肩こり改善におすすめのマットレス10選!選び方も解説
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日々、肩こりにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
パソコンの見過ぎや体を動かしていないなど肩こりにはさまざまな原因が考えられますが、中には就寝中の姿勢により引き起こされている場合もあります。
就寝中の姿勢や体圧分散などをサポートするマットレスに変えると肩こりの解消につながるケースもあるため、マットレスの見直しも重要なポイントといえるでしょう。
しかし、マットレスにもさまざまな種類があるため、いざ購入しようとしても自身にあうものがわからずに迷う場合があります。
本記事では、数あるマットレスの中から肩こり改善におすすめのマットレス10選を紹介するとともに、肩こり解消に期待のできるマットレスの選び方も詳しく解説しています。
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もくじ
自身に合わないマットレスで肩こりになる原因
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自身にあわないマットレスを使用していると、肩こりにつながります。
寝姿勢の悪さや寝返りのしにくさ、マットレスの硬さが適切でないことが主な原因として考えられます。
寝姿勢がよくない
就寝中に肩こりが悪化する場合、眠るときの姿勢がよくないことが考えられます。
就寝中の姿勢は、背骨がS字ラインを自然に保てている状態が理想的です。
腰部分がマットレスに沈み込みすぎていたり、横向き寝で首が曲がった状態が長時間続いたりすると、肩こりの悪化につながります。
就寝中の姿勢に問題がある場合には、適切なマットレスを選ぶと肩こりが改善されるケースがあります。
寝返りしにくい
寝返りをしにくいマットレスを使用している場合、肩こりにつながります。
就寝中の血流をよくするためには、適度に寝返りを打つ必要があります。
寝返りを打たない状態が続くと血流が滞り、鬱血により肩こりが起こりやすくなります。
とくに体が沈み込む低反発のマットレスは寝返りが打ちにくいため、より肩こりを発症しやすくなります。
寝返りが原因で肩こりを引き起こしている方は、体が沈み込みにくい高反発のマットレスを用いることで、肩こり解消につながるケースもあります。
硬さが適切でない
就寝中に肩こりが悪化する場合、マットレスの硬さが適切でないことも考えられます。
マットレスが硬すぎる場合、肩や腰が圧迫されやすくなるため肩こりにつながります。
一方、マットレスがやわらかすぎる場合は、体が沈み込みすぎて寝返りを打ちにくくなるほか、肩にも負担がかかります。
就寝中の肩こりを解消するためには、自身の体にあう硬さのマットレスを選ぶ必要があります。
肩こりで悩んでいる方のマットレスの選び方
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肩こりで悩んでいる方は、いくつかのポイントを重視してマットレスを選びましょう。
マットレスの体圧分散効果や寝返りの打ちやすさ、硬さや厚みを総合的に判断して選ぶことをおすすめします。
体圧分散効果があるか
肩こりで悩んでいる方がマットレスを選ぶ場合、体圧分散効果の有無をチェックしましょう。
体圧は、マットレスの上に横になったときに体重がかかる部分にかかる圧力のことを指しており、体圧を分散させる力を体圧分散と呼びます。
私たちの体は湾曲している部位があるため、マットレスにかかる重さや圧力が部位ごとに異なります。
仰向けで寝ると肩甲骨や尾骶骨が他の部位よりも突き出ているため、背中や腰は他の部位と比較してマットレスへの体重が強く乗せられています。
睡眠中に体重がかかる場所の痛みや肩こりを解消するためにも、体圧分散効果があるマットレスを選ぶことがとても重要です。
体圧分散効果があるマットレスを選ぶと肩や腰にかかる圧力を分散させられるため、体の突き出た部位への負担が軽減され、肩こり解消にも期待が持てます。
寝返りしやすいか
肩こりを解消するためには、就寝中に寝返りを打ちやすいマットレスを選ぶことも大切です。
就寝中の肩こりは、うまく寝返りを打てないことで血流が悪くなり引き起こされています。
就寝中には適度に寝返りを打たなければ体が凝り固まるため、寝返りをサポートするマットレス選びが重要です。
マットレスの種類は主に2つ、低反発と高反発に分けられますが、肩こりにお悩みの方には高反発がおすすめです。
低反発のマットレスは体が沈み込みやすい分、寝返りを打ちにくくなります。
中には低反発のマットレスで寝返りが打ちやすいように工夫された製品もありますが、肩こりの方には一般的に高反発マットレスが推奨されています。
体重に適した硬さか
就寝中に肩こりが悪化する場合、マットレスの硬さが自身の体重に適していないことも考えられます。
マットレスの硬さは、消費者庁が定める「ニュートン(N)」と呼ばれる数値で確認できます。
ニュートンの値が大きくなるほど、マットレスの硬さがあると判断できます。
しかし、体重が重ければ重いほどマットレスへの負荷が異なるため、マットレスは体重により適切な硬さを選ぶ必要があります。
体重に適したマットレスの硬さの目安は次のとおりです。
- 40〜50kg:約100N
-
50〜80kg:140N〜170N
- 80kg以上:170N以上
自身の体重により適したマットレスの硬さが異なるため、おすすめの硬さを目安にマットレスを選ぶとよいでしょう。
十分な厚さがあるか
肩こりを解消するためには、十分な厚みのあるマットレスを選ぶことも大切です。
マットレスが薄すぎると底付き感があるため、肩や腰が圧迫されやすく肩こりや疲労につながる傾向があります。
快適に眠るためにも、マットレスは10cm以上の厚みが推奨されています。
また、マットレスを直接床に敷いている方や体重が重い方は、より厚みのあるマットレスを選ぶと快適に眠れるでしょう。
肩こり改善におすすめのマットレス10選
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ここからは、肩こり改善におすすめのマットレス10選を紹介します。
各製品の特徴を参考に、ぜひ自身の目的にあったマットレスを見つけてみてください。
モットン 高反発マットレス
出典:モットン公式サイト
モットン 高反発マットレスは、株式会社グリボーから販売されているマットレスです。
全国のホテルや整骨院などにも導入されており、累計販売数は10万個を超えるベストセラーマットレスでもあります。
自然な寝返りをサポートする反発力と体圧分散に優れているマットレスはソフト(140N)、レギュラー(170N)、ハード(280N)の3つから自身にあう硬さを選べる点も魅力です。
90日間の交換保証と返金保証付きであるため、購入後に万が一体にあわなかった場合にも安心です。
モットン 高反発マットレスの価格は、シングルサイズで3万9,800円(税込)です。
ラクダマットレス アスリーPRO肩ガード
ラクダマットレス アスリーPRO肩ガードは、伊藤建友株式会社から販売されているマットレスです。
逆三角体型で肩幅も広く厚みがあるアスリートは横向きで寝ると大きな上半身が肩の側面を圧迫し血流が悪くなります。
就寝時のアスリート特有の悩みを解決するために開発された、肩こりや肩の痛みに特化したマットレスでもあります。
独自開発の凹ポケットで体圧を分散し、横向きで寝る場合には肩がポケットに沈み、体圧から肩を保護します。
マットレスには高反発ウレタンをさらに高めた素材を使用しており、二重構造230Nと180Nの二重構造設計で体形に合わせた入れ替えも可能です。
ラクダマットレス アスリーPRO肩ガードの価格は、シングル6点セット(シングルマットレス、専用シーツ、センターマット、センターマットカバー、専用ロング枕、枕カバー)で9万6,700円(税込)です。
雲のやすらぎプレミアム マットレス
雲のやすらぎプレミアム マットレスは、株式会社イッティから販売されているマットレスです。
5層構造の高反発ウレタンマットレスは約17cmの厚さがあり、沈み込みにくく包み込まれるような寝心地を体感できます。
十分な厚みのあるマットレスであるため、腰や首、肩の負担を軽減しつつ就寝中の体を十分に支えられます。
マットレスはメッシュ生地とニット生地のリバーシブル仕様を採用しているため、オールシーズン快適に使用できます。
100日間の全額返金保証付きであるため、購入後に万が一体にあわなかった場合にも安心です。
雲のやすらぎプレミアム マットレスの価格は、シングルサイズで3万9,800円(税込)です。
参考記事:雲のやすらぎプレミアムの口コミ・評判!体験者の感想を調査
New コアラマットレス
New コアラマットレスは、Koala Sleep Japan 株式会社から販売されているマットレスです。
マットレスカバーの中にあるリバーシブルのトッパーレイヤーをひっくり返すと、就寝時の姿勢にあわせて普通、硬めの寝心地に変更が可能です。
マットレスの下層部は寝返りを打ちやすい高反発で体を十分にサポートします。
腰回りを支える中央部分は硬めに、肩と足の部分はやわらかめでバランスの取れた弾力性が特徴です。
マットレスには余計な熱や湿気を逃せる通気孔があるため、快適な睡眠にもつながるでしょう。
120日間の全額返金保証と10年保証付きであるため、購入後に万が一体にあわなかった場合にも安心です。
New コアラマットレスの価格は、シングルサイズで8万9,900円(税込)です。
参照元:コアラ・マットレスの口コミ・評判は?特徴やメリットも紹介
NELLマットレス
出典:NELL公式サイト
NELLマットレスは、株式会社Morghtから販売されているマットレスです。
「本当に気持ちよく寝られるマットレスとは何なのか?」を考え抜き、1年以上の開発期間を費やして作られたマットレスでもあります。
腰部分の弾力を強化して簡単に寝返りを打てるように設計しているため、起床時の体の違和感を最小限に抑えられます。
マットレスは10万回の耐久テストをクリアした高い耐久性を持つため、就寝中の体を十分に支えられます。
肩にあたる部分は柔らかめに設計して寝心地を保ち、腰にあたる部分は硬めのコイルを配置して寝返りを打ちやすくしています。
10年保証がつくため、安心して長期使用できるマットレスといえるでしょう。
また、120日間のフリートライアルも活用できるため、とりあえず寝心地を試してみたい方にもおすすめです。
NELLマットレスの価格は、シングルサイズで7万5,000円(税込)です。
参考記事:NELL(ネル)マットレスの口コミ・評判!お得情報も紹介
エムリリー 優反発マットレス
出典:エムリリー公式サイト
エムリリー 優反発マットレスは、株式会社新陽トレーディングから販売されているマットレスです。
世界72か国で使用されており、全世界累計販売数は1,200万枚を突破しているマットレスでもあります。
マットレスは高反発と優反発の二層式で、腰痛や首や肩こりの軽減にも期待が持てます。
マットレスの厚みは5cmのトッパータイプ、8cmの三つ折りタイプ、11cmのマットレスタイプから用途に応じて選べます。
3年保証や180日保証延長サービスが実施されているため、購入後も安心して使用できるでしょう。
エムリリー 優反発マットレスの価格は、2万1,980円(税込)〜3万5,980円(税込)です。
参考記事:エムリリー優反発マットレスの口コミ・評判!腰痛が治る?
西川 ムアツマットレス
出典:昭和西川公式サイト
西川 ムアツマットレスは、昭和西川株式会社から販売されている折りたたみマットレスです。
昭和西川の国内工場で生産されており、これまでに50年以上も自宅用としてはもちろん医療現場でも採用されている高機能マットレスです。
独自の凸凹構造の表面が体を点で支え、体圧をバランスよく分散してスムーズな寝返りにつなげます。
マットレスの中層には高通気ウレタンを採用しており、湿気を効率的に逃がせるのみならず通気性にも優れています。
ウレタンにはAg+抗菌加工を、側地には抗菌防臭加工を施しているため、衛生面も安心です。
西川 ムアツマットレスの価格は、シングルサイズで7万7,000円(税込)です。
ニトリ Nスリープ
出典:ニトリ公式サイト
ニトリ Nスリープは、株式会社ニトリから販売されているマットレスです。
高密度ウレタンと硬めのポケットコイルが就寝中の体を十分にサポートします。
コイルが点で体を支え、体のラインにあわせてフィットするため、睡眠時に体の特定の場所に圧力がかからない優れた体圧分散性を発揮します。
三次元ファイバースプリング構造体「シーコア」を採用し、優れた通気性と適度な弾力性を実現しています。
マットレスは上下2つに分かれるため、シーツの付け替えも楽におこなえます。
表面の伸縮性が高いニット生地は、防臭、防ダニ、抗菌機能付きで衛生面も安心です。
ニトリ Nスリープ(ハードシリーズ)の価格は、シングルサイズで4万9,980円(税込)〜6万9,990円(税込)です。
シモンズ ビューティレスト プレミアム
出典:シモンズ公式サイト
シモンズ ビューティレスト プレミアムは、アメリカのシモンズ株式会社から販売されている高級マットレスです。
「人が喜ぶもの」という「感性工学」を取り入れ、快適な眠りのために作られたマットレスでもあります。
マットレスはコイルのサポートを感じられる程よい硬さとクッション性が特徴です。
コイルを特殊な不繊布で一つずつ包んだ「ポケットコイル構造」により、個々のコイルが独立した点となり体圧を分散させるメカニズムで就寝中の体のラインを支えます。
シモンズ ビューティレスト プレミアムの価格は、シングルサイズで19万2,500円(税込)〜23万1,000円(税込)です。
GOKUMIN プレミアムグランマットレス
GOKUMIN プレミアムグランマットレスは、株式会社KURUKURUから販売されている折りたたみマットレスです。
マットレスは約10cmの厚みがあるため、直接床に敷いても底つき感がありません。
マットレスの素材はやや硬めのフラット、硬めのプロファイルの2タイプから、カバーはプレミアムニットとエアメッシュから季節にあわせて生地を選べます。
ウレタンには優れた消臭、調湿、抗菌力を持つ竹炭を配合しており、快適な寝心地を追求しています。
国際規格に適合した工場で生産されているほか、第三者検査機関による検査で品質や安全性も確認されているため安心して使用できるでしょう。
1年間の品質保証が設けられているため、万が一の初期不良や不具合があった場合にも安心です。
GOKUMIN プレミアムグランマットレスの価格は、シングルサイズで1万5,998円(税込)です。
マットレス以外で肩こりを解消する方法
出典:photoAC
マットレス以外で肩こりを解消する方法は、主に3つあります。
自身にあう枕を使用し、ストレッチをはじめとした肩まわりの血行促進を意識して生活するとよいでしょう。
自身に合う枕を使用する
マットレス以外で肩こりを解消する方法は、自身にあう枕の使用です。
適切なマットレスを選んでいても、枕があわなければ首や肩に負担がかかるため肩こりが悪化する可能性があります。
肩こりを解消するためにも、首へのフィット感がよく、自然な寝姿勢を保てる高さの枕を選びましょう。
反発性が高い枕は、頭とマットレスの間に隙間が生じにくいため、首や肩への負担軽減に期待が持てます。
また、長期間の使用により枕にへたりがあったり変形したりしているとフィット感が薄れるため、耐久性も重視して選びましょう。
ストレッチをおこなう
肩こりの解消には、ストレッチがおすすめです。
肩こりは首や肩周辺の血行不良や筋肉の緊張により生じるため、ストレッチを取り入れて血行を促進させて凝り固まった筋肉をほぐす必要があります。
肩こり解消のためには、肩甲骨のストレッチと肋骨のストレッチがおすすめです。
各ストレッチに期待できる効果と手順を次の表にまとめているため、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
ストレッチの種類 |
期待できる効果 |
手順 |
肩甲骨のストレッチ |
肩甲骨周辺の筋肉の緊張がほぐれる 猫背や反り腰など姿勢の改善にも効果的 |
|
肋骨のストレッチ |
固まった背中の筋肉がほぐれる |
|
首・肩の血行を促す
肩こり解消のためには、首や肩の血行を促すことが必要です。
血行を促進したい場合、首や肩などの気になる部位を温めると効果的です。
温かい蒸しタオルを首や肩に乗せたり、お湯を溜めた浴槽にゆっくりと浸かったりしてみてください。
また、血流改善効果に期待が持てるグッズも販売されているため、必要に応じてうまく活用してみてもよいでしょう。
マットレスや肩こりに関するよくある質問
出典:photoAC
マットレスや肩こりに関するよくある質問を項目ごとに解説します。
疑問点を一つでも解消したうえで、マットレスを快適に使用しましょう。
購入前に寝心地を確かめられる?
マットレスは通販サイト経由で購入する場合を除き、実店舗では購入前に寝心地を確かめられるケースが大半です。
近くに実店舗がある場合には、購入前にマットレスの硬さや寝心地を実際に体験させてもらいましょう。
また、メーカーのショールームやポップアップなどが実施されていれば足を運び、実際に寝心地を確かめられる機会を作ると安心です。
通販サイトでしか購入できない場合には、メーカーが提示している保証制度や返金システムなどを活用してみましょう。
低反発はよくない?
結論からいうと、肩こりを解消したい場合には低反発マットレスはおすすめできません。
低反発ウレタンのマットレスは体が沈み込むため、就寝中に寝返りを打ちにくくなります。
寝返りが少ないと血流が滞ることで肩こりの原因になるため、肩こり解消目的でマットレスを選びたい方は低反発を避けたほうがよいでしょう。
なお、低反発マットレスの中にも寝返りが打ちやすいように工夫された商品もありますが、肩こりの方には一般的に高反発マットレスが推奨されています。
マットレスの捨て方は?
マットレスを処分する際には、粗大ゴミとしての搬出またはリサイクル業者への引き渡しが必要です。
粗大ゴミとして出したい場合には、住んでいる場所の自治体のルールに従いましょう。
また、リサイクル業者へ引き渡したい場合には、リサイクル業者への連絡が必要です。
マットレスを新規購入する場合、購入店舗で古いマットレスの引き取りに対応してもらえる場合もあるため、購入時に相談してみることをおすすめします。
まとめ
出典:photoAC
自身にあわないマットレスを使用していると、肩こりにつながります。
主な肩こりの原因としては、寝姿勢の悪さや寝返りのしにくさ、マットレスの硬さが適切でないことなどが考えられます。
肩こりで悩んでいる方は、体圧分散効果や寝返りの打ちやすさ、硬さや厚みを総合的に判断してマットレスを選びましょう。
マットレス以外で肩こりを解消したい場合、自身にあう枕を使用し、ストレッチをはじめとした肩まわりの血行促進を意識して生活するとよいでしょう。
肩こりを解消するためにも、まずは自身にぴったりのマットレスを見つけてみてください。
※本記事の情報は2024年6月公開時点のものです。
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