岡山の吉備津神社は昔話ゆかりの地。その昔話とは?|旅する雑学(50)
岡山県吉備津は、岡山市の中心部から離れた田園地帯にあります。あまり観光施設はありませんが、とある神社を見るために多くの人が訪れる地です。
その名は、吉備津神社。360mの美しい回廊で有名なこの神社は、実はある有名な昔話(伝説)のゆかりの地とされているんです。岡山といえば……と説明すればピンとくる方もいるかもしれません。童謡にもなったこのお話、みなさんは分かりますか?
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旅する雑学「岡山の吉備津神社は昔話ゆかりの地。その昔話とは?」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(吉備津神社が由来となった昔話は桃太郎でした)
正解は、「桃太郎」でした。
吉備津神社は桃太郎伝説ゆかりの地で、桃太郎のモデルとなった吉備津彦命(きびつひこのみこと)の温羅(うら)退治にまつわる伝説が残っています。
温羅退治とは、吉備津彦命が百済の国からやってきた侵略者である「温羅」を退治するというエピソードで、桃太郎の話における鬼退治と対応しています。
この桃太郎の元になった温羅退治では、雉が温羅の化けた姿として登場したり、吉備津彦命が鷹に変身したりと、桃太郎とは異なる意外な設定も多く見られます。