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「小草生月」は何と読む?難読漢字クイズ|美しい日本語 (23)

出典:筆者作成


立春(2月4日)を過ぎると暦の上では春。まだまだ寒い日が続きますが、早いところでは梅の開花がはじまり、列島を北上しはじめます。雪の下や土の下では小さな草々が芽吹こうと準備をはじめています。2月の異名、小草生月を何と読むでしょうか。

 

 

 

難読漢字クイズ「小草生月」の答えはこちら。読めましたか?

 

 

正解は、小草生月(おぐさおいづき)でした。

小さな草が生まれる月。自然と寄り添う暮らしを営んできた日本で生まれた、美しい日本語の月名だと感じます。

2月の異名には、小草生月の他、如月(きさらぎ)、梅見月(うめみづき)、初花月(はつはなづき)、雪消月(ゆきげづき)などがあります。私たちが最も身近に用いる如月の語源は、寒さのためにさらに衣を重ね着ることから衣更着、季節が陽気になり始める時節であることから気更来であったという説も(日本大歳時記)。

 

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