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人気のセミダブルマットレスおすすめ13選を紹介!

出典:photoAC


「なかなか寝付けない」「寝たはずなのに疲れがとれない」など、睡眠に関する悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

 

睡眠は普段の生活において3分の1の時間を占めるため、人間の健康にとても重要なものです。

 

しかし、睡眠の質が悪いことで冒頭の悩みを持つ方が増えています。

 

睡眠の質を左右するものは寝具です。とくに、マットレスはさまざまな種類があり、自身の体に合わないものを選ぶと睡眠の質が悪化する要因となります。

 

そこで本記事では、一人で広々と快適に寝ることが可能な「セミダブルマットレス」について、おすすめ13選を紹介します。

 

また、セミダブルマットレスの種類や選び方もあわせて解説します。

 

これからマットレスをセミダブルサイズに買い換えようと考えている方や、引っ越しで新たにセミダブルマットレスの新調を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

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もくじ

【タイプ別】おすすめのセミダブルマットレス13選

 

出典:photoAC

 

セミダブルマットレスは、さまざまなタイプが販売されています。

 

ここでは次の4タイプに分けて、それぞれのタイプでおすすめのマットレスを紹介します。

 

  • 低反発のセミダブルマットレス
  • 高反発のセミダブルマットレス
  • コスパ重視のセミダブルマットレス
  • 高級タイプのセミダブルマットレス

 

自身の体の状態や生活環境に合わせて、最適なマットレスを選びましょう。

 

低反発のセミダブルマットレス

 

低反発のマットレスは、体を押し返す力が比較的小さいことが特徴です。そのため、体の曲線に合わせて包み込むような寝心地を与えます。

 

横向きの状態で荷重のかかりやすい肩や腰まわりの圧力が分散するため、横向きで寝る方におすすめのタイプです。

 

ただし、体重の重い方は必要以上にマットレスが沈み込み、不自然な寝姿勢となるデメリットもあります。また、薄いタイプを選んでしまうと、底付きを起こす場合もあるため選び方が重要です。

 

ここから低反発のセミダブルマットレスを3つ紹介します。自身の体型や寝る姿勢を考慮して選びましょう。

 

コアラ オリジナルコアラマットレス

 

出典:コアラマットレス公式サイト

 

「コアラ オリジナルコアラマットレス」は、独自の振動吸収技術により寝返りの振動を抑制する、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。

 

そのため、子どもと添い寝をしている場合でも、寝返りで起こすことを防げます。

 

また、マットレスの上層部に柔らかい素材、下層部に硬い素材を組み合わせることで体圧を分散し、理想的な寝姿勢を保てることが特徴です。

 

素材は独自開発のウレタン素材を使用したノンコイル式で、通気性に優れるため睡眠中のムレを軽減できます。

 

購入後、120日間のお試し期間と、10年の製品保証がついています。

 

サイズは、厚さ21cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、79,900円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

参考記事:コアラ・マットレスの口コミ・評判は?特徴やメリットも紹介

 

ショップジャパン トゥルースリーパー プレミアリッチ

 

出典:ショップジャパン公式サイト

 

「ショップジャパン トゥルースリーパー プレミアリッチ」は、低反発素材と高反発素材を組み合わせた2層構造の、ノンコイル式セミダブルマットレスです。

 

独自開発の低反発素材により、全身を包み込むように圧力を低減します。とくに、負担のかかる腰まわりの圧力を分散させるため、腰痛で悩んでいる方におすすめのマットレスです。

 

また、厚さが5cmと薄いため、今使用中の寝具の上に敷くことで睡眠の質を改善できます。

 

購入後、60日間の返品保証がついています。

 

サイズは、厚さ5cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、30,800円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

ジヌス グリーンティー 低反発マットレス

 

出典:ジヌス公式サイト

 

「ジヌス グリーンティー 低反発マットレス」は、天然の緑茶成分が配合された素材で作られた、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。緑茶成分により、毎晩新鮮な気持ちで眠りにつくことが期待できます。

 

また、上層部のメモリーフォーム、中層部のベースフォーム、下層部の波形フォームの3層構造で、理想的な体圧分散と通気性を実現しています。

 

購入後、120日間のお試し期間があります。

 

サイズは、厚さ15cm、横幅122cm、長さ195cmです。公式サイトにて、14,490円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

高反発のセミダブルマットレス

 

高反発マットレスは、体を押し返す力が比較的大きいことが特徴です。体を部分的に支えるため、体が必要以上に沈み込まず眠ることが可能です。

 

仰向きの状態で沈み込みやすい腰まわりも反発して支えてくれるため、仰向きで寝る腰痛持ちの方におすすめです。また、適度な反発により寝返りがしやすいことも特徴のひとつです。

 

ただし、自身の体型に合わない反発力のマットレスを選ぶと、横向きで肩や腰などに負荷が集中して寝心地が悪く感じる場合もあるでしょう。

 

ここでは、高反発のセミダブルマットレスを4つ紹介します。低反発マットレスと同様、自身の体型や寝る姿勢を考慮して選びましょう。

 

エマスリープ エママットレス

 

出典:エマスリープ公式サイト

 

「エマスリープ エママットレス」は、独自のウレタン素材によるフィット感と体圧分散性に優れた構造の、ノンコイル式セミダブルマットレスです。

 

人間工学をもとに、腰と肩、背中への圧力を効率よく分散するように設計されています。

 

そのため、理想的な姿勢で寝ることが可能となり、寝起き時の体の痛みを軽減できるでしょう。

 

また、備え付けの最上部カバーは取り外し可能で、洗濯機でいつでも簡単に洗えるため衛生的です。

 

購入後、100日間のお試し期間と、10年間の製品保証がついています。

 

サイズは、厚さ25cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、110,000円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

参考記事:エマ・マットレスの口コミや評判は?お得な購入方法も解説

 

モットン 高反発マットレス

 

出典:モットン公式サイト

 

「モットン 高反発マットレス」は、腰痛対策として開発された高反発のノンコイル式セミダブルマットレスです。

 

腰痛は、寝ている間にかかる腰への負担が原因のひとつといわれています。一般的には、腰への圧力を分散させるために高反発マットレスが選ばれていますが、寝る方の体重により体圧分散性は変わるでしょう。

 

そのため、モットンは自身の体重に合わせて、ソフト、レギュラー、ハードの3種類からマットレスの硬さを選べます。

 

自身の腰痛対策用のマットレスがカスタマイズでき、腰痛で悩んでいる方におすすめのセミダブルマットレスといえるでしょう。

 

サイズは、厚さ10cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、49,800円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

参考記事:モットンマットレスの口コミは?特徴や保証制度まで解説!

 

ネルパンダ クラウドマットレス

 

出典:ネルパンダ公式サイト

 

「ネルパンダ クラウドマットレス」は、高反発と低反発のメリットを融合した、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。

 

マットレスの階層は、上層部に独自開発の超高密度ウレタンフォーム、中層部に低反発メモリーフォーム、下層部に高反発ウレタンフォームの3層構造です。

 

高反発での寝返りのしやすさと、低反発の優しい寝心地が、3層構造により実現しています。

 

また、体の各部位を点で支えることで、寝返りや立ち上がりなどの振動を吸収する構造です。そのため、隣で寝かしている子どもを起こすことなく、快適に眠ることができるでしょう。

 

購入後、120日間のお試し期間と、10年間の製品保証がついています。

 

サイズは、厚さ23cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、83,800円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

マニフレックス モデル 246

 

出典:マニフレックス公式サイト

 

「マニフレックス モデル 246」は、独自開発の高反発フォームであるエリオセルを使用した、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。

 

優しい肌触りながら、多くの日本人が好む硬めの寝心地が特徴です。そのため、寝返りのうちやすさや、腰痛対策に魅力を感じて愛用しているアスリートもいます。

 

また、エリオセルは温度変化に強い素材のため、季節を通して寝心地が変わらないことも特徴のひとつです。

 

10年の製品保証がついています。サイズは、厚さ16cm、横幅120cm、長さ195cmです。

 

公式サイトにて、60,720円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

 

コスパ重視のセミダブルマットレス

 

セミダブルサイズのマットレスは、シングルサイズに比べて価格が高くなりがちです。

 

しかし、セミダブルマットレスのなかでも、素材や機能により価格はさまざまです。

 

そのため、できる限り安くて自身のニーズに合った、コスパのよいセミダブルマットレスを選ぶことをおすすめします。

 

ここでは、コスパ重視のセミダブルマットレスを3つ紹介します。機能と価格を考慮して、コスパのよいセミダブルマットレスを選びましょう。

 

Gokumin 高反発マットレス for men

 

出典:Gokumin公式サイト

 

「Gokumin 高反発マットレス for men」は、男性の体の特徴や体重を想定して開発された、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。

 

厚さは5cmと比較的薄いものの、下から持ち上げるように体を支えるため過度な沈み込みが抑えられます。そのため、寝心地は硬めで寝返りを楽にうてることが特徴です。

 

また、マットレスの中材に竹炭が練り込まれているため、男性特有の臭いを防止する効果や寝汗による湿気の吸湿効果も期待できます。

 

サイズは、厚さ5cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、11,998円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

タンスのゲン ボンネルコイルマットレス

 

出典:タンスのゲン公式サイト

 

「タンスのゲン ボンネルコイルマットレス」は、高反発のコイルを使用した、ボンネルコイル式のセミダブルマットレスです。

 

体全体を面で支える構造のため、敷布団のような適度な硬さのある寝心地を実現しています。

 

また、ボンネルコイルのため通気性に優れ、寝汗による湿気を逃がす構造です。そのため、手入れの手間が省けることもメリットといえるでしょう。

 

サイズは、厚さ14cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、10,999円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

アイリスオーヤマ 低反発マットレス 厚さ4cm

出典:アイリスオーヤマ公式サイト

 

「アイリスオーヤマ 低反発マットレス 厚さ4cm」は、低反発ウレタンフォームを採用した、ノンコイル式のセミダブルマットレスです。

 

体圧分散性に優れた素材のため、肩や腰まわりなど一部分への負荷の集中を防ぎます。そのため、腰痛で悩んでいる方に人気のマットレスです。

 

また、カバーがリバーシブル仕様で、片面が吸水性の高いニット生地、もう片面が柔らかなパイル生地のため、オールシーズンで使用できます。

 

サイズは、厚さ4cm、横幅117cm、長さ195cmです。公式サイトにて、14,000円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

高級タイプのセミダブルマットレス

 

最後に、高級タイプのセミダブルマットレスを紹介します。

 

高級タイプのマットレスは、スプリングの素材にこだわったものや、人間工学的な観点から寝心地のよさを追求したものまで、さまざまです。

 

ここでは、おすすめの高級タイプのセミダブルマットレスを3つ紹介します。さらに機能面を追求する方は参考にしてください。

 

サータ ポスチャーノーマル

 

 

出典:サータ公式サイト

 

「サータ ポスチャーノーマル」は、ウレタンフォームとポケットコイルを融合させた、セミダブルマットレスです。

 

表側と裏側のそれぞれに、ウレタンフォームを含む9層の素材を重ねつつ、内部にポケットコイルを搭載した構造です。ほどよい硬さの寝心地が特徴で、寝返りを多くする方におすすめのマットレスといえます。

 

また、ベッドをソファー代わりにする方のために、腰掛けることの多い両サイドが補強されていることも特徴的です。

 

サイズは、厚さ26cm、横幅122cm、長さ195cmです。公式サイトにて、170,500円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

シモンズ ビューティレストプレミアム ゴールデンバリュー

 

出典:シモンズ公式サイト

 

「シモンズ ビューティレストプレミアム ゴールデンバリュー」は、体を点で支えることが可能なポケットコイル式のセミダブルマットレスです。

 

ポケットコイルは体のラインに沿い、点で荷重を受けるため、過度な沈み込みを防止できます。そのため、理想の姿勢を保ったままの睡眠が可能です。

 

また、シモンズはアメリカの老舗寝具メーカーであり、積み重ねた知見と最新技術により、人間の眠りと目覚めを徹底的に追求しています。そのため、高級ホテルと同じような心地よい寝心地を体感できるでしょう。

 

サイズは、厚さ28cm、横幅120cm、長さ195cmです。公式サイトにて、203,500円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

フランスベッド マットレス ライフトリートメント

 

出典:フランスベッド公式サイト

 

「フランスベッド マットレス ライフトリートメント」は、一本の鋼線で編み込まれた高連続スプリングで構成された、コイル式のセミダブルマットレスです。

 

連続スプリングのため、体の一部が沈み込むことがなく、体圧を面で受け止めます。そのため、寝返りのうちやすさや、腰痛対策などで人気のマットレスです。

 

また、マットレスの端を安定させるため「プロ ウォール仕様」が採用されています。端の安定によりマットレスの端まで広々と使用できるので、快適な睡眠が期待できます。

 

サイズは、厚さ28cm、横幅122cm、長さ195cmです。公式サイトにて、203,500円(税込)で販売されているため、気になる方は詳細を確認しましょう。

 

セミダブルマットレスの選び方

 

出典:photoAC

 

ここまで、おすすめのセミダブルマットレスを紹介してきました。ここからは、セミダブルマットレスの選び方をあらためて解説します。

 

セミダブルマットレスは、次の3つの視点で選ぶことが重要です。

 

  • 硬さ、反発性が自身に合うものを選ぶ
  • コイルのタイプで選ぶ
  • マットレスの厚さは底付き感のないものを選ぶ

 

マットレスの特徴を理解し、自身に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

硬さ・反発性が自身に合うものを選ぶ

 

まず、寝心地のよさを左右するマットレスの硬さと反発性に着目する必要があります。

 

硬さと反発性は、大きく「柔らかめ」と「硬め」の2つに分けられます。

 

柔らかめのセミダブルマットレスは、適度に体が沈みこみ、包みこむように支えてくれることが特徴です。

 

一方、硬めのセミダブルマットレスは体の沈みこみが少なく、寝ている姿勢を保ちます。

 

マットレスの硬さと反発性を、自身の「寝る姿勢」や「体型」に合わせて選ぶ必要があります。

 

たとえば、横向きの姿勢で寝る方は、硬めのマットレスを選ぶと肩や腰に圧力が集中し、体への負担となるでしょう。

 

そのため、適度に沈み込む柔らかめのマットレスを選ぶ必要があります。

 

ただし、体重の重い方は柔らかめのマットレスは避けた方がよいでしょう。

 

なぜなら、横向きでも体が必要以上に沈み込み、不自然な姿勢となるからです。体重の重い方は、硬めのマットレスをおすすめします。

 

また、仰向けの姿勢で寝る方は、柔らかめのマットレスを選ぶと腰が沈み込み、腰痛の原因となります。

 

そのため、腰回りを点で支える硬めのマットレスがおすすめです。

 

このように、硬さと反発性でのセミダブルマットレスの選び方は、自身の寝る姿勢と体型に合わせて選ぶ必要があります。

 

コイルのタイプで選ぶ

 

次に、マットレス内部のコイルタイプで選ぶことも大切です。

 

コイルのタイプは、大きく次の3タイプに分けられます。

 

  • ポケットコイル
  • ボンネルコイル
  • コイルレス・ウレタン

 

「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」はコイル式といわれ、マットレス内にあるコイル(スプリング)で反発力を出します。

 

一方「コイルレス・ウレタン」はノンコイル式といわれ、ウレタンやファイバーなどの樹脂材により反発力を出すことが特徴です。

 

寝心地の違いはもちろんのこと、通気性や手入れの仕方もコイルタイプで変わります。それぞれについて解説するので特徴を理解しましょう。

 

ポケットコイル

 

ポケットコイルは、複数のコイルが独立して稼働し、体を点で支える特徴があります。

 

マットレス内にある複数の小袋に、それぞれコイルが入り、体からの圧力により独立して反発力を出します。

 

そのため、体の形状に合わせてピンポイントで沈み込み、自然な姿勢での眠りが可能です。

 

また、コイルが独立しているため、振動が他のコイルへ伝わりづらいことも特徴です。

 

たとえば、寝返りの振動で、横に寝ている子どもが目を覚ますことを防げるでしょう。

 

一方、それぞれのコイルが小袋内にあるため、マットレスの通気性は他のマットレスと比べて劣ります。

 

マットレス内部に湿気がこもると、コイルの錆やカビの発生などのリスクもあるため、定期的に陰干しする必要があります。

 

ボンネルコイル

 

ボンネルコイルは、コイル同士が上下左右で連結され、体を面で支える特徴があります。

 

コイル同士の連結により、荷重のかかりやすい腰まわりのみが過度に沈みこむことを防ぎます。そのため、腰痛で悩んでいる方にはおすすめのタイプです。

 

また、コイル部分は隙間が空いているため、マットレス内部に湿気がこもりづらいことも特徴です。通気性の高さにより、コイルの錆やカビの発生も防げます。

 

一方、コイルが連結されているため、振動の伝わりやすさはデメリットとして挙げられます。たとえば、寝返りによる振動で、横に寝ている子どもが起きる可能性があるでしょう。

 

コイルレス・ウレタン

 

コイルレス・ウレタンタイプのマットレスは、コイルが搭載されておらず、ウレタン素材で反発力を出していることが特徴です。

 

コイルレス・ウレタンタイプは、ノンコイルタイプともよばれ、コイルタイプより薄くて軽いものが主流です。

 

そのため、立てかけて陰干しする際や収納時などの持ち運びに便利なタイプといえます。

 

通気性にも優れているため湿気がこもりづらく、夏場に寝汗をかきやすい方におすすめです。

 

また、ウレタン素材の密度調整により、低反発タイプや高反発タイプなど、さまざまなニーズに合わせた商品が開発されています。

 

そのため、自身の体に合ったものを選びやすいことも特徴のひとつです。

 

ただし、経年による変形の心配があります。腰や肩など、負荷の高い箇所に経年で「へたり」が発生する可能性があります。そのため、定期的に上下裏表を入れ替える必要があるでしょう。

 

マットレスの厚さは底付き感のないものを選ぶ

 

マットレスを選ぶ視点の最後は、底付き感のないマットレスを選ぶことです。

 

マットレスの厚さが自身の体重と合わない場合、「底付き」を感じる場合があります。底付きとは、体重に対してマットレスの厚さが薄いことで、マットレス下の床の硬さを感じてしまうことです。

 

コイルタイプでは、20cm以上を目安に選ぶとよいでしょう。

 

また、ノンコイルタイプでは、新品のマットレスで起こる場合と、マットレスが経年劣化で発生する場合があります。どちらにしても、最初のマットレス選びが重要です。

 

ノンコイルタイプの厚さの目安は、体重が60kgの方は7cm以上のマットレスを選びましょう。そこから体重が20kg増えるごとに、厚さを2cm~3cm増やしていくことが適正な厚さといえます。

 

自身の体重に合った、底付き感のないマットレスを選ぶようにしましょう。

 

セミダブルマットレスのメリット

 

出典:photoAC

 

次に、セミダブルマットレスのメリットについて解説します。

 

セミダブルマットレスのメリットは、大きく次の3つが挙げられます。

 

  • 余裕を持って眠れる
  • 2人で使用できる
  • 収納が多いベットフレームが多い

 

メリットを理解して、最適なマットレスタイプを選びましょう。

 

余裕を持って眠れる

 

シングルサイズと比べてセミダブルサイズは、横幅が大きく設計されているため、スペースに余裕を持ち眠れるメリットがあります。

 

一般的なシングルサイズの横幅が100cmに対して、セミダブルサイズは120cmであり、20cmも横幅に余裕があります。長さ方向はどちらも195cmと同じです。

 

ストレスなく寝返りをするためには、肩幅の2倍のスペースが必要とされています。

 

身長が170cmの男性の平均肩幅は約39cmとされているため、大柄の男性でもセミダブルサイズの120cm×195cmであれば、ゆったりと余裕を持ち眠れるでしょう。

 

シングルサイズで窮屈に感じている方や、ストレスなく寝返りをうちたい方にはセミダブルマットレスがおすすめです。

 

2人で使用することができる

 

セミダブルマットレスのメリットとして、2人で使用できる点が挙げられます。

 

しかし、基本的にセミダブルマットレスは、大人一人を想定して設計されています。

 

「セミダブルだから大人2人で寝られるだろう」と思われる方もいますが、大人2人で寝るのは窮屈ですし、耐荷重オーバーの可能性があるため控えましょう。

 

ただし、乳児から幼児の小さな子どもとの添い寝であれば2人で使用できます。シングルサイズでの添い寝では窮屈ですが、セミダブルであれば子どもと2人でも余裕を持って寝られます。

 

子どもは寝相がよくない場合が多いため、落ちてしまわないように子どもを壁側にして寝かせましょう。

 

小さな子どもがいる家庭には、セミダブルマットレスはおすすめです。

 

収納が多いベッドフレームが多い

 

セミダブルマットレスに対応したベッドフレームは、収納効率の高いものが多いこともメリットのひとつです。

 

セミダブルマットレスは、ベッドフレームとともに使用する方が多いため、ベッドフレームの種類も豊富です。ベッドの下が収納棚となり、衣類やタオルなどを収納できます。

 

また、収納以外にもライトやコンセントなどが付いているベッドフレームもあります。

 

セミダブルマットレスは、フローリングに直接置いての使用もできますが、湿気が溜まりやすくなるためベッドフレームをあわせて設置した方がよいでしょう。

 

セミダブルマットレスを購入する際は、ベッドフレームの収納機能もあわせて確認する必要があります。

 

セミダブルマットレスのデメリット

 

出典:photoAC

 

次に、セミダブルマットレスのデメリットについて解説します。セミダブルマットレスのデメリットは、次の2つです。

 

  • 部屋のサイズによっては窮屈
  • シングルタイプより価格が高い

 

メリットだけではなく、セミダブルマットレスのデメリットを把握したうえで、購入の検討を進めましょう。

 

部屋のサイズによっては窮屈

 

セミダブルマットレスのデメリットとして、部屋のサイズ次第では窮屈に感じる点があります。

 

セミダブルマットレスは、シングルと比べて幅が20cmのみの差ですが、それでも実際に部屋に置くと圧迫感を感じる方もいるでしょう。

 

とくに、ワンルームにお住まいの方がセミダブルマットレスを購入した場合、マットレスの圧迫感で後悔するケースもあります。事前に部屋のサイズとマットレスのサイズを確認して購入しましょう。

 

ただし、収納の多いベッドフレームの使用により、他の収納が不要になる場合があります。

 

マットレスのサイズがアップしても収納が増えたと考えれば、デメリットではなくなる場合もあります。

 

セミダブルマットレスの購入を検討している方は、サイズアップによるデメリットと収納が増えるメリットを考慮して選びましょう。

 

シングルタイプより価格が高い

 

セミダブルマットレスは、シングルタイプより価格が高くなる傾向があります。

 

サイズのアップにより、単純に使用するコイルの数やウレタン材の量が増えるため、価格は高くなりがちです。

 

また、ベッドフレームもあわせて購入する場合は、シングルタイプのベッドフレームよりも高くなることも考慮する必要があります。

 

セミダブルマットレスの購入を検討している方は、ベッドフレームを含めた価格で検討しましょう。

 

セミダブルマットレスに関するよくある質問

 

出典:photoAC

 

最後に、セミダブルマットレスについてよくある質問をまとめました。

 

質問内容は次の4つです。

 

  • 価格が高いセミダブルマットレスの方が質はよい?
  • セミダブルマットレスが置ける部屋のサイズは?
  • セミダブルマットレスにベッドフレームは必要?
  • セミダブルマットレスに最適なお手入れ方法は?

 

それぞれについて回答します。これからセミダブルマットレスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

価格が高いセミダブルマットレスの方が質はよい?

 

マットレスは、価格の高さと質が比例する傾向にあります。マットレスはどのような素材を使用するかにより価格が変わります。

 

コイル式のマットレスは、コイルの材質や数により価格が変わり、ノンコイル式のマットレスは中材の素材により価格は変わるでしょう。

 

そのため、質のよい素材が使用されていればマットレスの質もよくなります。

 

マットレスの質は耐久性や寝心地のよさを表しますが、とくに影響する要素が耐久性です。

 

価格の低いセミダブルマットレスは、耐久性の低さから定期的な買い替えが必要となり、結果的にコスパが悪くなります。

 

長期的に考えて、価格が高くても質のよいセミダブルマットレスを選ぶことをおすすめします。

 

セミダブルマットレスが置ける部屋のサイズは?

 

一般的に、セミダブルマットレスが置ける部屋のサイズは6畳以上といわれています。

 

ただし、マットレス以外の家具が多い部屋の場合は、6畳では窮屈に感じるでしょう。そのために、生活するうえでの動線が確保できているかの事前確認が必要です。

 

セミダブルマットレスを置いたときに、「他の家具と60cm以上の距離が確保されているか」がひとつの目安です。

 

また、セミダブルマットレスの設置により「コンセントが塞がれないか」、「搬入時の経路に問題ないか」などの確認も必要です。

 

金額的にも大きな買い物のため、部屋のサイズや他の家具との距離などは事前に確認しておきましょう。

 

セミダブルマットレスにベッドフレームは必要?

 

セミダブルマットレスは、床に直接置いての使用も可能ですが、ベッドフレームとあわせての使用が一般的です。

 

床に直接置くと、就寝中に発生した湿気が下に逃げられず、マットレス内にたまりカビの原因となります。そのため、ベッドフレームの設置により湿気の逃げ場を確保する必要があります。

 

また、収納スペースとしての活用もできることから、収納付きベッドフレームが人気です。

 

湿気対策と収納スペースを考慮して、ベッドフレームが必要かどうなのかを考えましょう。

 

セミダブルマットレスに最適なお手入れ方法は?

 

マットレスは洋服やタオルなどと異なり、簡単に洗い干せるものではありません。

 

そのため、定期的にお手入れしないと、マットレス内部の湿気でカビが発生する可能性があります。

 

ノンコイル式のセミダブルマットレスであれば、定期的に干して乾燥させる必要があります。

 

また、樹脂素材で作られたマットレスは丸洗い可能なタイプもあるため、お手入れに不安がある方はそれらを選ぶとよいでしょう。

 

コイル式のセミダブルマットレスは持ち運びが容易ではないため、通気性の高いカバーやベッドフレームを使用するなど、普段から湿気がたまらない工夫が必要です。

 

まとめ

 

出典:photoAC

 

本記事では、おすすめのセミダブルマットレスを、タイプ別で紹介しました。

 

タイプによりマットレスの品質や値段はさまざまなため、特徴を理解したうえでの購入検討が必要です。

 

また、セミダブルマットレスの選び方や、メリットとデメリットについてもあわせて解説しました。マットレスの硬さやサイズ、底付き感などさまざまな視点での検討が必要です。

 

寝具は一度選ぶと変えることが困難です。

 

そのため、本記事の内容を参考にして、自身の体格や部屋のサイズに合ったセミダブルマットレスを選ぶようにしましょう。

 

※本記事の情報は2024年4月時点のものです。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。

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