれば最初に一括で支払う必要はありません。

     

    金融機関からの融資で不動産を購入し、ローン返済を家賃収入で行うということもできます。

     

    また不動産を所持していると相続税の対策にもなります。

     

    デイトレードで稼ぐ力をつける

     

    ある程度の資金と時間があるのであれば、デイトレードでお金を稼ぐ力を身に付けることもおすすめです。

     

    デイトレードとは、株式やFX、仮想通貨などの金融商品を一日のうちに売買して利益を得る取引手法です。

     

    毎日利益を狙うことができ、少ない資金からでも始めることができるのが特徴です。

     

    一般的にデイトレードはハイリスクハイリターンで危険と言われていますが、正しい知識と経験を積めば退職金を増やすことは十分に可能です。

     

    定年退職をされて老後の時間があり、退職金である程度の資金がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

     

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    退職金の運用で失敗しないための注意点

     

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    退職金の運用には、注意点もあります。

     

    退職金は大切な老後資金の一部です。

     

    下記に注意して運用を行ってください。

     

    退職金をすべて運用に回さない

     

    退職金は、老後の生活を支える大切な資金です。

     

    全額を運用に回すのはリスクが高く、最悪の場合、生活費の不足を招く恐れがあります。

     

    特に高リスクの投資にすべての資金を投入すると、運用に失敗した際に立て直しが困難になる可能性があります。

     

    まずは生活費の数年分や緊急時の資金を手元に確保し、残りの資金で資産運用を検討するのが賢明です。

     

    収支状況を見ながら投資に回す金額を決める

     

    退職後の収支状況を把握することは、資産運用の成功に欠かせません。

     

    毎月の生活費や年に一度の大きな支出(保険料、税金、旅行など)を見積もり、それに見合った金額を残しておく必要があります。

     

    収支を無視して過剰な投資を行うと、生活費が足りなくなった場合に投資資産を取り崩す必要が生じ、結果的に運用効率が悪化します。

     

    また、収入が減る老後においては安定した運用を心がけるべきです。

     

    万が一のためのお金は預金で残しておく

     

    退職後の生活は、予想外の出費が発生する可能性があります。

     

    例えば、医療費や介護費用、家の修繕費といった突発的な支出に対応するために、一定額を現金や預金として確保しておくことが重要です。

     

    目安としては、生活費の35年分程度を無リスク資産(普通預金、定期預金など)に残しておくと安心です。

     

    また、緊急時にすぐ引き出せる流動性の高い資金があることで、運用している資産を慌てて売却する必要もなくなります。

     

    特に、高齢者向けの医療費負担や長期的な介護が必要になった場合の対応として、手元資金が十分にあれば精神的な安心感も得られます。

     

    運用を行う前に、まずこの「安全資産」の確保を最優先に検討しましょう。

     

    退職金の資産を大きく増やしたい方は・・・・・・

     

    出典:Motion Array(モーションアレイ)

     

    退職金の資産運用の方法はいくつかありますが、どの方法で資産運用をするのかはご自身の自由です。

     

    自分に合ったやり方で資産を増やしていきましょう。

     

    長期的に見て資産を増やすことを目標としている方は、投資信託の積立投資などがおすすめです。

     

    ただし、老後生活に突入してから長期で資産を運用したとしても、利益が狙えるまでにどうしても時間がかかってしまいます。

     

    特に、今すぐ老後資金が必要な方にとっては長期投資は向いていません。

     

    なので今すぐ退職金の資産を大きく増やしたい方は「デイトレード」がおすすめです。

     

    デイトレードがおすすめな理由

     

    デイトレードの魅力は、やはり一日で取引が完結することです。

     

    その日の利益はその日のうちに確定するため、翌日まで持ち越して痛手を被るリスクを軽減できます。

     

    なので毎日利益を獲得するということもできます。

     

    また株式投資の場合は値幅制限があり、一日で動く株価の幅が決まっています。

     

    なので突然の暴落で大きな損失を出してしまうなど、最悪の場合を避けられる可能性もあります。

     

    老後に時間がある方はチャレンジ!

     

    デイトレードは今すぐ資産を増やしたいという方にはピッタリな手法ですが、その分、投資に関する最低限の知識は必要です。

     

    なので投資初心者の方がいきなり利益を狙うのは難しいかもしれません。

     

    ですが、時間を使ってしっかりと勉強をすれば、数ヶ月で利益を狙うことは十分可能です。

     

    特に仕事の定年を迎えた高齢者の方で、時間が余っている方など「デイトレード」にチャレンジしてみるのは良いかもしれません。

     

    もしデイトレードにチャレンジしてみたいという方は、下記のリンクをご確認下さい。

     

    朝の10分間だけを利用して利益を目指していくデイトレードについて公開されています。

     

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    まとめ

     

    出典:Motion Array(モーションアレイ)

     

    老後の生活を豊かなものにするためには、お金の不安を払拭し、安定した生活基盤を築くことが大切です。

     

    退職金を上手に運用して、手元の資産をできるだけ長く活用しましょう。

     

    まとまった退職金が入ったからといってすぐに投資先や使い道を決めてしまわずに、まずは自分に合った資産運用を心がけて下さい。

     

    出典:筆者にて撮影(ロジャー堀プロフィール画像)

     

    元タカラ社(現タカラトミー社)役員

     (その他、複数の上場企業の役員歴あり)

    株式アナリスト 投資コンサルタント

    ロジャー堀

     

    野村證券、上場企業2社(タカラトミー、インデックス)の役員を歴任し、2007年に日本マネジコを創業。「短期間で倒産寸前の状態から設立以来の絶頂期へと蘇らせるスペシャリスト」として上場企業の経営者から絶大な信頼を寄せられる。

     

    タカラとトミーの合併など日本の経済界に名を残す大企業の再建を成功させるなど、堀氏がプロデュースした企業は数知れず。

     

    これまでに請け負った会社再建で創り上げた時価総額は総額1兆円を超える。著書に『Yahoo!ファイナンス公式ガイド』など。

     

     

     

    ※本記事は、有価証券への投資を勧誘することを目的としておらず、また売買を推奨するものや利益を保証するものでは御座いません。

    投資リスクをしっかりご理解の上、最終的な投資判断はご自身で行うようお願いします。

     

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