「藺草」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (95)
出典:筆者作成
湿地などに生える多年草で、日本では昔から畳を作るのに使われていました。新しい畳の、あの森の中にいるような独特の香りは、この草の「フィトンチッド」という成分のためではないかと言われています。
リラックス効果、ストレス解消効果が期待できるようです。殺菌、消臭効果もある成分なので、消臭スプレーなどにも使われています。
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難読漢字クイズ「藺草」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、藺草(いぐさ)でした。
い草、イグサ、と表記されることが多いですが、漢字表記はこのようになります。ちなみにこの植物の標準和名は「イ」で、これは最も短い標準和名なのだそうです。古くから日本人に馴染みの深い草だということが良くわかりますね。
畳やゴザだけでなく、帽子や、ちまきを結ぶ紐、和蝋燭の芯として現在でも使われています。想像するだけで、良い香りが漂ってきそうです。