「ジャスミン」の効果・効能・レシピ|スパイス・ハーブ手帖(22)
中華料理のお店で定番の、独特の香りと風味を放つジャスミンティー。その名の通り、ジャスミンの花によって香りづけられたお茶がジャスミンティーです。
ジャスミンは一般的に美容に良いとされていますが、それ以外にも様々な効能があります。また、ジャスミンティーにひと工夫することによって様々な楽しみ方ができますよ。
もくじ
ジャスミンの特徴
ジャスミンは、主に東南アジアやアフリカなどの熱帯や亜熱帯地域が原産です。 一口にジャスミンと言ってもジャスミンには様々な種類が存在し、食用だけでなく観賞用も含めると100種類近くの種類があります。
また、ジャスミンティーに用いられるジャスミンにはマツリカが使用されますが、このマツリカは「一夜花」といって夜間に咲く珍しい花です。 ジャスミンティー発祥の地である中国では、18世紀頃に取り引きが開始されたと言われています。
ジャスミンの効果・効能
ジャスミンの効果・効能①<リラックス効果>
ジャスミンの効能として有名なのがリラックス効果です。ジャスミン特有のふんわりとした香りには心を穏やかにするリラックス効果があるとされています。
ジャスミンの効果・効能②<ストレス改善>
ジャスミンにはリラックス効果と共に、緊張を鎮めることで気持ちをリフレッシュさせ、ストレスを改善させる効能があるとも言われています。
ジャスミンの効果・効能③<疲労回復>
ジャスミンは自律神経に対しても良い効果があるという研究結果があり、疲労回復の効果も期待できます。
ジャスミンを用いた参考レシピ
出典:photoAC(ほんのりとした香りが心を落ち着かせてくれます)
<中華料理店の定番・ジャスミンティー>
ジャスミンの利用法として、まず有名なのがジャスミンティーです。作る際のベースとするお茶でおすすめなのは、ウーロン茶。香りの強い茶をベースにしてしまうとジャスミンの香りを打ち消してしまいます。
作り方は至ってシンプルで、ベースとなるお茶の葉にジャスミンの花を入れ、ビンに一週間漬けておくだけです。これだけで簡単に手作りジャスミンティーの出来上がりです。
<アレンジ・ジャスミンドリンク>
ジャスミンティーにひと工夫することで、更に味わいが広がります。ジャスミンティーを冷蔵庫で冷やし、十分に冷えたものにジンジャーエールを混ぜるだけで相性抜群のドリンクが作れます。
また、鍋で砂糖・水と一緒にジャスミンティーを沸騰させ、煮出したものに牛乳を加えるだけで、簡単にジャスミンミルクティーの出来上がりです。