長崎名物・ちゃんぽんの元になった料理が何か、知ってる?|旅する雑学(13)
長崎といえば、「ちゃんぽん」をイメージすると思います。鶏ガラや豚骨の旨味が凝縮したスープ、そして唐灰汁(とうあく)の独特な風味としっかりした食感の麺、海の幸に山の幸を盛り込んだ具材、それらが三位一体になったのが、長崎を代表する麺料理・ちゃんぽんです。しかし、その歴史は長崎ではなく、中国だとも言われています。ちゃんぽんという麺料理、その元になったものをご存知ですか?
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旅する雑学「長崎名物・ちゃんぽんの元になった料理」の答えはこちら。わかりましたか?
出典:photoAC(ちゃんぽんの元になった中華スープ)
正解は、「湯肉絲麺(トンニイシイメン)」でした。
ちゃんぽんの発祥は、四海楼という長崎の中華店です。その創業者である陳平順さんが、明治中期に貧しい中国人留学生のために、安くて栄養のある食べ物を提供するために考案したとされています。その元となったのは、鍋で具と麺を煮る湯肉絲麺(トンニイシイメン)ではないかと言われています。椎茸、筍、ねぎなどを入れたあっさりしたスープです。