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明治の偉人を輩出した萩の私塾の主宰者の名は?|旅する雑学(68)

出典:photoAC(私塾の建物の中には主催者の像が)


山口県の萩市は、隣接する山陰の小京都とも呼ばれる島根県の津和野町とともに、萩・津和野エリアとして幅広い層の人に人気の観光地です。江戸の香りを残す武家屋敷や城下町に加え、明治日本の産業革命遺産や萩ジオパークなど、明治の胎動を感じさせるスポットが揃っています。


その萩で伊藤博文や山県有朋、高杉晋作などの偉人を輩出した私塾がありました。私塾を引き継ぎ、彼らを指導した高名な主宰者の名は?

 

 

旅する雑学「明治の偉人を輩出した萩の私塾の主宰者の名は?」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(吉田松陰先生と記された像)

 

正解は、「吉田松陰」でした。

 

代々萩藩の兵学師範をしていた吉田家に養子として入った「吉田松陰」は、早くからその才能を発揮します。全国を歩き、海外渡航まで図って投獄の憂き目にあうなど、平坦な道のりではありませんでした。

 

紆余曲折を経て私塾「松下村塾」を引き継ぐと、松陰に教えを請い集まった者たちを分け隔てなく指導し、多くの人材を輩出しています。安政の大獄で処刑されたとき、僅か29歳でした。

 

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