「ターメリック」の効果・効能・レシピ。別名ウコン|スパイス・ハーブ手帖(15)
出典:photoAC(コマーシャルで馴染みのあるスパイス「ターメリック」)
ターメリックというスパイスはご存じでしょうか?テレビコマーシャルなどでは、ウコンという言葉で宣伝されていますから、そちらの方で馴染みがある事と思います。
元は、ショウガ科ウコン属の多年草で、インドから伝わってきました。日本ではカレー料理の他に、二日酔いの症状を緩和するドリンクの原料として利用されています。
もくじ
ターメリック・ウコンの特徴
黄色やオレンジ色が特徴のターメリックはインドが発祥で、インド料理ばかりではなく、医療にも使われていました。重宝されているのは、ターメリックに含まれている成分のクルクミンです。そのクルクミンの肝臓への医学的な効果が注目され、日本では二日酔いの症状を和らげるドリンクとしてテレビコマーシャルで数多く宣伝されてきました。また、黄金色は着色料としても利用されています。
ターメリック・ウコンの効果・効能
ターメリック・ウコンの効果・効能①<関節炎に>
ターメリックには特に膝の関節炎を抑制する効果があると言われています。
ターメリック・ウコンの効果・効能②<酸化防止に>
ターメリックは抗酸化物質として強力ですので、酸化を防ぐ効果があると言われています。
ターメリック・ウコンの効果・効能③<ぜんそくに>
ターメリックとボスウェリアおよび甘草(カンゾウ)根を併用すると、ぜんそくの予防効果があると研究で実証されました。
ターメリック・ウコンの効果・効能④<うつ病に>
ターメリックは、うつ病治療に安全で有効であることが研究で示されているそうです。
ターメリック・ウコンを用いた参考レシピ
出典:photoAC(定番のターメリックで仕上げたカレー)
ターメリック・ウコンのレシピ①<カレーのスパイスとして>
幅広くいろんな料理に利用されているターメリックですが、代表的なのは、やはりカレー。元はショウガ科ですのでショウガの香りと柑橘系の香りで、香りづけとしても重宝されます。野菜を煮た後に市販のカレールーとターメリックを入れましょう。土臭さが気になる方には、よく煮込むことをお勧めします。そうすれば全くターメリックの臭さはありません。粉っぽさを感じる方は少量にします。
ターメリック・ウコンのレシピ②<ターメリックライス>
色付けに利用してみましょう。黄金色や黄色の色鮮やかな美味しそうな見た目の色がつきます。炊飯器に洗った米、水、ターメリックとバターと塩を少量入れて軽くかき混ぜて炊くだけで出来上がります。