まめ得のタネ

カツオブシムシの被害・駆除方法や衣類の保管のコツを紹介

出典:photoAC


日本国内で広く発生するカツオブシムシは、衣類を食べることから害虫として知られています。

 

カツオブシムシは生命力が高いため対処が難しく、毎年カツオブシムシの被害に悩む方は少なくないでしょう。

 

効率的にカツオブシムシを駆除するためには、殺虫剤やくん煙剤、高温で乾燥した環境が効果的です。

 

複数の駆除方法を知り、現在の自宅の環境でできるものを選びましょう。

 

本記事ではカツオブシムシの生態や種類、カツオブシムシによる被害と駆除方法について解説します。

 

カツオブシムシ発生の原因についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【PR】

 

おすすめの害獣駆除サービス3選!
サービス

害獣駆除110番

ハウスプロテクト

駆除ザウルス

料金

14,300円~

現地調査:無料

未記載

現地調査:無料

9,680円~

現地調査:無料

駆除対象 害獣全般 害獣全般 害獣全般

アフター

サービス

未記載 最長10年保証 最長10年保証
対応エリア 全国

関東・東海・関西

中四国・九州

全国
対応時間 24時間365日 24時間365日 24時間365日
利用特典 なし なし 10%OFF
公式サイト 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

※料金はすべて税込表示です

 

カツオブシムシとは

 

出典:photoAC

 

カツオブシムシとは、日本国内に広く生息する害虫です。

 

気温15〜25℃、湿度60%以上の暗い環境で活発になるとされているため、屋内はカツオブシムシにとって快適な場所といえます。

 

日本に生息する代表的なカツオブシムシの種類は、ヒメマルカツオブシムシとヒメカツオブシムシの2種です。

 

それぞれ見た目の特徴や生態が異なるため、可能であればどの種類のカツオブシムシが発生したのか特定しておくとよいでしょう。

 

カツオブシムシは衣類をかじる害虫

 

カツオブシムシの幼虫は、エサとして動物性の衣類を齧ります。

 

とくにウールや革、絹など動物性の素材でできた衣類がある場合は十分な注意が必要です。

 

化学繊維でできている衣類でも、皮脂や汗で汚れた部分はカツオブシムシの幼虫に齧られます。

 

衣類を齧られると衣類に虫食いの穴があくため、衣類を捨てなければいけません。

 

カツオブシムシの由来

 

カツオブシムシの名前は、幼虫が鰹節など乾いた食品を積極的に食べることに由来しています。

 

衣類以外にも、カツオブシムシの幼虫は煮干しや粉ミルク、ペットフードなどを食べます。

 

また豆や米など乾燥した植物質のものであれば幅広く食べることもあり、発生した場合の被害は大きいとされています。

 

生命力が強い

 

カツオブシムシの生命力は非常に強く、6〜12か月間飢餓状態でも生存するうえ、水もエサもない絶食状態でも卵を産みます。

 

そのためカツオブシムシの食べ物となる衣類や食品が少ない状態でも、繁殖が進む可能性は十分にあります。

 

また殺虫剤を吹きかけたとしてもギリギリで生存し、繁殖されてしまうケースも少なくありません。

 

さらに成虫の寿命は1か月ほどですが幼虫としての期間は非常に長く、被害が継続して発生します。

 

幼虫は暗い場所を好む

 

カツオブシムシの幼虫は暗い場所を好み、衣類や食べ物などを探します。

 

倉庫や棚にしまわれている衣類、食べ物は幼虫に狙われやすいため注意しましょう。

 

また幼虫は風通しの悪い場所も好みます。

 

そのため密閉された場所ではカツオブシムシの幼虫が積極的に活動し、被害を広げる可能性があります。

 

成虫は明るい場所を好む

 

カツオブシムシは成虫になると、幼虫期とは反対に明るい場所を好むようになります。

 

照明のついている場所のほか、光を反射しやすい白い布にも集まることから洗濯物を取り込む際には注意が必要です。

 

また成虫になると食生が変わり、衣類を食べることはなくなります。

 

しかし卵を産んで繁殖するため、白い布や明るい場所には警戒しなければいけません。

 

日本に生息する代表的なカツオブシムシの特徴

 

出典:photoAC

 

日本に生息する代表的なカツオブシムシは、次の2種類です。

 

・ヒメマルカツオブシムシ

・ヒメカツオブシムシ

 

それぞれの特徴を確認し、駆除のポイントをチェックしてみてください。

 

ヒメマルカツオブシムシ

 

ヒメマルカツオブシムシは、白と茶色のまだら模様が特徴的な甲虫です。

 

幼虫の体長は4~5mm程度で小さいものの、成虫になるとサイズはさらに小さくなり2.5mmほどとなります。

 

ヒメマルカツオブシムシの幼虫は全体的に黒と茶色が混ざったような色合いをしており、体には槍状毛と呼ばれる毛が生えています。

 

毛に有害な物質は含まれていませんが非常に鋭いため、素手で触るのは避けましょう。

 

産卵数は30~70、産卵のタイミングは年に一度です。

 

成虫の活動期間は4月〜6月であり、夏頃に産卵をおこなうのが一般的です。

 

ヒメカツオブシムシ

 

ヒメカツオブシムシは、日本全域に生息するカツオブシムシです。

 

体長は幼虫の場合8~9mm、成虫は3~5mmでありヒメマルカツオブシムシと比較すると少し大きめです。

 

見た目は全体的に黒っぽく、体表に模様はありません。

 

幼虫には体全体を覆う体毛があり、尾の端からは長い毛が生えています。

 

産卵数は40~80個と多く、成虫は5〜7月に一度産卵をおこないます。

 

カツオブシムシはなぜ発生する?

 

出典:photoAC

 

カツオブシムシは多くの場合、外から持ち込まれることにより家に侵入します。

 

新しくカツオブシムシが発生している場合、すでに成虫が屋内で卵を産んでいる可能性があるでしょう。

 

ここからは、カツオブシムシが付着しやすいものやカツオブシムシが発生する理由を解説します。

 

外干しや外出時の衣類に付着

 

カツオブシムシは、外干しの洗濯物に付着します。

 

とくに成虫は白い衣類に強く反応するため、カツオブシムシが付着する可能性は高いでしょう。

 

また外出時に着用していた衣類に付着し、そのまま家に侵入するケースも少なくありません。

 

カツオブシムシの成虫は花粉や花の蜜を好むことから、衣類に花粉や蜜がついているとカツオブシムシを引き寄せます。

 

とくに草木の多い場所へ行ったときは、着ていた衣類をすぐに洗いましょう。

 

白い衣類

 

カツオブシムシの成虫は数ある衣類のなかでも、光を反射する白いものを好みます。

 

そのため外干しの白い衣類や外を歩く方の白い衣服に付着し、そのまま家に入り込む可能性は高いです。

 

キク科の花

 

カツオブシムシはキク科の花を好むため、キク科の花に付着していることが多くあります。

 

キク科の植物として代表的なものは、次のとおりです。

 

  • マーガレット
  • タンポポ
  • アザミ
  • ヒマワリ
  • コスモス

 

キク科の花を自宅に持ち込む際は、カツオブシムシが付着していないか細かくチェックしましょう。

 

カツオブシムシの被害

 

出典:photoAC

 

カツオブシムシにより発生する主な被害は、次のとおりです。

 

  • 食品を食べる
  • 衣類を食べる
  • 成虫の産卵による増殖

 

被害が起こりやすい状況や原因についても、あわせて確認しておきましょう。

 

食品を食べる

 

カツオブシムシはかつお節や、粉ミルク、ペットフードなど乾いた食品を好みます。

 

カツオブシムシは食いちぎる力が強く、食べ物を求めて食品の包装を破ることも少なくありません。

 

衣類を食べる

 

カツオブシムシは衣類を食べて穴を開けるため、とくに動物性の繊維(ウール、シルク、カシミアなど)、植物性の繊維(綿)には注意が必要です。

 

化学繊維でできた衣類でも、汗や皮脂がついている場合はカツオブシムシのエサとなります。

 

成虫の産卵による増殖

 

カツオブシムシの成虫には害はないものの、家のなかでも卵を産むため注意が必要です。

 

屋内で卵を産み付けられ、繁殖した場合は翌年もカツオブシムシの被害に苦しみます。

 

家のなかや周辺でカツオブシムシの成虫を見つけたら、早めに駆除しておきましょう。

 

カツオブシムシが卵を産む時期は、5月から7月頃です。

 

気温が上がり暖かくなったら、カツオブシムシ対策をはじめましょう。

 

カツオブシムシの駆除方法

 

出典:photoAC

 

カツオブシムシの主な駆除方法は、次のとおりです。

 

  • 殺虫スプレーやくん煙剤
  • 高温乾燥
  • 業者へ依頼

 

適切な駆除方法は、成虫と幼虫で異なります。

 

カツオブシムシの状態を確認したうえで、適切な駆除方法を選択しましょう。

 

成虫には殺虫スプレーやくん煙剤

 

カツオブシムシの成虫には、殺虫スプレーやくん煙剤が効果的です。

 

くん煙剤とは、熱で白煙とともに殺虫成分を広範囲に広げるアイテムです。

 

細かい成分が部屋の隅々まで行き渡るため、効果的に部屋全体を殺虫できます。

 

くん煙剤を使用するときは、クローゼットやタンスをすべて開けましょう。

 

カツオブシムシの発生ポイントが判明している場合は、殺虫スプレーもおすすめです。

 

必要な箇所にピンポイントで照射できることから、殺虫成分が広がりすぎる心配はありません。

 

幼虫には高温乾燥

 

カツオブシムシの幼虫は、高温で乾燥した環境に弱いとされています。

 

幼虫を駆除したい場合、65℃以上の高温環境を用意しましょう。

 

自宅でもっとも手軽に高温で乾燥した場所を作るためには、アイロンがピッタリです。

 

衣類や布団に付着しているカツオブシムシは、アイロンがけで駆除しましょう。

 

アイロンが使用できない衣類の場合、コインランドリーの乾燥機を使用すれば熱で無理なく駆除できます。

 

業者へ依頼

 

カツオブシムシが家の中で産卵を繰り返し、増殖している場合は業者への依頼を検討してみてください。

 

業者は害虫退治のプロであり、短時間で効果的にカツオブシムシを駆除できます。

 

カツオブシムシ駆除を業者に依頼した場合の費用相場は、1部屋で1万円程度です。

 

ただし部屋の広さや駆除をおこなう部屋の数により、金額は大きく変わります。

 

サービス内容や駆除の範囲などについて、依頼前に十分確認しておきましょう。

 

カツオブシムシの発生予防法

 

出典:photoAC

 

カツオブシムシの発生を予防する主な方法は、次のとおりです。

 

  • 防虫剤を使用
  • 食品の密閉保存
  • こまめな洗濯と掃除
  • 収納前の衣類ケア

 

定期的に部屋の状況を確認して、カツオブシムシによる被害を防ぎましょう。

 

防虫剤の使用

 

シートタイプや錠剤タイプの防虫剤であれば、衣類の近くに置くのみでカツオブシムシが寄りつくのを防げます。

 

カツオブシムシが発生していないときも、予防として防虫剤を設置しておきましょう。

 

ただしカツオブシムシの幼虫期間は長く、防虫剤の使用期限が途中で切れる恐れもあります。

 

防虫剤の期限は定期的にチェックし、常に新しい防虫剤を用意しておきましょう。

 

食品の密閉保存

 

カツオブシムシの幼虫により食品が被害を受けている場合、密閉して保存するよう心がけましょう。

 

幼虫は齧る力が非常に強く、ビニール袋や一般的な食品の包装袋は噛みちぎられてしまいます。

 

開封済みの食品は、タッパーやビン、缶など噛みちぎられないものに入れて保管してみてください。

 

こまめな洗濯と掃除

 

カツオブシムシはホコリや食べかすをエサとしているため、こまめな洗濯と掃除も必要です。

 

ホコリや食べかすが溜まらないよう、掃除と洗濯を念入りにおこないましょう。

 

またカツオブシムシの幼虫は暗く風通しの悪い場所を好みます。

 

部屋は定期的に換気し、新鮮な空気を入れるようにしてみてください。

 

収納前の衣類ケア

 

カツオブシムシの繁殖、発生を防ぐには収納前の衣類ケアも重要です。

 

衣類に汗や皮脂が付着していると、カツオブシムシのエサとなる可能性が高いです。

 

とくに衣替えの前には、衣類の洗濯やクリーニングをしてから収納してみてください。

 

カツオブシムシの駆除におすすめの害獣駆除サービス3選!

 

おすすめの害獣駆除サービス3選!
サービス

害獣駆除110番

ハウスプロテクト

駆除ザウルス

料金

14,300円~

現地調査:無料

未記載

現地調査:無料

9,680円~

現地調査:無料

駆除対象 害獣全般 害獣全般 害獣全般

アフター

サービス

未記載 最長10年保証 最長10年保証
対応エリア 全国

関東・東海・関西

中四国・九州

全国
対応時間 24時間365日 24時間365日 24時間365日
利用特典 なし なし 10%OFF
公式サイト 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

※料金はすべて税込表示です

 

ここからは、害獣駆除を対応しているおすすめのサービスを紹介します。

  • 害獣駆除110番
  • ハウスプロテクト
  • 駆除ザウルス

 

それぞれ、特徴を紹介するためぜひ参考にしてみてください。

 

害獣駆除110番

 

害獣駆除110番は東証一部上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害獣駆除業者です。

 

累計問い合わせ件数は500万件で、公式サイトによると顧客満足度、解決スピード、価格満足度、利用シェアの部門で4冠を達成しているため、安心して任せられるでしょう。

 

徹底駆除をモットーに経験豊富な害獣駆除のプロが、フンや食べ残しの清掃や消毒を丁寧に、最後まで徹底的におこないます。

 

現地調査と見積もりが無料で、24時間365日相談を受け付けしているため、カツオブシムシの被害にお悩みの方は公式サイトの問い合わせフォームもしくは電話にて相談してみてください。

 

ハウスプロテクト

 

ハウスプロテクトは株式会社GROWTHが運営する、害獣駆除業者です。

 

2021年9月におこなわれたサイト比較イメージ調査にて、顧客満足度、サービス品質、解決スピードの部門で3冠を達成しています。

 

対応エリアは関東、関西、東海、中四国、九州エリアであり、北海道や東北などでは利用できない点に注意しておきましょう。

 

駆除料金は現地調査や見積もりのあとに提示されますが、最初の見積もり以外は追加料金は一切かかりません。

 

また、業界最長クラスの10年の安心保証が付いており、万が一再発した場合も無償で対応するため、駆除後のアフターサポートも安心です。

 

最短即日30分で対応可能なため、急ぎで依頼したい方におすすめです。

 

駆除ザウルス

 

駆除ザウルスはAAA ALLIANCE(トリプルエーアライアンス)が運営する、創業19年の実績豊富な害虫、害獣駆除業者です。

 

駆除業者が加盟するペストコントロール協会に加盟しており、定期的な講習会や研修会を開催し、知識の向上を日々目指しています。

 

アフターサービスとして、最長10年の長期保証に加えて、定期点検のサービスもつく場合があります。

 

支払い方法が銀行振り込み、クレジットカード決済、QRコード決済、電子マネーから選べ、多くのキャッシュレス決済に対応しているため便利です。

 

実績のある業者を希望する方や害獣駆除のみでなくリフォーム工事も対応希望の方は、まずは無料の見積もりを依頼してみてください。

まとめ

 

出典:photoAC

 

今回はカツオブシムシの生態や被害、カツオブシムシの駆除方法などについて解説しました。

 

カツオブシムシは衣類や食品を食べるため、害虫として広く知られています。

 

幼虫または成虫を見つけたら、殺虫剤やくん煙剤などを使用して駆除をしておきましょう。

 

屋内でカツオブシムシが繁殖すると数が増えていくため、自力での駆除が難しい場合は業者への依頼がおすすめです。

 

早めに対処をはじめ、カツオブシムシによる被害を減らしましょう。

 

※本記事の情報は2024年2月公開時点のものです。
※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※商品・サービスに関するお問い合わせは、サービス提供元まで直接ご連絡をお願いします。
※本記事には提携する企業のPR情報が含まれます。

 

新着記事

もっと見る


ページ準備中
しばらくおまちください。