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鳥取県にある白兎伝説。兎を助けた神様の名前、知ってる?|旅する雑学(28)

出典:photoAC(白兎が祀られている白兎神社には、白兎の像がいくつもあります)


鳥取県の東部地方には、「因幡の白兎伝説」という古事記にも記されている伝説があります。

 

その伝説とは、昔、離島から海を渡って本州に行きたかった兎がいました。その兎は鮫を騙して海を渡りました。しかし、怒った鮫は兎の皮を剥いてしまいました。兎は色々な神様に「痛いので助けて欲しい」とお願いするのですが、意地悪い神様に「海水をつけると治る」と言われ、言われたまま海水をつけて、余計に傷が悪化してしまいました。

 

そこに通りかかった心の優しい神様が、綺麗な水を兎にかけてあげて、兎の傷を治したと言い伝えられています。さて、ここで問題ですが、兎を助けたと言われる心の優しい神様は誰でしょうか?

 

 

旅する雑学「兎を助けた神様の名前」の答えはこちら。わかりましたか?

 

出典:photoAC(白兎を助けたのは大国主命でした)

 

正解は、「大国主命」でした。

 

大国主命は出雲大社のご祭神です。この伝説は、大国主命の兄たちが、絶世の美女と言われる八神姫という女性に求婚するため因幡の国までやってきました。大国主命は兄たちの荷物持ちで、一緒に因幡の国までやってきました。

 

その時に通りかかった兎を助けた事から因幡の白兎伝説が語り継がれました。

その後、大国主命には様々な試練が訪れますが、見事に乗り越えて出雲国を任される事になります。

 

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