まめ得のタネ

後継者問題に直面!長年会っていない息子はいるのですが……|悩みを解決!(9)

出典:編集部にて作成


ひとは老若男女を問わず、悩みを抱えて生きているものです。その悩みの中には家族や親しい友人には相談しづらくて、一人で抱え込んでしまう悩みがあります。辛くて押しつぶされそうになることもありますよね。

 

でも、人に話すだけで気持ちが少し軽くなることもあります。カウンセラーは、そんなお悩みに寄り添ってお話を聞きながら、一歩を踏み出すお手伝いをしています。

 

この「悩みを解決!」シリーズでは、カウンセラーが出会ったお悩みをご紹介します。今回は、すみす先生に寄せられた相談です。参考になることが一つでもあるとうれしいです。人生は楽しくなきゃネ!

 

 

【今回のご相談】後継者問題に直面し、離婚してから会っていない息子に会おうかどうか迷っているというお悩みです

 

 

■年代:50性別:男性 相談カテゴリ:後継者問題・家族関係

 

─── 今回ご紹介をするのは、後継者のことを考えていたら、離婚してから会っていない息子さんに会いたいという思いが強くなり、会って良いものかどうか迷っている男性のお悩みです。

 

「私は22年前に離婚しました。私が妻に一目惚れして結婚しましたが、妻と母の関係が上手くいかず、結局私から離婚を言い出してしまいました。同居していましたので、当時は二人が居る家に帰ることが嫌になり、嫁・姑問題に疲れてしまったという感じでした」

 

「2歳だった息子は、妻が引き取りました。離婚協議書は作成しませんでしたが、約束したとおり、息子に会うことはせず、養育費は大学卒業まで払いました」

 

「私は、父から引継いだ造園業を営んでおります。大変な時期もありましたが、コロナ禍でガーデニングや家庭菜園の需要が高まったこともあり経営は安定しています。丹精込めて育てた植物で素敵な庭を造ったり、それを見て癒される人がいることが何より嬉しく、この仕事が好きで誇りに思っています」

 

「ただ、60歳を目前にして後継者のことを考えています。家族経営で頑張ってきましたので、息子に引き継げたらよかったな~なんて、今頃になって息子のことが気になって仕方なくなってきました」

 

「造園業を引き継いでくれないか?なんて言えるわけはないですが、会うなら今しかないようにも思えて、会いたいと伝えようか迷っています」

 

 

【お答え】息子さんもある程度心構えができる年齢になっていますし、会う機会をつくってみると良いと思います

 

 

「離婚されてからも事業を成功させ、父親としての責任も果たされて素晴らしいと思います」

 

「公正証書(離婚協議書)を作成しても、養育費を払わなくなってしまう人も多い中、きちんと養育費を払い、会うことはなかったとしても、お子様のことを大切に思われてきたお気持ちは、息子さんにも伝わっているかと思います」

 

「お子様の側も、離婚した父親に会いたいと思っている人は多いようです。家庭を持つようになったり、社会人になり色々な事情を聞いても受け入れられる心構えができてくると、会ってみるケースも多いようですね。逆に、嫌な経験が鮮明に残っていたり、充実した生活を送っていることから今更会う必要はないと考える方もいるようです。様々な考え方があるのは当然ですよね」

 

「お子様が会いたい理由としては、真実を知りたい・自分のことをどう思っていたのか知りたいとの思いが強いようなので、実際に会われた時には、イメージしている再会とは少しギャップがあるかもしれませんね」

 

「ですが、会いたいとの申し入れをしてみると良いかと思います。そして、造園業に興味を持ってくれたら嬉しいですね」

 

 

カウンセラー:すみす先生

 

 

楽しい婚活をモットーに、国際結婚・中高年の方をメインに結婚相談所をしております。様々な結婚への現場経験を活かして、お悩みをお持ちの方にスッキリ、爽やかな気持ちになっていただけるようにお答えしたいと思っています。

 

一般社団法人ブライダルアライアンス 東海支部理事

LINEトークCare 公式カウンセラー

■名古屋婚活 With You

 

 

 

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