「於朋花」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (119)
出典:筆者作成
冬の美味しい野菜の代表といえば、大根ですよね。おでんやお味噌汁、煮物など、寒い冬の体を芯から温めてくれたり、漬物や切り干しにして保存食として私達の舌を楽しませてくれる野菜です。
日本では古くから親しまれてきた大根ですが、かつては「於朋花」と呼ばれていたそうです。あまり聞き慣れない言葉「於朋花」ですが、何と読むのでしょうか?
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難読漢字クイズ「於朋花」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、於朋花(おほね)でした。
奈良時代にまとめられた古事記や日本書紀では「於朋花・淤富泥・於保爾(おほね)」と記されており、ここから「おほね」→「おおね」と変化し、大きい根という漢字「大根」が与えられるようになったそうです。
ちなみに演技が上手ではない役者さんに対して「大根役者」と言われることがありますが、その意味はご存知ですか?大根はたくさん食べてもお腹を壊さない(当たらない)ことから、人気がない(あたらない・ヒットしない)ことにかけられており、大根役者と言われるようになったそうですよ。
逆に考えれば、体に負担がない食べ物として優秀なので、そちらの意味で使われても良かったかもしれないですね。