ハクビシンを見つけたらどうする?対処法や対策を徹底解説
出典:photoAC
東京を中心に、ハクビシンが増えているという話を聞いたことのある方は少なくないでしょう。
日本人にとってハクビシンはあまり馴染みのない動物ですが、現代では人間の住処の近くで暮らしています。
そのため自宅や倉庫、作業場などでハクビシンを見かける可能性は十分にあるといえます。ハクビシンを見つけたら、基本的には近寄らず放置しましょう。
ただし自宅にハクビシンがいる場合、正しい手順で追い払う必要があります。
本記事ではハクビシンを見つけたときの対処法と、ハクビシンを追い払うポイントを解説します。
ハクビシンによる被害や侵入防止策もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
都内でハクビシンが増加中
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ハクビシンは台湾周辺から来た外来種であるため、日本においてハクビシンをよく知る方は少ないでしょう。
しかし現在、都内ではたぬきを超える数のハクビシンが生息しているとされ、問題視されています。
そこでまずはハクビシンについて、次の2点から基本的な情報を紹介します。
- ハクビシンとは
- ハクビシンが増加している原因
ハクビシンへの理解を深め、適切に対処しましょう。
ハクビシンとは
ハクビシンは、白くまっすぐな鼻筋とスラリとした柔らかい体躯を持つネコ科の動物です。
夜行性で、果実や虫、小動物などさまざまなものをエサとして食べます。
顔立ちはネコやタヌキに似ており、愛らしい外見から餌付けしようと考える方も少なくありません。
しかしハクビシンは人間の住処に侵入し、農作物を食べてしまいます。
糞による家屋への被害もあり、ハクビシンの数が増えるのは大きな問題といえるでしょう。
またハクビシンは上下運動が得意で、木登りも簡単にできてしまいます。
電線を渡ることもできるうえ、体が小さいため屋根の隙間から人間の住処に入ることも少なくありません。
ハクビシンが増加している原因
主に都内でハクビシンが増加している原因は、次のとおりです。
- 餌となる食料が放置されている
- 生ゴミが放置されている
- 空き家が放置されている
- 剪定した樹木が放置されている
ハクビシンは餌や住処を求めて人間の住む場所にあらわれます。
餌となる野菜や果実、ペットフードが外に放置されている状況では、そのまま食料のある家に住み着いてしまうでしょう。
また隠れ家となる空き家や樹木が多いこともハクビシン増加の要因とされています。
ハクビシン増加を防ぐには、家や庭のメンテナンスを地域全体で欠かさずおこなうことが重要です。
ハクビシンを見つけたらどうする?
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もしハクビシンを見つけた場合は、次の方法で追い払うか捕獲しましょう。
- 自力で追い払う
- 業者に捕獲してもらう
ここからはそれぞれの方法のメリットとデメリット、注意点などについて詳しく解説します。
自力で追い払う
数匹程度のハクビシンであれば、自力で追い払うことも可能です。
ハクビシンを自力で追い払いたいときは、忌避剤または木酢液のスプレーを撒いておきましょう。
ハクビシンの天敵は、オオカミです。オオカミの尿が含まれた忌避剤を自宅の周辺に置いておくと効果的です。
またハクビシンが嫌う木酢液を撒いておけば、ハクビシンを追い払えるでしょう。
そして次に、ハクビシンの侵入経路を塞ぎます。家の隙間を天井裏まで細かく確認し、金属製の網で塞ぎましょう。
ただし鳥獣保護管理法により、ハクビシンの無断駆除は禁止されています。
ハクビシンを直接捕獲して数を減らしたいときは、役所に申請をおこないましょう。
捕獲の許可が出たら、小型の箱ワナを使用してハクビシンを直接捕まえます。
業者に捕獲してもらう
ハクビシンの捕獲方法についてノウハウを持つ方は少ないため、業者に依頼すると安心でしょう。
業者にハクビシンの捕獲を依頼するメリットは、次のとおりです。
- 体力が必要な作業を任せられる
- ハクビシン駆除の手続きを代行してもらえる
- 再発防止の対策も依頼できる
- 自力駆除による健康面のリスクを減らせる
再びハクビシンがあらわれたときの保証を用意している業者も多く、再発時も安心して依頼できるでしょう。
業者により異なりますが、ハクビシン駆除を依頼した場合の費用目安は5万円~10万円程度です。
依頼内容や自宅の広さにより、駆除費用は大きく異なります。
まずは複数の業者で見積もりをもらい、サービスと料金を比較してみてください。
ハクビシンの侵入を放置した場合の被害
出典:photoAC
自宅に侵入したハクビシンを放置した場合、考えられる被害は次のとおりです。
- 屋根裏に住み着く
- 断熱材がはがれる
- 火災の原因となる
- 害虫が増える
そのままハクビシンを放置すれば、大きなトラブルにつながる可能性もあります。
ハクビシンにお悩みの方は、詳しい被害の内容をぜひチェックしてみてください。
屋根裏に住み着く
ハクビシンを追い払わずそのままにしておくと、屋根裏に住み着く可能性があります。
ハクビシンは木登りが得意で、屋根の隙間から屋根裏や天井に侵入し、そのまま住み着くことがあります。
一度ハクビシンが屋根裏に住み着くと子どもが増え、夜中に騒音を立てるようになるでしょう。
またハクビシンには同じ場所に繰り返し排泄する性質があり、溜まった糞尿により天井が腐食する可能性があります。
天井から尿が落ちてくることもあり、精神的なダメージも非常に大きいでしょう。
断熱材がはがれる
ハクビシンは暖かいものを好むことから、家の断熱材を剥がしてしまいます。
剥がされた断熱材はハクビシンの寝床として使用されるため、家に住むハクビシンの数が増えるほど断熱材への被害は拡大します。
断熱材が剥がれるとリフォームが必要になるケースもあり、費用面の負担は大きいといえるでしょう。
火災の原因となる
屋根裏には配線が通っていることも多く、ハクビシンが壁を齧れば配線が剥き出しの状態になります。
剥き出しとなった配線にハクビシンが尿をかけると、配線がショートし火災の原因となるでしょう。
ハクビシンには手頃な柔らかさのものを齧る性質もあり、配線を直接齧られることもあります。
配線の接続が悪くなれば、家電にも影響が出るでしょう。
害虫が増える
ハクビシンは野生生物であり、体にはノミやダニなどの害虫が住んでいます。
家にハクビシンが住み着くようになれば、ノミやダニも家に侵入して増えてしまうでしょう。
ノミやダニの死骸も、アレルギーの原因となります。喘息を起こす可能性もあり、とくに乳幼児には非常に危険といえるでしょう。
またハクビシンが病原菌を持ち込み、感染が拡大する恐れもあります。
自宅や自宅の敷地内でハクビシンを見つけたら、放置せず早めに対処してみてください。
ハクビシンの被害防止対策
出典:photoAC
ハクビシンの被害を防止するためには、次の対策が効果的です。
- エサ対策をする
- 忌避剤を屋根裏やゴミ捨て場に設置する
- 侵入できる隙間をふさぐ
今後ハクビシンが自宅に侵入しないよう、普段からハクビシン対策を徹底しておきましょう。
エサ対策をする
ハクビシンはエサを求めて人間の居住エリアに侵入するため、まずはエサとなるものを隠しましょう。
まず庭や屋外に食品を放置するのは避け、必ず家のなかで保管するよう心がけてみてください。
とくにハクビシンは果物を好みます。家庭菜園で育てている場合、果物は早めに収穫して家の冷蔵庫で保管しましょう。
また生ゴミを出す際にも注意が必要です。ハクビシンは夜行性であり、夜中に生ゴミを出すと食い荒らされてしまいます。
自治体の決まりを確認し、生ゴミはなるべく早朝に出しましょう。
忌避剤を屋根裏やゴミ捨て場に設置する
ハクビシンを家から遠ざけるためには、忌避剤の設置がおすすめです。
忌避剤とは、ハクビシンが嫌がる臭いを発してハクビシンを遠ざけるアイテムです。
ハクビシンはオオカミを天敵としており、オオカミの尿100%の忌避剤を使用すれば侵入を防げます。
忌避剤を入手したら、ハクビシンが発生しやすい屋根裏やゴミ捨て場に設置しましょう。
一度忌避剤を設置したらそのまま放置するのではなく、製品に記載の有効期限を確認して定期的に取り替えてみてください。
侵入できる隙間をふさぐ
ハクビシンの体格は小さく、家のわずかな隙間からも侵入してしまいます。家の隙間をできる限りふさぎ、ハクビシンが侵入しない環境を作りましょう。
ハクビシンをはじめとする野生生物は、主に次の箇所から家に侵入します。
- 通気口
- 換気口
- 壁のひび割れ
- 軒下
小さな隙間も油断せず、金網で塞ぎましょう。塞ぐときに使用する金網は、なるべく網目の小さなものを選びましょう。
網目が大きいと、ハクビシンは網目の間を食い破り侵入する可能性があります。
ハクビシンに関するよくある質問
出典:photoAC
最後に、ハクビシンに関する次の質問に回答します。
- ハクビシンは人を襲いますか?
- ハクビシンの巣ができる場所は?
- ハクビシンの駆除を業者に依頼する方法は?
落ち着いてハクビシンに対処するため、確認しておきましょう。
ハクビシンは人を襲いますか?
ハクビシンは臆病な性格の動物であり、積極的に人を襲うことはありません。
道端でハクビシンを見つけたら、不用意に近づかず静かにその場を離れましょう。
自宅でハクビシンを見つけた場合でも、危害を加えなければ襲われることはないでしょう。
しかしハクビシンが子育て中の場合や身の危険を感じた場合、警戒心が強くなるため人間に噛み付く可能性があります。
ハクビシンに手を出すのは避け、刺激を与えないようにしましょう。
またハクビシンは小動物を捕食するため、鳥や子猫を襲う可能性があります。
ペットとして子猫や鳥を飼育している方は、ハクビシンに十分注意してください。
ハクビシンの巣ができる場所は?
自然界において、ハクビシンの巣はほかの動物が作った巣穴や木の隙間、岩穴や洞窟です。
自力で一から巣を作るのは苦手であるため、環境に適した場所を巣として使用するケースが大半です。
もしハクビシンが家に侵入している場合、屋根裏や床下、倉庫などに住み着く可能性があります。
ハクビシンから見て、人間の住処は暖かく食べ物も豊富にあります。
また天敵が来ることも基本的にはないため、安心できる巣として人間の住居に長く住もうとします。
ハクビシンは賢く、一度人間の住処の快適さを覚えると何度でも戻ります。
うまくハクビシンを追い出せたとしても、しばらく経つと元の場所に戻る可能性は高いでしょう。
ハクビシンの再侵入を防ぐには、プロの力を借りる必要があります。
ハクビシンの駆除を業者に依頼する方法は?
ハクビシンを自力で追い払えない場合、まずはハクビシンに対応している業者を探しましょう。
業者に依頼した場合の費用相場は、エリアにより異なりますが5万円~10万円程度です。
駆除エリアが広いほど、必要な費用も上がります。
複数の業者で見積もりをもらい、丁寧なサービスを提供しているか、費用は適正かどうか見極めましょう。
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ここからは、害獣駆除を対応しているおすすめのサービスを紹介します。
- 害獣駆除110番
- ハウスプロテクト
- 駆除ザウルス
それぞれ、特徴を紹介するためぜひ参考にしてみてください。
害獣駆除110番
害獣駆除110番は東証一部上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、害獣駆除業者です。
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ハクビシンの駆除は21,800円(税込)〜です。
現地調査と見積もりが無料で、24時間365日相談を受け付けしているため、ハクビシンの被害にお悩みの方は公式サイトの問い合わせフォームもしくは電話にて相談してみてください。
ハウスプロテクト
ハウスプロテクトは株式会社GROWTHが運営する、害獣駆除業者です。
2021年9月におこなわれたサイト比較イメージ調査にて、顧客満足度、サービス品質、解決スピードの部門で3冠を達成しています。
対応エリアは関東、関西、東海、中四国、九州エリアであり、北海道や東北などでは利用できない点に注意しておきましょう。
駆除料金は現地調査や見積もりのあとに提示されますが、最初の見積もり以外は追加料金は一切かかりません。
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駆除ザウルス
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駆除業者が加盟するペストコントロール協会に加盟しており、定期的な講習会や研修会を開催し、知識の向上を日々目指しています。
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まとめ
出典:photoAC
今回はハクビシン増加の実態や駆除方法、ハクビシンによる被害や侵入を防ぐ方法などについて解説しました。
ハクビシンは見慣れない動物ですが、人口の多い都市部を中心として確実に数を増やしています。
自宅でハクビシンを見つけたら、駆除はせず早めに追い出しましょう。うまく対処ができない場合、早めに業者に依頼してみてください。
ハクビシンを生活圏から安全に遠ざけるため、ハクビシンが入りそうな隙間を塞ぎ、食品を隠すことも重要です。
被害が出るまえに、ハクビシン対策をはじめましょう。