奈良東大寺の大仏様の身を清める行事は何と言う?|旅する雑学(93)
奈良観光の必見スポットの一つである東大寺の大仏様。745年から7年もの歳月をかけて建立された大仏殿と銅造仏像は、数回の焼失にあいながらもその度に補修・再興され、現在も多くの参拝者を迎えています。
大仏殿に鎮座しているとは言え、積もる埃はかなりのもので、大仏様の身を清める清掃行事が年に一度行われます。さて、この季節の風物詩とも言える恒例行事は何と呼ばれているかご存じですか?
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旅する雑学「奈良東大寺の大仏様の身を清める行事は何と言う?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(1年に1度のお身拭いで美しいお姿を保つ奈良の大仏様)
正解は、「お身拭い」でした。
東大寺の大仏様の身を清める行事は「お身拭い (おみぬぐい)」と呼ばれ、毎年8月7日に行われます。
早朝に大仏様の魂を抜く撥遣 (はっけん)の儀式を済ませた後、隣接の二月堂で身を清めて白装束をまとった約120人の僧侶や関係者たちが、大仏様の頭や顔などの高所も含め、2時間ほどかけて丁寧にはたきで埃や汚れを落としていきます。