まめ得のタネ

50代。離婚はしませんが、知りたい慰謝料や財産分与のこと……|悩みを解決!(48)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

 

【今回のご相談】子育てが一段落して今後の人生を考えています。離婚はしないと思いますが、慰謝料などについて知っておきたいです。

 

■年代:50代 ■性別:女性 ■相談カテゴリ:離婚・人生

 

───今回ご紹介するのは、離婚はしないと思うが慰謝料や財産分与などについて知っておきたいという女性のご相談です。

 

「子供が社会人となり、親の役割も一段落しました。これからの人生をどう生きようかと考えているところです。一つの選択肢として、離婚したらどうなるのかな?と考えることがあります。」

 

「人生を振り返ってみると、経済的に不安なく過ごせたことは夫に感謝しています。ですが、不満も湧き上がってきてしまって……。自営業のため、私も会社の手伝いをしていました。手伝いと言っても掃除や片づけです。そして、家に戻ってもまた掃除や家事。そして子育てはほとんど一人でしていました。」

 

「会社のため、家族のため、子供のため、皆が喜んでくれるから頑張って役割を果たしていたのだと思いますが、我慢することも多かったように思います。それなのに、夫は自由に過ごしていたように思うと腹が立ってきます。」

 

「経済的になんとかなるなら離婚して自由に過ごすのもいいかな~と考えたりもします。そのようなことをイメージしても離婚はしないと思いますが、慰謝料ってもらえるものなのか?財産はどう分けるのか?少し知っておきたいと思い相談しました。」

 

 

【お答え】価値観の違いなどによる慰謝料の請求は難しいです。離婚条件は基本的にご夫婦で話し合って決めます(協議離婚)

 

 

「子育て頑張りましたね。自分の時間ができたら好きなことをしよう!と思って頑張っていたと思います。ですが、いざ時間ができると、あれこれ余計なことを考えてしまうものですね。」

 

「特に女性は、娘の役割から始まり、結婚したらお嫁さん、子供を産んだら母の役割、そしてまた介護で娘の役割と、誰かのために役割を果たすことを励みにしていることが多いですね。急に自分のことだけ考えるとなると戸惑ってしまうお気持ちもわかります。」

 

「離婚するときの慰謝料についてですが、離婚に至る原因(DV・不貞行為など)を作った有責配偶者に対しての慰謝料請求となります。DVや不貞行為等があれば慰謝料請求ができる可能性はありますが、性格の不一致や価値観の違い等では請求は難しいですね。」

 

「財産分与については、基本的には、婚姻期間に夫婦で一緒につくりあげた夫婦共同財産を夫婦で分割して清算することになります。どのような割合によって財産分与を定めるかについては、夫婦で共同財産を半分ずつに分けることが平等であるとの「2分の1ルール」という考え方を基本として、実際には財産分与が行なわれています。」

 

「もちろん、夫婦で財産分与の話し合いを進めていくときは、2分の1ルールにとらわれず、そのほかの要素を加味して財産分与の割合を調整して決めることもできます。」

 

「そもそもですが、離婚は双方の同意がなければできません。今は、自分が楽しめることを優先して考えるといいですね。思いつかなければ、色々なことにチャレンジしながら見つけていくと良いかと思います。楽しい時間を過ごしてくださいね。」

 

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

 

 

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