「早贄」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (61)
出典:筆者作成
秋から冬にかけての紅葉の後、葉っぱが落ちた木々の中に不思議な形をした枝を見つけて「何だろう?」と思った事はありませんか。近寄ってよく見てみると、トカゲやヤモリ、昆虫などが枝に突き刺さっていてびっくりした経験をされた方もいるでしょう。
これらの正体を早贄と言いますが、さて何と読むのでしょうか?百舌鳥(もず)という鳥の仕業だと言われています。
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難読漢字クイズ「早贄」の答えはこちら。読めましたか?
正解は、早贄(はやにえ)でした。
どうして百舌鳥(もず)が早贄をするのかはまだまだ謎が多いようですが、以前からの仮説のひとつとしては冬の間の保存食にするというものがあります。
最近では2019 年に百舌鳥の雄の歌の質を高める効果があるという研究結果が報告されています。繁殖期前の1月にたくさん早贄を食べた雄の歌声は、雌にとってとても魅力的な歌になるそうです。